寄り道ブログ
寄り道な人生をしています。読んだ小説や、見た映画・アニメの感想などを投稿していきます。
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TVアニメ 2013年 秋終了アニメ まるごと雑感
夏アニメ一覧

 この秋に終了したアニメたちの感想を、大雑把に書いてみようかと思います。最初から見ていないアニメは除外してあります。また、途中で視聴をやめた作品も含まれているので注意してください。
 もちろん好きな作品も入っていますが、個別に取り上げて記事にしていない以上は、それ以下という感想だと思ってください。

※参考までに、感想を書いている作品群はコチラ
きんいろモザイク/ローゼンメイデン(新シリーズ)/たまゆら~もあぐれっしぶ~/君のいる町/ファンタジスタドール/ロウきゅーぶ!SS/サーバント×サービス/Free!/私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!/げんしけん二代目/恋愛ラボ/犬とハサミは使いよう/進撃の巨人/とある科学の超電磁砲S/ダンガンロンパ THE ANIMATION/宇宙戦艦ヤマト2199/銀河機攻隊マジェスティックプリンス/神のみぞ知る世界 女神篇/戦姫絶唱シンフォギアG/ムシブギョー/アイカツ!/Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ


きんいろモザイク
 2話くらいまで視聴。キャラを覚えられず、これといった個性も見いだせなかったため、見るのをやめてしまいました。
 キャラは「覚える気がなかった」とも言えますが、それは同時に「覚える気にさせてくれなかった」ということでもあると思います。興味が惹かれれば自然と覚えるはずですし、そういう、強烈な牽引力はなかったですね。
 メインメンバーが多めだというのもそうですが、この作品は「かわいいだけ」でしかなく、面白さもなければ、絵に個性もなく、それほど凝った作画もないように思いましたので、見ていてもぜんぜん頭に入らずに視聴継続を断念。
 日常系の定めかもしれませんか、可愛いだけでなく、せめてその作品特有の「個性」が欲しいところ。この作品なら「金髪フェチ」や「異文化交流」、そして主人公の「鬼畜こけし」なのかもしれませんが、それは個性というより「差異」でしかなく、それが決め手になるかと言われると微妙なところ。
 2話までしか見ていないので、その「鬼畜こけし」もそれほどわからなかったですし。

ローゼンメイデン(新シリーズ)
 新しくはじまった連載分をアニメ化した本作。大学生になった主人公ジュンの物語が意外と面白く、それを目当てに連載を見ていたところもあったので、大学生ジュンの役目が終わったような展開で、集めるのを止めてしまっていました。
 アニメでは、大学生ジュンがお役御免になったと思ったら、今度は彼が「まいたジュン」を助ける展開がはじまるようで、「ローゼンメイデン」というストーリーで見ると中途半端なことこの上ないのですが、「大学生ジュン物語」として見ると、なかなかいい話になっていました。人形たちと出会い、人間として成長し、今度は助けられる側ではなく助ける側になる・・・そういう未来を感じるラストがよかったです。
 彼のところにあらわれてくれたローゼンメイデンたちは、厄介者であれなんであれ、彼の成長を手助けしてくれたかけがえのない存在なのでしょうね。その奇妙な関係性がビターな感じがしてよかったです。ジェームズボンドと出会うボンドガールみたいな感じで(ちょっと違う?)
 原作は現在追っていませんが、大学生ジュンがこれからも活躍するのなら、見てみたいですね。そしてアニメでも、次が見てみたいです。原作を忠実に再現していたキャラクターデザインは、かなり秀逸な完成度でしたからね(以前のアニメは、絵があまり好きじゃありませんでした)。

たまゆら~もあぐれっしぶ~
 一期はすべて見たレベルですが、二期は途中で断念。一期でも、面白さがよくわかっていないまま見ていたので、根本的に合っていないんだろうなぁと思います。同監督作品のARIAも、原作は好きでしたがアニメは合わなかったので、佐藤順一監督ののんびり系アニメは、眠くなっちゃうタイプなんでしょうね。
 一応、謎と呼べるものはあったと思いますが(主人公のお父さんなど)、それが私の興味を惹いたかと言えばノーですし、思い出づくりという主軸が、そもそも退屈でした。キャラクターに思い入れがなかったから、退屈だったのかも。

