寄り道ブログ
寄り道な人生をしています。読んだ小説や、見た映画・アニメの感想などを投稿していきます。
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TVアニメ プリティーリズム・レインボーライブ #50 「煌きはあなたのそばに」 感想
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 夢がどんな姿で貴方の側に来るか
 分からないけど だから 素晴らしいの
 なるちゃんにとって、この一年はきっと素晴らしいgiftだったことでしょう。そして一視聴者のわたしにとっても、このアニメはかけがえのないgiftになりました。りんねちゃん、ありがとう!

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 なるちゃんの出番がやってきましたが、そうも言ってられないのが現状です。ピンチピンチでまたピンチですが、なるちゃんは一体どうする・・・!?

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 プリズムのきらめきが消え、筐体なども使用不能に。このとき他のみんなは号泣していましたが、なるちゃんだけは放心状態だったのが印象的でした。一番ダメージがあるようにも見えましたが、同時に、一番諦めていない感じもありましたからね。このときのなるちゃんの表情はすごかった。
 号泣するみんなですが、そこはちょっと大げさというか、「え、そこまで?」という感じもしましたが、言わば青春を捧げた競技が消滅したと考えると、それは相当のショックだろうと想像できます。聖さんが会長を辞任したときのジュネ様や、二期で世間がプリズムショーを見放したときの展開を思い出しますね。そして、Cooさんも泣いているのがかなりグッときました。汗っぽく見える微妙なラインでしたが、流れた位置や滴の感じから、あれは涙だったでしょう。Cooさんも、世界うんぬんの前に、プリズムショーを愛していたんでしょうね。

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 ジュネ様の方も本格的にヤバそうです。医学的には疲労困憊か衰弱くらいでしょうけど(それでも危険ですが)、そもそも現代医学でなんとかなるんでしょうか・・・。原因がわからない以上、なんとか医学で対処するしかないでしょうけど、こちらも絶望的状況ですね。彼女の命は風前の灯でしょう。

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 皇さん直々の謝罪と共に、大会中止が言い渡されます。すでに不戦敗確定という段から、いったんそれを承諾してしまったものの、なるちゃんの不屈の闘志が、なんとか出番へとこぎつけます。というか、大会の決定事項をよく履がえさせることができましたね・・・。主催者側としては、なるちゃんには弱い立場だから、「ショーをさせてください」という要望には、応じざるを得なかったのかな?
 なるちゃんの「わかりました」→「やってみる」の変化も、尺がなかったからか、ちょっとわかりにくかった印象です。一度了承してから、言い出すまでの間、ずっとりんねちゃんの「ずっと一緒。約束。」の意味を考えていんたんでしょうけど、リアル時間が短かったがゆえに、すぐ心変わりしたように見えてしまったのは残念でした。

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 次に困ったのは衣装ですが、プリズム空間での着替えは「ストーンを使用する」際に必要なもので、着ている服をそのまま使用することも可能なのは、一期などでも判明していました。てっきりなるちゃんも私服になるかと思いきや、ここで根性を見せたのはモモ!
 「世界を救えないセブンスコーデが~」のくだりが最高に熱い! セブンスコーデは使者の帰還に必要なコーデであって、プリズムのきらめきを取り戻せるような作用はないでしょうからね。事実上、現時点ではまったく無意味な装備ですから、モモの言い分もよくわかりますし、ここで新衣装がくるとは思ってませんでしたから、彼女の頑張りにはありったけの称賛を送りたいですね。

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 これだけモモオーナーを褒めるのも、できあがった衣装がかなり可愛いからに他なりません。なるちゃんが着るにはファンキーすぎる感じもしますが、それがまたイイ。
 ボタンや波の模様などに、RAINBOWのパーソナルカラーが入っているようには思いましたが、それにしては黄色がメインカラーになっていますね。これは新ストーンの販促? かもしれませんけど、モモの手持ちがたまたま黄色い布が多かっただけかもしれませんし、とにかく、今の不屈状態となったなるちゃんにはすごくピッタリだったので、よくわからんがとにかく良し!(AA略)

