寄り道ブログ
寄り道な人生をしています。読んだ小説や、見た映画・アニメの感想などを投稿していきます。
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TVアニメ ドキドキ!プリキュア #24 「衝撃!まこぴーアイドル引退宣言!」 感想
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 苦悩するまこぴー。
 亜久里に指摘され、アイドルという仕事に改めて向き合うことになりました。
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 思い悩むまこぴー。わかりきっていたことですが、アン王女が見つかったことで、アイドル業への意味が見出せなくなっていました。まこぴーのこの問題は、いつか直面するはずでしたし、今やらなければならない問題でしょうね。その解決方法も、わかりきったものではありましたが、まこぴーを通してしか語れない要素ですから、やっておかなくてはいけないでしょう。

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 今回は演出の人の個性もあってか、変わった絵、変わった構図が多かった印象があります。このみんなを下から見上げるような視点もその一つで、なかなか見る機会はないでしょうね。
 そして、相談しているところへ亜久里が登場! 神出鬼没なところは正体不明な雰囲気を助長させていますね。

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 セバスチャンに振る舞われたモモのロールケーキに感動し、グルメ漫画のようなリアクションをとる亜久里は、歳相応の女子に見えました。けれど、小学生にしてここまで言葉たくみに表現できるところは、やはり年齢離れしているのかも。

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 惜しみない賞賛をセバスチャンへ送る女子小学生。身長差もあってか、とても不思議な光景ですね。亜久里も認めるセバスチャンの執事スキルと愛。まさか、これが次回への伏線なんじゃないかと思ったりして。

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 楽しい空気から一転。流れはまこぴーの歌を批判する展開に。荒ぶるダビィがカワイイですね。ダビィはまこぴー関連には感情的になりますから、ある意味、こういう展開だからこそ、活き活きとしたダビィが見られるのかもしれません。
 亜久里のいうことはもっともな正論かもしれませんが、その上から目線は、やはり気になるところです。彼女がプリキュアを成長させる師匠ポジションということはわかりますが、亜久里の正体が不明で、彼女の動機などがわからない以上、信用もできなければ信頼もできないのが正直なところかもしれません。
 キュアエースは一人だけでもじゅうぶんな強さがありますから、一人でだって戦えるのでは? とも思います。だとすると、一人で孤軍奮闘してしまえばいいわけで、マナたちを成長させる意図がわかりませんよね。なんだか、強さと目的がチグハグで、何をしたいのかわかりにくいです。戦力が足りず、仲間が欲しいのなら、そういうところを見せてほしいですよね。師匠キャラとして存在しているわりには、弟子を育てる意図がわからないというか。
 これも一つの愛の形? ライオンのような感じでしょうか。

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 ズタボロにいわれてしまったこともあって、まこぴーは引退宣言をします。もともとそのつもりだったかもしれませんし、亜久里に背中を押された形になったのでしょうね。

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 まこぴーにアイドルを辞めさせないようにするため、アン王女に変装(?)して説得を試みるマナ。しかし、まこぴーは自分の呼び方で、マナの変装だと見破ります。でも、呼び方が完璧だったら見破れなかったのかな・・・気になります。
 まこぴーからしたら、その稚拙な変装は噴飯ものじゃないかと思いますが、マナの変装にはそこまで怒りはないようですね。変装につっこまなかったのは、ちょっとズレたまこぴーからすると、もしかすると「すごい上手な変装!」なんて思っていたりして。

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 ありすがまこぴーを歌わせるために用意したオーケストラ。お金にものをいわせた物量作戦ですね。まこぴーが意外とウズウズしていたのが印象的でした。歌手たるもの、あのようなオーケストラで伴奏されたら歌いたくなってしまうものかもしれません。歌手じゃないからわかりませんが。

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 プリキュアとしてパワーアップするため、トレーニングにはげむまこぴー。振り回されて絶叫しているダビィがカワイイです。
 そんなところに、マナの音痴な子守唄が聞こえてきました。マナの音痴設定が久しぶりに活用されましたね。
 アイちゃんのために歌おうとするまこぴーですが、それさえ拒絶します。アイドルを辞めるという決意は固いようです。まさか、あのアイちゃんにとろけまくっているまこぴーが、アイちゃんを泣かせたままにするとは・・・。まこぴーの意志の固さをよく表現したシーンでした。

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 まこぴーの本当の気持ちを信じているダビィ。この信頼関係は他のプリキュア・妖精とは一線を画す絆の強さですね。でも、このシーンは光の向きもあって、ダビィが悪巧みをしているように見えてしまいました(笑)。