君のいる町
 思わぬダークホースでした。最初は古臭すぎるEDなどにちょっとめまいのようなものを感じましたが、慣れてくると、その演出の巧さと、昼ドラのような人間模様がクセになります。
 好きになれるような性格のキャラクターはあまりいませんが、恋愛を主軸に、いわゆる自分本位な思考をしてしまう人たちばかりで、その悪循環の連鎖みたいな人間関係の構造はなかなか上手でしたし、極端な話、善人ばかりより悪人ばかりの方が面白く感じるのも、また事実でしょう。それがリアル(風)の心理描写の役にも立っていました。アニメでいちいち気分を害するような人には、合わない作品でしょうけど。
 監督は「キャシャーンSins」や「夢喰いメリー」、そして「新世界より」の十話でもその個性的な演出で賛否を呼んだ山内さんですが、この作品に関して言えば、その演出はぴったりとはまっていました。暗い感じ、静かな感じ、内面にひそむ黒い感じ・・・これらを出すために、正面から捉えない構図や、見づらい構図などはすごく役立っていましたね。メリーや新世界のときは散々でしたけど・・・(苦笑)。
 キャラクターデザインも、原作に似ていながらも「輪るピングドラム」の西位さんの絵になっていてよかったですが、お世辞にも他の萌えアニメのように素直に「かわいい」といえる絵ではないので、そういう目的の人には、まず敬遠される作品でしょうね。でも案外、次が気になる、「次が気になる気にさせてくれる」展開でよかったです。

ファンタジスタドール
 カオスアニメとして評判を集めた本作。どこか狙っている感はあったものの、そのカオスさは確かにあって、久しく味わってなかった不思議な感覚になれたアニメでした。こういうカオスアニメに理解があったから楽しめたのかもしれませんが、経験したことのない人は、この奇妙なテンションについていけたのか気になります。冷静に見るとつっこみどころ満載なはずなのですが、それを許容してしまう勢いがあるのは、謎の説得力があるということですし、なにげにすごいことだと思います。こういう要素が、カオスアニメをカオスアニメたらしめているんだろうか・・・。
 タイトルが歌詞に入っているOPや、ルールのよくわからないカードバトル、しかもカードの種類や技の種類もアホらしいものばかりで、それがとてつもない個性となってあらわれていましたね。
 そのかわり、一回の登場でやられてしまうカード(キャラクター)たちが多く、せっかくの良デザインたちをバンバン使い捨てていっているような感じなのは残念。でも、彼らを最終回で登場させる演出も憎いですし、そういう王道はきっちりわかっている作りになっていました。
 ラスボス(?)には重たい背景がありましたが、そういう空気に染まらなかったのがこの作品のすごいところ? しかも、ラスボスの心情や境遇などを見れば、そういう重たい作風にもできる、と、まるで余裕でもあるかのような作りにはちょっと感服しましたね。あえてカオスに仕立てましたけど、重厚シリアス仕立ても可能ですよ、みたいな。それが、小説版といってもいいのかもしれませんね。小説版はすごい重たい展開らしいですし、読んでみたい。
 ニコニコ動画で全話無料配信をやるそうですから、見たことない人は是非。まぁ、人を選ぶことは間違いないですが、触れてみるのは悪くない作品だと思います。

ロウきゅーぶ!SS
 スポーツアニメというのは、面白い作品を描きやすいと言われていますが(決められたルール、タイムリミット、負けた相手へのリベンジなど)、ロウきゅーぶは、それをしっかりとやりとげた印象。一期のころより作画もよくなり、ちゃんと試合シーンで熱くなれたのが、何よりの成功点だと思います。
 変態的なセリフのセンスも抜群だと思っていますが、二期になってキャラがたくさん出てきたのは、ちょっとめまいがしたというか、キャラの処理に困りましたね。でも、ちゃんと心情などが描かれていて「無駄なキャラ」はいなかったので、そういう点では全然問題なし。1チーム五人というルール状、キャラが増えやすいのは仕方ないかもしれません。某戦車アニメもすんごいキャラ数いますし。