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 さて、なるちゃんの出番です。今回は「ほぼ」最終回な内容ということもあって、レインボーライブ史上で一位になりそうなくらい作画が可愛かったですね。そのなかでの出番前の一コマですが、なるちゃんがなんだがドヤ顔になっていて笑えました。決意に満ち溢れている顔なんだろうけど(笑)。

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 プリズムのきらめきが消えたことで、リンクも機能を停止し、なるちゃんがこけてしまいます。このときのこけるアニメーションが地味にすごかった。本当に動かない(滑れない)状態なんだなぁと如実に伝わってきましたからね。
 ファンタジーな面が強いと思っていたプリズムショーですが(ワールドだったり使者だったり妖精がいたりするので)、それを現実世界でうまく利用するため、リンクだったりシューズだったり筐体だったりは、けっこうシステマティックな構造をしているんですね。ファンタジーとSFの混ざり具合が個人的に心地よい。

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 こんな状態のリンクを前にして、心が折れないなるちゃんがすごい。
 フィギュアスケーターの荒川静香さんが、人工的に作った巨大流氷の上でスケートをするという企画があり、その流氷は表面がデコボコしていて、けっきょくまともな演技ができない・・・というバラエティを見たことがあります。もちろん、荒川さんが諦めた云々ではなく、自身の身の安全なども考えてのことでしょうから(流氷の広さ的に、端から海へ落下する可能性もあった)、一概に語ることはできませんが、あれを見ていると、なるちゃんのすごさがわかる気がします。もちろん、荒川さんもスケートの未来がかかっているとあれば、その条件でも演技をしたでしょう(勝手に解釈して申し訳ない)。

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 「ハートイロトリドリ~ム」がはじまってからも転倒の連続。本来なら滑らないリンクでこそダンスができそうなものですが、今まで滑るリンクでしか踊ってこなかったとしたら、急に条件が変わった場所でダンスというのは難しいでしょうね。
 こけまくるなるちゃんですが、彼女はぜんぜん諦めませんし、その「いった~い」という反応が、むしろ雰囲気を軽くしていて、事態を深刻に見せないという風に作用していた気がします。いい具合に、この緊急事態をなるちゃんの空気にうまく巻き込んでいたというか。もちろん、そこは計算ではなく天然の行動でしょうけど、それが結果うまくいくのがなるちゃんですからね。

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 ご両親の応援にも熱が入ります。右上にいる謎の女性がちょっと個性強くて怖いですけど(苦笑)。
 今までのシリーズ傾向からいくと、ヘタクソで見るに堪えないショーというのは、罵声やブーイングが起こるものですが、なるちゃんのその庇護欲をそそられる振る舞いや、皇さんのシステムダウンの話、そして全国各地でプリズムショーができなくなっていることを観客は承知してくれていたので、ここでは温かい声援を送ってくれましたね。べるちゃんがみんなを応援するようなショーをしたとすれば、なるちゃんは、みんなに応援されるショーをしたと言えるのではないでしょうか。
 もちろん、その観客の行動こそ、べるちゃんのショーが要因だったかもしれませんし、うわべだけ見れば「なるちゃんを応援している」だけですが、なんだかこのシーンは、観客となるちゃんが一体となって、プリズムのきらめきを取り戻すために頑張っていたように見えました。べるちゃんに導かれて、みんなで戦ったと考えると、とてもグッとくるシーンでした。

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 プリズムのきらめきは、誰しもが持っていて、輝かせることができる。そのことに気づくことができたなるちゃんは、なんとペアともがいない状態でプリズムライブを行います。空間から出現するギターが最高にかっこいい! 使者(りんねちゃん)と同じことをやってのけるとは・・・!

