寄り道ブログ
寄り道な人生をしています。読んだ小説や、見た映画・アニメの感想などを投稿していきます。
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TVアニメ ドキドキ!プリキュア #42 「みんなで祝おう!はじめての誕生日!」 感想
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 このタイミングで亜久里ちゃん回。
 どんな話かと身構えてみれば、思った以上に重たく、そして伏線だらけな内容となっていました。ちょっと早めな気もしますが、ドキプリも最終局面に突入でしょうか・・・?

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 河野さんの描くキングジコチューは、相変わらず個性的なデザインになりますねぇ。
 キングジコチューとアン王女の壮絶な戦いで、いつも目が覚める亜久里ちゃん。夢でプリキュア(じゃないけど)を見るというのは、ハートキャッチに近い境遇ですが、あちらのシリーズは「プリキュアに共通する現象」だったのに対し、亜久里ちゃんのこの夢は、「彼女だけにしか起こらない現象」といえそうです。ここにも、彼女の出生の秘密がありそうな予感・・・。
 キングジコチューがいっていた「愛は灰は崩れ去る」「お前はよく知っているはずだ」という台詞たちも、なにやら意味深です。彼らの関係にも、何かこみいった因果・宿命を感じますね。
「王女様も占いが大好きだった~」という台詞は、懐かしさを感じながらも、また王女様に新たな設定が付与されたと思って、つい笑ってしまいました。もう、一種の「王女芸」と言っていいんじゃないでしょうか。「王女様は○○が好きだった~」というカタチで。

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 マナたちは占い談義に花を咲かせます(六花以外)。占いの内容も何気にマナと亜久里ちゃんのことを言っていましたね。最初は何が何やら気づけませんでした。
 マナのしし座、六花のおとめ座、ありすのふたご座(私と一緒!)、まこぴーのさそり座など、なんとなくイメージにピッタリな星座設定がいいですね。
 でも、ということは彼女たちの誕生日は大半が過ぎちゃっているわけですね。誕生日イベントは話をつくりやすいはずですが、それをあえてしていないというのも好感が持てます。

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 さりげなーく、亜久里ちゃんの誕生日が不明という重たい設定が明かされました。しかも、それを亜久里ちゃんはぜんぜん気にしていないですが、だからこそ、重さがより一層際立っている気がしますね。このシーンの亜久里ちゃんは、実にのほほんとしていましたから。
 まくしたてるように話していたので、強がっているようにも見えましたが、多分それはなさそうです。本心から、亜久里ちゃんは誕生ケーキのおこぼれをもらおうとしている様子。それはそれで、健気というか気長というか、レディのたしなみとは到底言えないような(笑)。

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 マナのママが、「ちょっと」といってマナを厨房に呼び出して、亜久里ちゃんのことを話します。公に話すことじゃないから、厨房に呼んだんだと思いますが、けっきょく六花たちは聞いちゃっていたので、あまり意味はなかった?
 ママは、円家のおばあちゃんと面識があるので、そこのパイプからの情報でしょうけど、ここで亜久里ちゃんが養子であったことも明かされました。色々と正体不明だった亜久里ちゃんの設定が、どんどん補完されていきますね・・・。

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 そこから、誰にも話していない大事な事という流れになり、まこぴーにも両親がいないことが明かされます。前回のありすの夢もそうですが、すべての情報が一度に開示されることなんて普通ではありえず、誰にだって話していないことはある、というのは、アニメで見るには珍しい「仲間論」ではないでしょうか。
 普通だったら、「仲間なら何でも知っている」みたいな流れになりがちですからね。仲間だからって、全てを最初から包み隠さず明かすわけじゃない、というのも、真理といえば真理でしょう。現実的です。
 幼少期まこぴー(ソード着任前?)が映りましたが、今のソードより髪が短いこともあって、もはや少年のように見えますね。どことなくイーラっぽさも感じます。
 そして、このシーンのモブ少年たちが、河野さん作画とは思えない顔をしていました。現在放送中の東映アニメである「京騒戯画」や「ドリランド」に近い作画?