サーバント×サービス
 市役所を舞台にした社会人日常アニメ・・・かと思いきや、どちらかといえば社内恋愛アニメ。しかも、この図式はほとんど、原作者さんの別作品「WROKING!!」と同じになっていて、真新しさはまったくありませんでした。中身が同じ上に、「市役所」という、かなり個性あふれる舞台を生かしきれていなかった印象。
 キャラクターデザインや、OP、EDはとても好き。でも、肝心の中身は既視感バリバリというか、斬新さはないというか、でもそれらを犠牲にした代わりに安定感はありました。
 しかし、この原作者さんの作品に言えることですが、キャラ付けのための性格や設定が度を越えていることが多く、人によってはイラつくこともあったりしそう。
 舞台が「職場」なので、おふざけやギャグがしにくい設定なのに、それらをやっちゃっているのもマイナスかなぁ。社会人アニメなのは珍しくていいのですが、それを生かした話を多くしてほしいですよね、その職場特有のあるある体験みたいな。この作品にそれがなかったわけじゃあないですが、利用者でもわかる範囲でしたから、もうちょっとコアでディープな、市役所特有の苦労やメリットなどが知りたかった。
 本来、知らない職場というのは、そこの生活を描くだけでも面白いものですから、それを考えると、もっとやりようはあったように思います。いわゆる「お役所仕事」しかないから、面白みが少ないのかな。

Free!
 途中で視聴を断念。男子キャラメイン、作画がよい、水泳というテーマ・・・これらの要素は個性があってよかったですが、何より続きが気にならない構成が、飽きや退屈さを感じさせました。作画目当てで見るのもよいのですが、それだけを理由に見るほどでもないという感じ。別に女性向けがどーのこーのというわけじゃないですが(実際うたプリとか好きです)、なんかこう、話がイマイチ面白くなかったですね。
 ありがちな部員集め、掃除、練習などをやっているときはいいのですが、嵐の中での練習→溺れる、かつての友達との因縁など、あまり面白くない要素がチラチラと目について楽しくなかったです。最終話ではそれが祟った展開だったようですし、見なくてもよかったのかな。
 子供向けアニメの方が、夢や仕事に対してリアリティある表現をしていますから、こっちでもそういう話が見たかった。遊び感覚で真剣な人を下しちゃうのはどうなんだろう。

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!
 喪女という、モテない女の子のかわいそうな日常を描いたギャグ作品。ギャグと見れるかどうかは、主人公もこっちへの感情移入度で変わっていくでしょうけど、過度に悲惨でイタく描いているので、もこっちほど悲惨な経験をしている人は、実はそんなにいないんじゃないかなぁと思います。「ギャグとして見れない」「もこっちの気持ちがわかる」みたいに言っている人は、もこっちと自分を同一視することで自分に酔い、虚栄心を満たしているだけじゃないかと。あれはギャグとして見るべきですよね。
 大沼さんの演出がすごくピッタリとはまっていて、OPへの入り方が凝っていたり、EDがけっこう変化したりして楽しいのですが、本編中の演出に関しては、同じような演出が何話にも渡って登場したりして、ちょっと飽きてきます。ストーリーもほぼ皆無で、ひたすら悲惨な目に遭う、ときどきいい目に遭うというものなので、最後の方には飽きてきますね。でも、もこっち役の橘田さんの演技がすばらしく、それだけで最後まで見れたと思います。
 でも、最終回のオチはよくわかんなかったな・・・。

げんしけん二代目
 原作コミックは初代分までは集めていました。二代目は一巻だけ購入して集めていなかったので、アニメで見れたのはよかったかな。
 多くのファンが思っていることでしょうけど、最初は声優の変更に違和感がありました。しかし、それは見ているうちに慣れていきましたし、むしろ強く思ったのは「オタクサークル」っぽさが薄れていっているなぁという感想。初代の後半もそんな感じだったので、あまり気になりませんけどね・・・コスプレ衣装や小ネタ程度に、オタク要素はギリギリ残っていますし。
 それに、班目関係に決着がついたあたりはよかったのですが、そうなるとそうなったで、あまり「二代目」感がありませんよね。初代延長戦って感じで。もっと新人たちをつかった話があれば(波戸くん関係以外にも)、オタク臭さのなくなった雰囲気にも合うと思うのですが・・・でも、概ね面白かったです。初代ファンだったからかな?