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 そこからのシングルジャンプ! セブンスコーデじゃないからかもしれませんが、一期・二期でMARsたちが見せた「天使の羽」が出現します。なるちゃん的には「白鳥」だったかもしれませんが、羽の形状から、恐らく天使でいいでしょう。なるちゃんはジャンプで弓矢もあることですし。

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 金色に輝く弓を掲げるなるちゃん。新しい衣装との相性がいいですね。というか、羽も白いですから、ここで白っぽくない服というのはむしろかなり映える組み合わせみたいです。
 なるちゃんは「ラブリー!」「エスニック!」と、属性の名前を叫びながら、ライブ空間にあらわれるそなた像へと矢を射っていきます。このとき矢に集中するエネルギーや、そなた像に命中したときのエフェクトが属性のマークになっていたのが細かいですね。最初はまったく気づかなかった・・・。規則的に並ぶことで、なんだか幾何学模様に見えてすごく綺麗でした。次々と変わるアングルもかっこよく、最後に正面を向いてからの「スター!」は鳥肌もの。
 属性の順番に何か意味があるかと思いましたが、「最初がラブリー、最後がスター」ということ以外、あまり法則が見出せませんね。各属性の担当キャラ名を並べるとRAINBOWになるわけでもなければ、一期3クール目EDの「プリティーリズムでGo!」の歌詞にある、「スター!→ラブリー!→ポップ!→・・・」という属性コールでもないようです。うーん、なんだろう。

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 今回だけの特別ジャンプ「ハピなるアロー∞」が決まり、会場(プリズムショー協会)から無数の虹色の矢が放たれます。このシーン、やはり矢とあってまどか☆マギカを思い出さずにはいられませんでしたが、虹色ということ、そして飛び方が綺麗という意味では、こちらの方が好きですね。虹色の流星群みたいでした。
 この矢のお陰で、全国にプリズムのきらめきが戻っていったようです。皇さんが言うように、まさに奇跡の所業ですね。でも、なるちゃんは今まで革新的なことばかりやってきましたし、セブンスコーデを自動装着させたりもしましたから、ある意味、彼女ならやってしまいかねないという感覚でした。

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 プリズムのきらめきが復活しましたが、肝心の(そうでもないか)点数は残念なことに。でも、なるちゃんはクイーンには興味はなく(そんなことない?)、みんなを笑顔にすることがずっと前から貫いていた信念なので、それを貫けた、という意味では万全の結果だったことでしょう。勝敗や点数、順位とは別のところで、なるちゃんなりの戦いがあったわけです。
 こんな事態でもマニュアル通りに審査する審査員には、もうのれんに腕押しというか、むしろここまで徹底していると、そのかたくななスタイルには称賛を送りたくなります。

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 プリズムショーが全国各地でできるようになったとのことですが、これ、地図などは日本しか表示されていませんが、プリズムショーというのはどれほど広まっているものなんでしょうね。一期ではアルゼンチン(他の国も出たかな?)、二期では韓国が登場しましたが、レインボーライブでも義務教育化しているくらいですから、かなり広まっていると言えそうです。だとすると、プリズムショー協会というのは非常に重要な組織ということになりますし、きらめきの喪失というのは、描かれている以上に深刻だったのかもしれませんね。
 それを取り戻してくれたなるちゃんは、まさしく真の勝者といっていいでしょうけど、それを作中の、しかも皇さんが言ってしまったのはちょっと違うように思いました。彼が口にしてしまうと、せっかくのプリズムクイーンがなんだったのかという話になってしまいます。作中でよく出てきた単語を使用するなら、クイーンになったべるちゃんを勝者、なるちゃんを勇者と称するくらいにとどめて欲しかったですね。でも、皇さんもエーデルローズの人間だったわけですし、彼の超実力主義な考え方を考慮するなら、なるちゃんを真の勝者と言っちゃいそうな気がします。

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 クイーンが決まり、きらめきも戻ったおめでたい空気に浸る余韻もなく、ピコック先生が登場して、急いで屋上へとあがります。こんなに切羽詰るとは、前回登場時からは思っていませんでしたが、ジュネ様搬送やきらめき消失などの度重なるトラブルで、時間的余裕がなくなってしまったのかもしれませんね。

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 屋上に出てライブをやる、という段になって、人数が六人しかいないことに気づきます。ここにきて、人数の要素が効いてきました。さあ、いったい七人目は誰なんだ・・・?