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 すっかりトリオにとけこみ、ゴルフ場へ入り浸るリーヴァさん。リーヴァ、グーラ流のボウリングの楽しみ方が判明しましたが、どちらもジコチュー極まりない楽しみ方。もし彼らがプリキュアとゲーム対決をした場合、反則負けしそうですね。
 あ、でもルールを知った上で無視して遊んでいるので、実際のボウリングの腕はいいのかも? レジーナたちのようにウェアを着てボウリングをするところが見てみたい。

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 出番前になってまだ会場にいないまこぴー。引退宣言のことを考えていましたが、やはりアイドルに未練があるのでしょうね。ステージにあがると、ライブ後には引退宣言をしないといけない。それが嫌でギリギリまで会場に行けなかったのでしょう。

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 マスコミのジコチューを召喚するリーヴァ。マスコミにしてはマナーのいい記者だ・・・なんてツッコミは置いておくとして、ここまで堂々と、しかも多くの観衆に見られるような登場の仕方は、今までなかったんじゃないでしょうか。
 今までは学校の生徒たち・・・スタジオのスタッフ・・・街中など、まだ局所的な範囲でしたが、ここでの登場はさすがに大規模で、「思い切ったことするなぁ」と感じました。謎の光で破損箇所を修復できたとしても、プリキュアやジコチュー関連の記憶を消すことはなかったですよね・・・ニュースにならないのは、やはり四葉財閥の圧力? ネットやテレビなどを封鎖するだけでなく、人の口にも戸を立てているとしたら、ものすごい圧力でしょうね。

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 演出が面白いだけでなく、今回は戦闘シーンもほどほど動いていた印象です。しかし、それもマスコミジコチュー(マイクジコチュー?)の質問攻撃ですぐに立ち止まってしまいましたが。

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「○○なんですかァ~↑」
 という質問の仕方がなかなかムカつく攻撃でした。
 そもそも質問というのは一方的なものであり、回答者は色々と頭をめぐらせて回答しなければならないので、かなり攻撃的な話術なんです。真面目に答えてやる義理はないはずですが、基本的に優等生でちょっとアホなドキプリメンバーは、答えずにはいられなかったのでしょう。その結果、隙だらけに。
 プリキュアは基本的にからめ手に弱いですが、アホな戦法にもひっかかりやすいですね。ギャグテイストにするならその方がよいでしょうね。質問攻撃を無視してジコチューをボコる、クレバーなプリキュアも見てみたいですけどね。ドキプリメンバーでは、エースだったらそういうことしそうかな?

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 吹き飛ばされたロゼッタや、まこぴーの顔にかぶさるアイちゃんなど、キャプチャ画像だけでも普段あまり見ない絵面だったことがわかります。ありそうでなかった、こういう構図などを見ているだけで今回は楽しかった。微笑ましかったり、「おおっ!?」と思えたりして。

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 今回で一番力が入っていたんじゃないかというシーン。まこぴーの顔が美しいです。
 ラケルはラビーズをはめたとき「YO! チェケラケッ!」といいますが、ダビィは「ダビデダビデダビィ!」というんですね。どうせなら「ビビデバビデ」というあの呪文にすればよかったような気も・・・それだと意味合いが変わってくるかな? でも、言い方は間違いなく「ビビデバビデブゥ」と同じ感じでした。
 シャルルは依然として「シャルル~」ですが、これで確定なのかな? 呪文風なのと鳴き声風なのは、どういう意図で使い分けられているのか気になります(端的にいえば「ラケルッ!」や「ダビィ!」でもいい気がしますからね)。

 何の前触れもなくアン王女が喋れたのはご都合っぽかったですが、「アイちゃんだから」で説明できてしまうのがズルい。アイちゃんの正体を判明させなければ、ある意味、何でもアリ状態ですからね。それに、まこぴーの歌が聞こえていたといいますが、物理的にまず無理な気がします・・・愛が伝わっていたということかな?
 アン王女の言葉はまこぴーにとって最大のエールだったことでしょう。立ち止まって迷うアイドルものとしては王道でしたが、まこぴーがやるべきことを見つけて決意するシーンはいいものですね。
 アイちゃんとダビィも愛らしくてグッド。
 でも、アン王女の「今はジョナサンがいてくれるから~」というくだりは、まこぴー的には穏やかじゃないような気がします。「おのれジョナサンめ!」という感じで(笑)。

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「わたしは歌うプリキュアよ!」
 この台詞が最高にカッコイイ。この台詞を引き出すためと思えば、マイクジコチューの質問攻撃は素晴らしい手段だったといわざるを得ないでしょう。久しぶりに見れた(恐らく)ホーリーソードもカッコイイ。
 マイクの急接近に、最初ハートは防御姿勢をとっていましたが、まるで見切っているように動じないソードがこれまたカッコイイ。直前で止まるマイクと、風圧になびく髪がいい味だしてます。

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 そこからのパワーアップ・オーラが発現! ハートのときより色合いなどがマイルドになっている感じがします。背景が薄暗くなったりしてないからかな?