恋愛ラボ
 みなみけすぎるOPは、スタッフ陣が同じだからでしょうけど、恋愛ベタな女子高生のハチャメチャな日常という感じで見ていれば、安定した面白さのある作品でした。作画にじゃっかんバラつきはありましたが、基本的に高水準で、ときどき入るシリアスな展開は賛否わかれるところですけど、「面白い」の範囲内にしっかりとどまってくれた作品です。
 最後も、一番語るべきところを語り、メイン二人の友情を軸に据えた構成は見事。こういう、小さな違和感をちゃんと解消してくれるのは、よい作品だなぁと思います。解消しなくてもいい場合もありますが、できる限り触れてくれた方が、その設定などに「意味」を見いだせますからね。
 でも、メインキャラクター5人は、なぜかバランスが悪く感じますね・・・何人か、役目がかぶっている気がするからかな? 意外とキャラクターの個性は薄い気がします。

犬とハサミは使いよう
 半分くらいまで見ましたが、飽きてきて完走を断念。主人公のツッコミになっていないツッコミや、意味不明に理不尽だったり従順だったりという情緒不安定なヒロインがどうにもダメでした。サブキャラクターたちはよかったと思いますが、そもそも問題の解決がバトルというのも、作品のテイストに合っていないです。
 それらをすべて許容してカオスギャグアニメとして認定すれば、面白く見れるようですし、実際そういうコアなファンも生まれているようですが、やはり主人公が好きになれないのが一番のネックでした。あの偉そうな口ぶりと、言わない方がマシなレベルのツッコミが、なんかダメなんですよねぇ・・・。

進撃の巨人
 2クール目の女型巨人のあたりで視聴をやめました。もともと1クール時点でも「アニメならでは」の面白さを感じられず、最終的にマンガでいいなという結論に至りました。2クール目のOPEDは好きなのですが、収穫といえばそれくらいだったでしょうか。あとはBGM?
 戦闘シーンなどはたしかに素晴らしかったですが、そこの期待している作品ではなかったですし、なんだかよくわからないシーンでグイグイ動いたりして、その作画労力のバラつきの方が気になったり。結果、動かしてほしいところとは違うシーンがよく動いたりしましたし、作品の内容的にも設定的にも「そんなに無駄に動いて安全なの?」と思ったりしてしまいます。リアリティより映像栄えを優先していた感じがして気になっちゃいました。
 声優さんの演技も気合が入っているのはいいのですが、気合が入りすぎというか、やたらと叫びまくりというか・・・これはまぁ原作に沿っているから仕方ないとしても、その熱さというか暑苦しさに、ついていけなくなりましたね。なんでもかんでも叫べばいいわけじゃない、と思っちゃいます。原作が叫びすぎなのかな。

とある科学の超電磁砲S
 2クール目に入ったくらいで断念。やっとオリジナル展開に入るようでしたが、そもそも「続きが気にならない」というのが、視聴をやめた最大要因でしょう。
 作品に人を引きつけ続けるためには、気になる「謎」などを用意しておくか、先が気になる展開にする必要があります。しかしそれがなかった、という感じ。どこか他人事で、「ふーん」としか思わなかったので、それが飽きや惰性になっていって、視聴をやめてしまったんでしょうね。
 とあるシリーズは、アニメはちゃんと見ていますが、やはりアニメはダイジェストや引き伸ばしなどでバランスが悪そうなので、原作小説なり原作マンガなりを見た方がよさそうだなぁという感想。たとえオリジナル展開を見逃すことになっても、そこまで興味が持続していなかった時点で、どうでもいいかなぁと思いました。