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 なんと、あらわれたのはジュネ様! いや、まぁ彼女しかいないとは思っていましたが、りんねちゃん同様プリズムワープしてくるとは思わず、そこに驚いてしまいました。なるちゃんのハピなるアローは、世界中のきらめきを(一時的に)取り戻しただけでなく、ジュネ様の体調をわずかに回復させたんですね。でも、さすがに至近距離で聖さんや奈津子さんの目があったにも関わらず、ワープしてこれるとは思いませんでした。どうやったんだろう・・・。
 本作ではやたらと名前を見るシンフォニアですが、とても大きな企業っぽそうですね。二期に登場したソロモンコンツェルンくらい?

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 ピコック先生が再度分裂し(忙しいなぁ)、ペアともとなってパートナーにプラチナスタイルを着せていきます。ここではじめて、スターコーデのプラチナスタイルがお披露目となりましたね。
 ジュネ様の白と黒いドレスはツートンカラーでいい具合にマッチしていましたが、この白・白の組み合わせは、それはもう真っ白な組み合わせで、じゃっかん印象が薄れてしまうんじゃないかと懸念したものの、そんなことはありませんでしたね。
 思えば、過去回想シーンではジュネ様は白いドレスを着ていましたし、そこで似合っていて、ここで似合わないはずありませんね。少女期イメージがあるからか、じゃっかん幼く見える気がします。

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 ついにはじまった、伝説のライブ!
 全員の「プリズムライブ!」コールでもう鳥肌でしたが、ジュネ様のタクトが、このときちゃんと活かされていたのはすごい。ジュネ様は、今まで誰ともわからない楽器たちとライブをしていましたが、やっと他の人とセッションすることができたんですね。
 新曲となるライブBGMがこれまたさいっこうにカッコイイ。そもそもライブBGMはどれも素晴らしくて甲乙つけがたいところですが(個人的にはわかなちゃんのライブBGMか、りんねちゃんとの初デュエットで流れたBGMが好きですが)、この「全員でのライブ」というのは、これまた特別感がハンパありません。全員のパートがあるわけですし、きらめきを復活させる伝説のライブという名目もあって、否応なく盛り上がってしまいます。
 各キャラが滑りながら演奏する映像がこれまた楽しそうでいいなぁ。一人で映ることもあれば、遠くにデュオでのパートナーが映ることもあり、また、綺麗な星空(ライブ空間)が映ることもあって、映像がとにかくかっこよくて綺麗でした。このあたり、プリズムショーではありませんが、プリズムショー演出の京極さんの力が発揮されているように思いますね。構図やカメラの切り替えが相変わらず痺れます。

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 全員のきらめき(?)が中央に集中し、りんねちゃん復活ッッ!
 テレビで見ていると、CMで「レディアントレインボードレス」を着たりんねちゃんがいて、「このコーデはいつ登場するんだろう?もう終盤なのに・・・」と思っていましたが、まさかここで登場するとは。なぜ服装が変わったのかはわかりませんが、各プラチナスタイルみたいにティアラも追加されているところを見ると、使者としての最終形態なんでしょうね。世界にきらめきを広め終え、帰還する間際の使者というのは、最終進化しているものなのかもしれません。