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 誕生日がないなら、祝っちゃおうとマナが提案します。こういうとき、やはり先陣切って行動するマナは、リーダーとしての素質がありますね。
 元気よく立ち上がるマナや、マナの勢いにちょっと驚いているまこぴーが可愛いです。

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 着々と、レジーナの心に響きつつあるプリキュアたちの愛。それが効果を見せているのか、レジーナは死んだ魚のような目をしています。
「マジでだるいわ」という言い方が、低燃費少女ハイジにて登場したクララの声に聞こえて笑いました。このへんのレジーナの声を聞いていると、けっこう雰囲気が似ていることに気づきましたね。ナチュラルで、いい意味で声優っぽくないといえばいいでしょうか。

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 レジーナのプリンを勝手に食べてしまったマーモさん。そりゃあ、「おしおきだべ~」されても仕方ありませんが、電撃を放つレジーナのポーズが、なんだか昭和チックで面白いです。
 レジーナがプリンへの愛を並べたてますが、このシーン、亜久里ちゃんのスイーツ好きと完全にかぶっているシーンですよね。そして、今の今まで、彼女と亜久里ちゃんの「スイーツ好き」という共通項を見逃していました。なんてことだ・・・。
 同じ回、しかも短い間隔で流れたので気づくことができましたが、この好物の共通点も、二人の奇妙な相対関係を感じさせますね。

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 眠れなかった(起きてしまった?)亜久里ちゃんと話をするおばあちゃん。とても就寝のかっこうとは思えませんが、まだ寝ていなかったのか、このときは和服を着なおしていたのか・・・。
 おばあちゃんは、亜久里ちゃんが大人になって離れていく夢を見た、といっていましたが、これは、二人の間で認識の違いが起こっていた気がします。おばあちゃんはキュアエース、亜久里ちゃんは結婚のことを考えていた? 逆かもしれませんが、どちらにせよ、このおばあちゃんの言葉には、ダブルミーニングがあったように思えますね。

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 夕食のため買い物をしていた亜久里ちゃんの前に、まこぴー&DBさんが。
 サプライズ誕生日パーティーのため、何をしているかは隠さなければならないですが、「剣崎真琴ではありません」と、バレバレで見当違いな嘘をついてしまうあたり、まこぴーのアホっぽさが出ていて笑えました。そこは適当に誤魔化せばよかったのに・・・(笑)。

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 花屋ではマナと六花に遭遇する亜久里ちゃん。この二人も、誤魔化しきれず、そそくさと逃げてしまいました。この二人なら、冴えた言い逃れができるかと思いましたが、とっさのことで、しかも相手が亜久里ちゃんとなっては、逃げるが勝ちかもしれませんね。生半可な嘘は、むしろ余計怪しまれてしまいそうですから。

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 最後はありすまで、うっかり見つかってしまうことに。四葉財閥の情報網で、亜久里ちゃんの行動を把握していれば、そもそも見つかったりしないのでは、と思ったり・・・。
 なんとか誤魔化そうと視線を泳がせるありすが、めったに見ない顔をしていて可愛かったです。そしてムチャ振りされるセバスチャンですが、けっこういい誤魔化し方だったんじゃないでしょうか。誤魔化すというより、意味不明で煙に巻く感じでしたが(苦笑)。

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 夕食のために買った食材が無駄になってしまい、嘆く亜久里ちゃん。絵だけ見ると、ニンジンを嫌そうに見ているっぽい構図ですが、ニンジンが無駄になって嘆いているだけなので、好き嫌い克服はちゃんと活かされていました。しかし、絵だけ見ると、本当にニンジンを嫌そうに見ているなぁ(笑)。

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 こそこそと何かを準備するマナたちの計画を暴くため、ほっかむりで詮索する亜久里ちゃん。なんという古いスタイルなんだ・・・(苦笑)。いまどき、ああいうスタイルを見る機会なんて、時代劇かコントくらいでしか見れない気がしますが、亜久里ちゃんはどうやって知ったんだろうか。
 誕生日パーティーを用意してくれていると知ったところで、おばあちゃんが登場。亜久里ちゃんにパーティーを隠し通す展開ではなく、知った上で「驚くフリをする」という展開がなかなかビターですね。一番子供な亜久里ちゃんが、一番大人な対応をしているんじゃ(笑)。

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 そしてパーティーが開始! 亜久里ちゃん、ちゃんと驚いていますね(笑)。
 シャルルたちも人間形態ですが、この状態のとき、相田家の人たちは、彼女たちをどう認識しているんでしょうか。マナの友達とかになっているのかな?