ダンガンロンパ THE ANIMATION
 話題作というよりは問題作のこの作品。ダメなものだとわかった上で見ていると、むしろけっこう見れたというか、プレイしたゲームのおさらいとしてはよかったかな、という印象。
 最終回付近の裁判では演出も強化されていましたが、ところどころ、むしろ寒くなるような演出になっていたのはなんなんだろう・・・。アニメでよかったと思えるところをあげるなら、モノクマ音頭と、ゲームにはなかった冬の写真、そして12話ラストでモノクマにコトダマを当てまくるシーンくらいでしょうか。
 最終的には、再び彼らに会えてよかったというくらいの感想しかありませんね。それ以外の感動らしい感動は何もありませんでした。

宇宙戦艦ヤマト2199
 7話くらいまで見たところで視聴は止まっていますが、作画や音楽、演技などはぜんぜん問題ないレベルで高水準だと思っていますし、おいおい続きは見るつもりです。なんというか、面白いとわかっているものも、あまり見る気がしないのが私の厄介なところ。ガンダムUCも最新巻はまだ見ていませんし・・・。
 後番組のマギも、一期を途中でやめたレベルなので、その間に録りためたヤマトを見ようかなぁという状況です。

銀河機攻隊マジェスティックプリンス
 途中で飽きて視聴をやめていましたが(ドーベルマンが一人になったあたり)、最終回前に残りを見て無事に最後まで完走。
 2クールアニメは、それなりの寂しさや思い入れが生まれるものですが、それはあまりなかったかなという印象。それもこれも、スポットがあたるキャラクターがけっこう偏っていて、あまり他のメンバーたちの話がなかったのが残念でした。追加メンバーのアンジュなんて必要だったのかってレベルですし、テオーリアさんもあまり出てきませんでしたし・・・。
 戦闘シーンも、CGのロボットはかっこいいですが、その動かし方と映し方に問題がある感じで、緩急ならぬ急発進急停止みたいな動きが違和感アリアリでした。かっこいい造形はできていても、かっこよく動かすことはできていない、みたいな。カットがこまめに切り替わることが少なく、長回ししているシーンが多いんですよね。
 ロボットの特性をいかした展開は非常に上手で、どのロボットにも見せ場のある作戦は素晴らしい限りですが、そのあたりにパイロットの成長要素みたいな、パイロットのことに重点を置いた話が見たかった。成長しないザンネンな人たちだからこそ、いいのかもしれませんが・・・。
 二期決定済みということで、そちらで他のキャラクターは語っていくとしたら、この描写の仕方にも納得ですが、どうせなら、今回で全員をまんべんなく語って欲しかったなぁ。でないと、あまりキャラクターが好きになれないまま終わっちゃいましたし、亀の歩みのようなストーリーのせいで、目につくところが多かったです。
 戦闘の意味、戦闘でのキャラクターの活躍のさせ方、戦闘後のフォローなどは非常にうまく、そのあたりはよかったです。

神のみぞ知る世界 女神篇
 一期、二期も好きで、その三期目となる本作。しかし、かなりの人数の攻略をすっとばしてしまっていて、一応1話で補完はあったものの、かなり置いてけぼり感を喰らいました。でも、すっとばした人たちが三期目にはあまり関係がなかったので、それが幸いといえば幸いでしょうか。関係ある人もすっとばされていたので、そこは補完をちゃんと見るしかないのですが。もしくは原作を読むべきかな。
 一期、二期よりテンポが非常によくなっていて、さくさくと進むストーリーが面白い。次から次へと難題が主人公を襲い、今回が非常にシビアなストーリーだったことがわかります。真剣度が今までより強く、また、そのために多少無茶をしてしまい、ヒロインたちを悩ませてしまうところの主人公の葛藤などは、神のみという作品の本領発揮を感じましたね。
 その分、一期や二期にあった、いわゆる「お遊び回」みたいなものを挟む余裕さえなかったのは、一部のファンは残念だったかもしれません。私は別に構いませんでしたけど。
 途中をかっとばしてしまったこともそうですが、まだ続きを感じさせる終わりなので、四期があるのかどうか気になるところです。同雑誌のハヤテのごとくも四期くらいやりましたし、神のみもやってほしいなぁ・・・。
 補足にして通例ですが、今回もOPEDが素晴らしかった。神のみ楽曲は素晴らしいものばかりだ。