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 じゃっかん唐突にはじまった「gift」でしたが、いつものスケーティングではなくちゃんとダンスがあったことにめちゃくちゃ驚愕しました。比喩ではなく、キツネにつままれたような感覚でしたね。唐突というなら新衣装も唐突でしたし、一連のシーンはキャラたちが多くを語らなかったので、視聴者が個人個人で推測するしかないでしょう。わたしとしては、このプリズムショーは別れの挨拶だったんだろうと思います。最後にこの踊りと歌を捧げる・・・という感じで。
 この場所、このタイミング、この衣装、この振り付けが加わったことで、「gift」にまた新たな一面が生まれた気がします。人だけでなく、曲まで多面性を見せてくるとは、本当にすごいアニメだ・・・。キレッキレな振り付けのどれもが心地よく、箱を開けるような動作や、空を塗り替える動作など、歌詞とリンクした動きにも目が離せません。ダンスで言うなら、今までは「ロゼッタネビュラ」や「リトルウィング&ビューティフルプライド」、「nth color」、「FREEDOM」が好きでしたが、それらを一気にぶち抜いて一位になっちゃった感があります。この興奮を少し冷まして、冷静に判断すればもう少し下がるかもしれませんが、なかなか興奮が冷めやらない・・・!
 りんねちゃんの表情も、普段見ない顔が見られたように思います。四枚目の画像のときも、なんだかわかなちゃんみたいな口角をあげた口元の微笑みがすごく可愛いです(ちょうどわかなちゃんもフレームインしていますし)。神秘的で無邪気で、笑うなら満面か微笑という感じが多かったりんねちゃんですが、こういう含み笑いみたいな顔もできたんですね。使者として完全復活したからこその表情だったりするのかな。

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 無事に月への橋がかかったところで(本当に月?)、ピコック先生が再度復活。このときの構図が奥の女神像とぴったりすぎて、まったく新しい生物が誕生したように見えてしまいました(苦笑)。
 「gift」の工程は使者帰還にはまったく関係ないように見えましたし、やはり彼女からのプレゼント(ギフト)的なものだったように思いますね。ライブが終わった時点で帰還準備はできていたはずですから、別れの言葉代わりだったんでしょう。
 帰ろうという直前、またも「本当にいいの」とジュネ様に尋ねるりんねちゃん。心ではいいと思っていなくても、この状況では愛を諦めるしかなかったでしょう。でも、簡単に諦めるのを許さないのもプリティーリズムです。

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 なんと、ここで女神様が降臨! 何の前触れもない登場だったので、じゃっかん唐突&ご都合感はありましたが、使者がいる以上、女神がいても不思議じゃない土壌はできあがっていました。これが普通のアニメだったらアレですけど、まだスムーズに受け入れられましたね。
 女神様はジュネ様に、人間界へ残る許可を出そうとしますが、その代わりの条件がなかなか厳しかった。プリズムショーができなくなる、というのはジュネ様がやったことを考えると、むしろ納得の代償でしたが、記憶を失う、というのは痛いところをついてきましたね。ジュネ様は、記憶を残したい、聖さんを愛した「天羽ジュネ」のままで死にたいという覚悟だったでしょうから、記憶を失ってまで行き続けるのは、彼女の理念には反しているはずでした。
 しかし、意外なことにジュネ様はあっさりと承諾。「あれ?ジュネ様の考えが変わってる?」と戸惑わずにはいられないシーンでしたが、二回ほど見てみると、女神様がちゃんと「愛する人を残して」という言葉を言っていたことに気づきました。ジュネ様が死に急いでいたようなときは、ある意味、「聖さんから愛されているかわからなくて不安でたまらない」状態だったはずです。そして、その苦しみから抜け出す意味もあって、命がけのショーで絶えるつもりだった・・・。しかし、その後に聖さんと両想いになれたことで、今度は別の感情が芽生えたことでしょう。それが、女神も言い出した「愛する人を孤独にさせたくない」ということです。
 この考えの推移は、非常に短いスパンで行われているため、「え?」と戸惑わずにはいられませんが、そういう変化がジュネ様に起こっていたとしたら、例え「記憶を失おうと」聖さんのそばにいたい、いてあげたい、と思っても不思議じゃありません。むしろ、ジュネ様にとって一番痛いところである(はずの)「記憶」をダイレクトに狙ってくるあたり、女神様はそうとう意地が悪いと思います。まぁ、その者にとって一番大切なものだからこそ、代償足りえるのかもしれませんけどね。