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 亜久里ちゃんも登場。ソードの愛の力を認め、5つの誓いの2つ目が出てきます。この調子で一つずつ出していくんでしょうけど、それだと4つくらいでハートたち四人を消化してしまいそうですよね。最後の誓いはどういうときにいうのかな。

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 名乗りだけでなく、手で形を作ってポーズする動作をまたやるとは思いませんでした。ハートはほぼ毎回やってますが、ソードたちは一度しかしていないのに・・・。ソードやダイヤモンド、ロゼッタのこのポーズもまた見たいところです。

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 やはりエースは質問なんぞまともに答えませんでしたね。相手のペースに乗ってやる義理はありませんから当然でしょう。さすが戦闘のプロ・・・。
 ルージュの先端の色が変化したかと思えば、エースショットが敵の浄化ではなく捕縛へと性質を変えたようです。もともと撃ち分けられるのかもしれませんが、流れを重視すると、ソードのオーラが影響して、放てるようになったようにも見えます。もしそうだと仮定すると、エースは、エースショットのバリエーションのためにプリキュアたちを成長させている、という動機じゃないかと予想できます。仮定が当たっていればですが。

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 エースショットの変化には驚きましたが、ソードがフィニッシュしかしなかったのがちょっと気になります。ソードの決意が決まったのですから、ソードの戦闘シーンをもうちょっと見たかった。まるでおこぼれをもらったように見えて、これだけが残念でしたね。

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 まこぴーのライブで終わるのはいいんですけど、やはり気になるのは、この世間はジコチューをどのように受け止めているのか、ということです。口に戸を立てたとして、ジコチューを目撃した人たちは、まこぴーのライブが再開したとして戻ってくるのでしょうか。CGか何かだと誤魔化したのかな?

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 次回は、まさかのキュアセバスチャン!?
 人工コミューンという、どことなく恐ろしい単語なども出てきましたが、四葉財閥なら作ってしまいそうな不思議・・・。
 しかもキュアパッションのような服装のマーモさん? もあらわれ、次回はカオスなギャグ回が予想されます。
 見るからに河野さん作画という感じでしたが、男性が得意な河野さんだからか、セバスチャンの描写はかなりクオリティの高いものが期待できそうです。ギャグですから、崩し気味な絵でも違和感ないかもしれませんし。
 グーラの登場も気になるところ。今までリーヴァばかりでしたからね。

 というわけで、ドキドキ!プリキュア感想でした。

 について悩むまこぴーの姿は、かつてプリキュアのエンディングなどを歌っていたソードの中の人(宮本さん)と境遇がダブっているように見えて、勝手に感極まってしまいました。
 ある目的を達成してしまったアイドルの苦悩でしたが、以上の点を踏まえると、ちょっと切なくて、しかし勇気が得られるような感覚がありました。
 迷いを振り切り、新たな目標のために進む――。アイドルに限らず、人は目標を持ってこそ「生きている」といえるのかもしれません。そういった教訓も感じる話でした。
 プリキュア感想らしからぬ変なシメになってしまった・・・。
コメント
コメント
亜久里は本当に何者なんでしょうね。今回言った事が本当だとするのなら、桃クリームのロールケーキを知らない小4でテレビが見れる環境にいる人みたいなんですけど、それだけだとあんな風に上から目線の言葉は出てこないので何かまだ言ってない事が有るんでしょうね。

ソードがあまり戦闘で活躍しなかったのは残念でしたね。前回のハート位の戦闘シーンは欲しかったです。
2013/07/21(日) 12:10:53 | URL | 名無しのフ #- [ 編集 ]
Re: タイトルなし
言われてみれば、「円亜久里」という、ギリギリ現代で通用しそうな名前なので、てっきりマナたちとおなじく人間世界の住人だと思っていましたが、それだと「剣崎真琴」という例がありますし、亜久里がトランプ王国の住人という可能性は、大いにあるでしょうね。アイちゃんと関係がある以上、そう考えるほうが自然かもしれません。そうなると、正体がどういった存在なのか、見当もつきませんね。

戦闘シーンについても、ソード到着までけっこう動いていたので、ソードがトドメだけだったのは非常に残念です。ですが、決意シーンは素晴らしかったですし、「エースショットにバリエーションがある」と判明した戦闘でもあったので、仕方ないかなと納得することにします(苦笑)。
2013/07/24(水) 00:07:33 | URL | itimonji #- [ 編集 ]
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