戦姫絶唱シンフォギアG
 第一話で感じたコレジャナイ感が最後までつきまとっていた印象。論理的にそのコレジャナイ感をつきつめてみると、恐らく新キャラたちに馴染めなかったのが、最後まで尾を引いていたように思います。
 シンフォギアはヒキがうまいことで有名ですが、それは大抵の場合、話の中身が「起承転結起」という流れではなく、「起承転」という感じで話を区切っていたからだと思われます。なので、1話1話でしっかりとオチがついておらず、話の区切りがわかりにくいのが特徴でもあり、「○話は~な話だった」という印象が残りにくいのが個人的にはもどかしかった。
 上記は無印のときにも感じたことですが、今回は描写すべき人間が増えたことで、話の焦点があっちこっちに飛んでしまった感がありました。場面によって響を描写したり、雪音を描写したり、マリアを描写したり、切歌を描写したり・・・。全員に物語性を付与させて、うまく組み込んでいたとは思いますが、そのせいで気持ちがあっちこっちにそらされて、なかなか話に集中できないという感じがしました。
 ピクサーの脚本論法に「人間関係はシンプルにまとめよう」とか「伝えたいことを絞ろう」というのがありますが、まさしく足りなかったのはソレという感じで、色んな人間を描写してしまったために「けっきょく何が言いたかったんだ?」という感想になってしまいました。直感的なセリフも増えていて、無印のときなら「なんとなく意味がわかる!」と感じたセリフたちも、今回では「意味がわからない」と思ってしまいました。ちょっとクセを強くしすぎ?
 作画は無印のころより圧倒的に向上していましたが、肝心の「歌いながら戦う」というシーンは口の動きや曲と戦闘を合わせる作業が相当大変だったらしく、本作ではその演出から可能な限り逃げていました。それが残念でしたね。作画は息切れも起こしていましたし、これなら総合的な完成度でいうと、無印の方がよかったかな、と思っちゃいます。
 それでも、秋終了アニメの中では格別の個性と熱さは見せつけてくれましたし、次の展開もやれそうな終わり方だったので、まだまだイケるという感じでしょう。代替品のない個性というのはやっぱり強いなぁと再認識。
 でも、このクセの強さが徐々に増していくとなったら、本当についていけなくなりそうで怖いです。マリアのいった「ついてこれる奴だけついてこい!」が現実となりそう。すでになってる?

ムシブギョー
 この作品も途中で断念してしまった作品。2クール目のOPが好きになれなかったのがかなり大きいですが、それを差し引いても、2クール目の真田十傑虫(だったかな?)あたりの展開が、基本的に意味不明で頭に入ってきませんでした。
 理解する気がなかったとも言えますが、作品側も、理解させる気があったのかという感じ。仁兵衛の修行などは見ていて面白かったですが、戦闘の見せ方などが致命的に下手でした。根性論だったり火事場の馬鹿力だったりして、頭を使えとは言いませんが、論理的根拠のない勝利をおさめると、敵の作戦などが力づくで突破されているように見えてうーん、となってしまいます。敵の攻撃手段が凝っているんですから、味方側もそれくらいの根拠のもとに、敵を倒してほしいですね。