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 ジュネ様の件は一段落し、残すはりんねちゃんとの別れのみ・・・。むしろ、ジュネ様の件がここで掘り返されるとは思ってもいませんでしたから、いよいよ本題に入るといったところでしょう。みんなウルウルしていて、見てるこっちまで泣けてきます・・・。
 そんな中、なるちゃんが飛び出して引き止めてしまうのも無理ないことでしょう。なるちゃんが一番一緒にいて、ある意味、一番りんねちゃんに依存していましたからね。抱き合う二人の他に、けっこうガン泣きしているわかなちゃんが印象的です。別れの辛さを知っているからこそ、なのかな。

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 今回はショーシーンが多かったこともあり、全体的にミュージカル風味でしたが、ここでのやりとりもまさにソレでした。りんねちゃんは、なるちゃんの胸に手をそえます。そして流れてくる「gift」の歌詞・・・。
「胸に手をあててみて 何にもないなんて間違い 感じるでしょ確かなリズム鼓動」
 この歌詞が最高にグッときました。わたしとしては、ここの歌詞より後に続く部分の方が好きですが、あえて大きくフューチャーされたこの部分に着目するなら、単純に言えば「胸のドキドキ」ですよね。胸の鼓動、つまり「生きて」いて、「興奮」して、何かに「熱中」して・・・「我思う故に我あり」じゃないですけど、生きている以上、「何もない」なんてことはありえないんでしょうね。生きて「いる」、そしてきっと何かを考えて「いる」、人間は生きている以上、絶対に「何かある」んでしょう。
 それが何かはわかりませんが、きっと自分にしかない素晴らしいもので、それに気づかせてくれたのが、このプリティーリズム・レインボーライブではないでしょうか。なるちゃんは、短期的な夢しかない、漠然とした女の子でしたが、りんねちゃんとの出会いと別れを経て、成長の階段をのぼっていくんでしょうね。

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 新たなレインボーフェザーを出現させ(ジュネ様がもぎったフェザーですね)、虹にのって月へと帰還します。この帰還ポーズが、わかってはいてもちょっと笑ってしまいますね。もともと手を広げてカカシっぽかったですが、今まではアーチのような虹の橋を渡るシーンしかなかったので、ほぼ垂直といえる角度を昇っていくこの構図がなんだか笑えます。
 使者が次の世界へ渡ると、記憶が消去される・・・というのは、今まで散々言われてきたことで、ジュネ様も拒否したがっていましたからよくわかる設定ですが、今回さりげなく、「使者と出会ったという記憶」まで消えるという要素が出てきた気がします。いや、このあたりも含めての、今までの話だったのかもしれませんが、てっきり「使者だけ」かと思っていたので、使者本人だけでなく、知り合った人たちからもその記憶がなくなってしまうとしたら、それはすごく悲しいことですね。
 でも、そう考えればこそ、先ほどの「胸に手をあててみて」というシーンが活きてきます。使者との記憶がなくなろうとも、その胸の鼓動がある限り、そこには夢や希望やリズム・・・きっとそういった「何か」があるんでしょうね。

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 サングラスを外してりんねちゃんを見送るCooさん。黒川冷状態がカッコイイのは当然として、モモオーナー同様、りんねちゃんとはそこそこの付き合いになっているはずですから、別れを惜しんでいるような、それでいて無事に旅立てたことを喜んでいるようにも見えて、この大人を感じる表情がいいですね。

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 ここで、みんながりんねちゃんにいっぱいの「ありがとう」を叫びました。大会前、なるパパがいっていたことを、みんなでちゃんとやれたんですね。みんなだけでなく、りんねちゃんも涙を流していたのがすごくよかった。りんねちゃんも、なるちゃんたちとの別れに涙してくれたんですね。
 でも、使者として不具合が起きていないかだけは心配です。愛を素晴らしいものと学んでしまった感じがしますからね。いや、それでいて最善の結末を導けたのですから、ある意味、使者としては前人未到のことをやってのけたのかもしれません。ジュネ様と(この)りんねちゃんは、他のりんねちゃんたち(いるのなら)とは違う、偉大なことを、それぞれやってのけたのでしょうね。