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 ケーキでホワ~ンとなる亜久里ちゃん。夢だった誕生ケーキを、しかも自分の誕生日で食べられたというのは、かなり嬉しいでしょうね。ギャグ風の演出になっていましたが、ここはもっと感動描写でもイケたシーンではありますね。それくらい、いいシーンでした。

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 !?
 人の家をのぞいて誰だ! と最初はかなりビビりましたが、よく考えれば、この家は洋食屋だから、お客さんが来ても不思議じゃないんですね。そして、告知なしの貸切とあっては、彼のような感情を抱くのは当然でしょう。そこへレジーナのささやきが。
 レジーナは無理矢理ジコチューを発生させられるので、こうやってささやく必要はないと思うのですが、無理矢理は赤レジーナのスタイルで、青レジーナは、他のイーラやマーモと同じように、ささやいてからジコチューを誕生させるスタイルに変更になっているのかもしれませんね。

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 アリジコチューなのは、被害者の男性がスイーツを欲していたから?
 ご都合液体によって相田家の人々は石化してしまいますが、まっさきに動いてマナたちを守るお父さんやおじいさん、アイちゃんを守るお母さんに、マナ並みの深い「愛」を感じましたね。さすがマナの家族だ・・・。

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 眠れる森の美女の話を持ち出すレジーナですが、ここの台詞もなかなかに示唆に富んでいました。
 眠れる森の美女を、状況から素直にそのまま考えると、アン王女のことじゃないかと思われます。そして、レジーナは自分のことを「パーティーに招かれなかった魔女」と称しました。「パーティー=楽しいこと」と考えると、仲間ハズレにされた、幸せを得られなかった、という意味合いがあるように思います。
 そこまでは、構図をただレジーナたちに当てはめただけですが、「魔女がお姫様を永遠の眠りにつかせる」という部分は、新たに出てきた情報ではないでしょうか。レジーナ=魔女だとしたら、レジーナを浄化する、もしくは消滅させるなど、何らかの方法でレジーナ=魔女の構図を破壊しない限り、王女様は目を覚まさない、と考えられそうです。こりゃあ、王女様覚醒の前に、レジーナ改心or救出という展開がやってきそうですね。浄化というほど明るくなく、もっと悲しくて重い展開かもしれませんが・・・。

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 おばあさんを説得し、戦場へと戻る亜久里ちゃん。他の四人が変身完全省略だったのも珍しいですが、キュアエースのソロ変身、そして「ウインクひとつで~」と手をAにする決め台詞も久々で、今回が亜久里ちゃん回だと強く印象づけられましたね。「お前は!?」といわれてから名乗るのが最高にカッコイイ。
 キュアエースは、他のキャラよりはこの決め台詞を言っていた方ですが、それでもキュアハートよりは少ないですし、ずっとやっていなかったので、今回やったことでこんなにも懐かしく、そして久しぶり感が出るとは思いませんでした。ドキドキプリキュアは、各キャラクター目当ての回が見たければ、この「手で形を作る決め台詞があった回だけ見る」という方法でもいいんじゃないかと思えますね。

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 なぜだか対抗心むきだしに、チョコプレートを破壊するレジーナ。エースとしても、レジーナの意味不明な対抗心に驚いている様子です。
 誕生祝いに苛立っているとしたら、レジーナも、亜久里ちゃんと同じく、誕生日を知らないか、誕生を祝われたことがないのかもしれません。だから「なんであんたが・・・!」みたいな理不尽な怒りを出していたのかも。

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 レジーナのライダーキックを、ハートが受け止めます。
 こういう構図は、プリキュアでは多々見かけますが、レジーナのキック姿勢や、ハートの踏ん張り方など、最高にかっこいい一瞬でした。こういうアクションを感じさせるポージングがうまいのは、さすが河野さんといったところでしょうか。

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 イーラが介入しようとするも、スワークルによって足止めされてしまいます。何気にパッド技では、スワークルの登場回数が一番多そう?
 ビシィッ、と指をさすダイヤモンドがかっこいい。ここでも、六花とイーラの敵対関係が続いてそうです。というか、イーラは今回、ダイヤモンドにやられるためについてきたみたいな扱いでしたね(笑)。