アイカツ!
 OPEDは、前半クールの分も後半クールの分も好きでした。でも、ライブ中の曲は、あまりダンスむけじゃないものが多かったりしたように思います。また、ライブ中のCGも、後半こそモデリングは素晴らしくなりましたが、基本的に動きが操り人形のようにカクカクしているのが気になりましたね。モーションキャプチャーかと思うのですが、どうなんだろう? 人の動きに合わないモデリングなのかな。
 ストーリーに関しても、基本的にはサクセスストーリーで、キャラクターたちの成長を眺めていく感じになりますが、ひたすらその展開を続けるので、ドラマチックさはないですね。ひたすら彼女たちの日常を眺める感じなので、いくら成長物語が好きな私としても、ちょっと飽きてくる部分がありました。あとは、初期の「芸能界の常識」などを教えていく展開のときは、面白かったなぁという印象。
 また、当然かもしれませんが、キャラクターの描写に偏りがあり、登場した意図がわからないキャラクターが数名いたように思うので、それは残念でした(個人的に、かえでちゃんの描写が少なかったのが残念。さくらちゃんと並んで、ほぼ完全に販促キャラクター扱い・・・)。
 最終話でも思ったことですが、キャラクターは大事にしていてストーリーは二の次、そして短期的な展開を視野に入れているスタンスっぽいのはわかります(かつてのジャンプなどは、そういう「どこから読んでも面白い」展開を徹底していたそうです)。
 でも、ある展開、例えば「ソレイユ結成」や「いちごの留学」といった展開をやりたいがために、キャラクターの気持ちやストーリーの整合性を無視しているところがあるように見えて、そういうところが目についてあまり好きになれませんでした。スポンサーからの要請かもしれませんがね・・・。最後のなんとかクイーンカップもいきなり言われた気がして、唐突に大きな大会が出てくるのが違和感でしたね。
 細かいところをあげるとキリがないのでさておくとしても、キャラクターたちがみんないい子なのも、私としては気になります。誰かと衝突という物語構造は、展開を非常にスピーディーかつエキサイトさせてくれるので、なるべくならあった方がいいと思いますし、彼女たちのような競争社会で、登場人物も多いのに、そういった存在がまったく出ないのも違和感がありました(ルパンと銭形、キラとL、悟空とベジータのような)。こういう全員前向き構造を最終話付近で肯定していましたし、アイカツのスタンスはもうわかったのでいいのですが、主張したいことがあるなら、それの正反対に位置するキャラクターを登場させた方が、よりメッセージ性は増すと思うので、そういう後ろ向きだったりネガティブだったり野心家な子を、登場させてほしかったのが一番の願望かな。
 二年目は話数が連番で続いているので、厳密には終わりじゃないのでしょうけど、一応一年目という節目だったので感想を書いてみました。でも、普通に地続きで二年目が始まっていますから、本当の感想は終わったときで見極めた方がいいかな・・・でも、二年目も付き合うのはそうとう骨が折れそうだな・・・。

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
 有名タイトル「Fate」のパラレル作品。わたモテと同スタジオで、同じく大沼監督作品となりますが、正直なところ大沼監督らしい演出はほとんどなく、原作再現に終始していた様子。しかし、原作コミックは未読ですが原作の方が素晴らしい部分は多いらしく、再現しきれていなかったというのが現状? アニメを見ていても、謎の間があったり次のシーンに唐突に移ったりしてテンポが悪く、また、戦闘もどこか緊張感に欠けていたような気がします。
 ビームのエフェクトなどがいかにもエフェクトという感じで目につきましたが、作画そのものはよかったです。原作とはかけはなれたキャラクターデザインでしたが、アニメはアニメで可愛く描けていました。
 二期確定だったようで、それほど楽しみではないですが、放送するなら見る、というくらいの作品でしょうね。でも原作読んだ方が、色々と捗りそうです。原作を読んだ上で、原作にはないサービスなどに期待するのがよさそうです(士郎登場など)。


・・・こうやって見てみて、つくづく、私は一般的な感想とはかけはなれているなぁと実感。ですが、ビッグタイトルを無闇に否定しているわけではないですし、広くウケるための方法論というのは、だいたいわかりきっていますからね。それに「作画がイイ」というのは、ストーリー的な部分ではカバーできないところですから、そこがウケていたら研究の意味がありません。尖っているタイトルなどの方が研究のやりがいがありますし、そういうタイトルほど、深くハマッてしまったりするんですよね、私は。

「銀の匙」など、見たいものの見れていない作品もあるので、それはおいおい見てみるつもりです。そして、秋アニメが始まっていますが、この夏アニメ以上に、見る本数、ハマる本数は少なくなりそうな予感がします。そもそも「見たい!」と思える作品があまりないので、その視聴のための第一歩がまずつまずいています。一応、研究のために見るつもりですが、どれだけ見れることやら・・・。
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