寄り道ブログ
寄り道な人生をしています。読んだ小説や、見た映画・アニメの感想などを投稿していきます。
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TVアニメ 超次元ゲイム ネプテューヌ まるごと感想
ねぷねぷ

 秋終了アニメでは、個人的に一番のダークホースになった作品です。原作ゲームのことは風の噂に伝え聞いていて、いつかプレイしようと思っていた矢先のアニメでしたが、最後まで抜かりなく面白かった。でも、これもまた、ちょっとクセがあって、好みはわかれる作品かもしれませんが・・・。

【概要】
 ゲイムギョウ界という世界で、シェアエナジーを奪い合っていた各国(各世界?)が、奪い合いをやめるという友好条約を結ぶところからお話はスタート。各世界とその女神たちがいて、それぞれゲームメーカーやゲームハードをモチーフにしています。しかも、ネットスラングがバンバン出てきて、ライトなネタからコアなネタまでいっしょくたのごちゃまぜになっているカオスな世界観が売りといえば売りでしょうか。

【ストーリー】
 ゲーム版はプレイしていないので、どのようにアニメ化しているかはよくわかりませんが、短期的な目標が次々に登場し、飽きないつくりになっていたのは地味ながら素晴らしい脚本でした(対マジェコンヌ→ぷるるん登場&対ナスコンヌ→イエローハート騒動→タリ出現というふうに)。いわゆる、ゲーム版シナリオをうまく繋げて消化していったという感じなのでしょうか。

 でも、次の展開の伏線が前の展開でちょっと出現していたりと、展開が次へ移るときの細かな配慮も素晴らしかった。こういうのも原作にあったのなら、アニメの功績はわずかなものかもしれませんけど、きっとアニメ用に縮めたりする作業があったでしょうし、とにもかくにも、色んな危機が訪れて女神たちが苦難に立ち向かう姿は、パロディまみれの作品とは思えないくらい良質で、意外と堅実なつくりでした。
 最後に友好条約を破棄するという流れも、しっくりときて、かつ爽快な感じがするのは素晴らしい。合併で弱っていくメーカーなどを現実で見ているので、やはり切磋琢磨して、シェア(エナジー)を奪い合ってほしいですものね。

 前評判やギャグ展開で、そういう方向性を期待した人は、予想外で落胆があったかもしれません。私としては、どういう展開にもいけるこの作品の懐の深さが、素晴らしいという感想でしたけど。
 なので、ギャグ日常をメインにして二期がいけるんじゃないかという願望を持ってしまいます。

【パロディ】
 ネプテューヌで大事なもうひとつの要素は、ずばりパロディネタの数々でしょう。けれど、ゲームの擬人化などをやっちゃってますから、もはや何が出てきても不思議じゃない舞台設定に成功しているのは、見事じゃないでしょうか。擬人化って、それがもはや一種のパロディですからね。
 ゲーム関係に留まらず、ネットスラングなども登場しましたが、それは、そもそもネプテューヌが、ゲームの擬人化というよりは、「ネットのゲーム掲示板」を作品化していると称した方が正しいからではないでしょうか。だからネットスラングとも密接でしたし、出てきてもあまり違和感なく楽しめていました。

 当然のことながら、この擬人化・パロディが好きになれない人は、まずもってこの作品を純粋に楽しむことはできないでしょう。ですが、仮にそれを我慢できる・無視できる・気にしない人であれば、見ていくうちに、質の高い展開が定期的にやってくるとわかるでしょう。気がづけば、スラングやパロディ、ネタなどが、実にぴったりと作風にマッチしていることもわかると思います。
 私としては、普段はネットスラングなどは神経質なくらい気にするんですが、ネプテューヌに関してはそういう作品だと知っていたので、「気にしない」で見ることができましたし、2~3話時点ですっかりハマってしまっていました。しまいには10話で感涙するほど。

【作画】
 絵は基本的に安定していて、可愛い子ばかりが登場する、萌えアニメファン向け作品だったとは思います。唯一欠点をあげるとしたら、戦闘シーンが実に簡素というか、かっこいい動きがあまりないのは考えものでしたね。もとがゲームだからかもしれませんが、技や戦闘の再現に苦労していたような印象を受けます。壮絶な戦闘をアニメ化するとなったら、かなりの労力が必要でしょうからね。

 しかし、動き自体が悪かったわけではないので、やはりこのあたりに、ゲームをアニメ化した際の苦心のようなものを感じました。元はRPGらしいターン制バトルのはずですし、そういう、悪い言い方をすればチンタラした戦闘をスピーディーに見せるには、戦闘をがっつり描かないといけないでしょうから、これを実現させるのは難しいラインだったんでしょうね・・・。

【総括】
 可愛い女の子、適度なお色気、良質なストーリー、パロディネタ満載、素晴らしいOPとED・・・これがけっこう私のツボを突いてばかりだったというのが、この作品を好きになれた一番の理由でしょう。後半になってのOP映像の変更も、意図はわかりませんが新しいバージョンの映像も好きなので、個人的には嬉しいところでした。
 好きな要素ばかりで、ダメだった部分も戦闘シーンくらいというのは、かなりの高評価です。なので、これらの要素がどれだけストライクゾーンにヒットするかで、この作品の好き嫌いは変わってくるでしょうね。パロディがダメ、女ばかりはダメ・・・そういう人は、残念ながら合わない作品かもしれません。

 しかし、ストーリーが意外とよかったのは事実ですし、これは視聴した大多数が思っているようですから、その点は安心してオススメできますね。そのひとつの要素だけで、すべての偏見や先入観を覆すくらいの点数をたたき出すかもしれませんから、機会があれば是非とも見てほしいところです。
 でも、こういうのは、一挙放送とかやっているときに言えって話ですよね・・・(苦笑)。
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