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 おばあちゃんは、警官を呼んでいました。やっとまともに反応する人が登場してくれた(苦笑)。
 亜久里ちゃんが誤魔化しますが、プリキュアという単語に、おばあ様はまったくついていけてないみたいでした。そのお陰で、うまく煙に巻くことができましたね。
 警官の人は、某マジョリーナとよく絡んでいたあの警官に似ていないこともないですが、とにかくこの件は、誕生パーティーのサプライズか何かだと、警官は納得したようです。
 しかし、オチがちょっと変化球だったというか、パーティー再開でほっこりENDみたいなオチじゃないのは気になりましたね。次回へのヒキも考えたら、シリアスなパターンでしめてもよかったと思います。

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 さて、次回のドキプリですが・・・まさかの亜久里ちゃん回二連続!
 いわゆる「後半の個別回」という展開で各キャラをまわしていくわけではなく、明らかに「本筋」へと突入している感があります。でも、そうなるとレジーナへ訴えかけるマナ回、六花回はないということ?
 まぁ、レジーナへの訴えは、そもそもまこぴーの新曲作成ですませてよかったと思うので、そういう意味では、前回のありす回の方が異端だったのかな。
 おばあちゃんにキュアエースの正体がバレてしまうようですが、いったいどうなるんでしょう・・・。家族の絆が試される、というわけじゃあなさそうですが、映像や台詞から考えて、亜久里ちゃんの動揺がどういう方向へ転がるのか、というところが注目ポイントでしょうか。

 というわけで、ドキドキ!プリキュア感想でした。

 明らかにクライマックスへの前振りという展開でしたが、次週、もうその山場がやってきそうな予感がプンプンしています。
 キュアソードという孤高の戦士と仲間になり、レジーナという無邪気な敵と親交を深め、アイちゃんと愛を分け合い、キュアエースという謎のプリキュアの実態をめぐる・・・。他のシリーズでも、「そのシリーズならでは!」の要素がたくさんあることは事実ですが、その中でも、ドキプリの要素は、種類も豊富で、物語性が強く、言ってしまえば「気になる!」と思わせてくれる要素が多く登場するのが凄いです。
「実は○○だったー!」というネタバラしも、いきなりバラして視聴者を急展開で振り回す「ツイスト」と呼ばれる手法もあれば、少しずつ情報を小出しにして、視聴者の好奇心をくすぐり興味を持続させる手法もあります。
 ドキプリは後者を利用してストーリー作りされていることが多く、飽きることなく見れているのが素晴らしいところだと思いますが、逆に、子供向け番組で「途中を見逃すとついていけない」というのは、けっこうリスクのある欠点でもあると思います。今の世の中、子供たちが、そんなに熱心に、毎週テレビにかじりつくような時代とはいえなくなってきてますからね
 だから、単発で瞬発力のある話が必要とされていることもあるようで、そのバランスは難しいところです。私としては、ドキプリのような手法には大賛成なんですけどね・・・。
コメント
コメント
真琴の両親が事故で亡くなっている事に驚きました。

レジーナと亜久里とアン王女の関係が気になります。
2013/12/06(金) 15:30:30 | URL | 名無しのフ #- [ 編集 ]
マナたち4人の誕生日はそれぞれ演じている声優さんと同じとの事なので
キャラのイメージ云々とはあまり関係なさそうですね
2013/12/09(月) 12:56:34 | URL | 通りすがりの名無し #- [ 編集 ]
Re: タイトルなし
あ、誕生日のプロフィールはそうなんですね。私もどこかで見たような気がします。

でも、やっぱりなんとなく、イメージどおりな気がするんですよね・・・気のせいかもしれませんが(苦笑)。
それに、うまく誕生日がバラけているのも、偶然にしては面白い偶然ですよね。近い誕生日だと、同じ星座になっちゃうわけですし。

しかし、そういう理由があったなら、誕生日の話は最初から作るつもりはなかったのかもしれませんね。制作側の好きなタイミングで作れなくなるわけですから。
2013/12/12(木) 11:05:25 | URL | itimonji #- [ 編集 ]
Re: タイトルなし
まこぴーの事情はなかなか重かったですね。これが今後の話に反映されるかはちょっとわかりませんが、もし掘り下げられるなら、不謹慎かもしれませんが面白い話が期待できそうです。というか、トランプ王国の人々の暮らしを、もうちょっと描写してくれるだけでもいいかもしれませんけどね。
2013/12/13(金) 00:05:01 | URL | itimonji #- [ 編集 ]
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