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 なるちゃんだけは、今までの生活を振り返りながら(といっても新規作画でしたが)、生活習慣を改めることを宣言します。ここばかりは女児アニメっぽさを感じましたが、それがいい具合にはまっていましたし、つくづく、なるちゃんというのは女児アニメの主人公らしい主人公だったように思います(言い過ぎ?)。
 彼女のダメっぷりは、ある意味のび太的で、りんねちゃんとの別れのシーンは、ドラえもんがいなくなる展開を思い出しますね。「りんねちゃんがいなくてもちゃんとするから!」という部分が、なるちゃんの中でネガティブな方向ではなく、前向きな方向に働いてくれてよかったです。
 それはそうと、歯磨き中の顔すごいことになってるな(笑)。

 そして、涙ながらにみんなはりんねちゃんの帰還ジャンプ(?)「旅立ちのルナレインボーヘブン」を見届けました。
 これで本当に、りんねちゃんは帰ってしまったんですね・・・。まだ実感は沸きませんが、次回で「りんねちゃんのいない日常」などが描かれると、現実を突きつけられてしまいそうで今から戦々恐々としてます。それから実感していくんでしょうけど、きっとなるちゃんたちは、りんねちゃんがいなくてもしっかりやっていることでしょう。なのでわたしも、この別れを悲しんでばかりはいられませんね。

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 最後に表示された文字は「Session Completed!」でした。
 今までは「Session Continues…」だったので、「セッション(演奏)は続く・・・」という感じでしたが、今回は「セッション完了!」という感じでしたね(まんま)。
 セッションというのは、スペル的にも音的にもなんとなくミッションと似ていますし、今回は、ある意味「りんねちゃんを帰す」というミッションを負っていましたから、「ミッション完了!」という風にも捉えられますね。
 プリティーリズム(レインボーライブ)は、次々にやってくる問題を解決していくアニメでもありますから、ミッションと捉えても割りとすんなりいきますね。セッションとミッションをかけていたらすごい・・・。

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 次回は、ついにやってきてしまった最終回・・・。
 これまた今までのシーンのみで構成された予告映像でしたが、そのチョイスが実にプリティーリズムらしいというか(褒め言葉)、シリアスでもありギャグでもあり、そのせめぎ合いの中で、独特な、プリティーリズムだけのバランスが維持されているのは、本当にすごいことですよね。見方によっては、ギャグにもシリアスにもなるんですから。
 シリーズの最終話サブタイトルは、曲名になっているのが恒例でしたが、そこに選ばれたのはこれまた「gift」。まぁなるちゃんの「ハートイロトリドリ~ム」は、それをもじったものが初披露回でのサブタイトルでしたし、やはりこの大役を任せられるのは「gift」しかないでしょう。個人的には「nth color」でもよかった気がしますが、この作品を「色んなみんな」と表現するのか、「少女たちと使者の特別な一年間」と表現するかで意見はわかれるところでしょう。そして、後者を強調したいからこその「gift」採用なんでしょうね。

 というわけで、プリティーリズム・レインボーライブ感想でした。

 後日談がないくらいつめこんでいる、という話をどこかで聞いたのですが、無事に後日談がありそうで、そこはひとまず安心です。
 今回の構成については、一言申したい人が多いようですが、個人的には大満足です。今回が「急ぎすぎ」とか「尺が足りてない」というのであれば、それこそオーバー・ザ・レインボー・セッションは、全体的に急ぎ足だったように思うので、そこからつっこまざるを得なくなりますからね。
 なるちゃんが連続ジャンプを跳ばなかった、そもそもジャンプ要素が少なかったというのも議論があるようですが、それも、個人的には「七回矢を射た」ということや、「跳べないはずの状況で跳んだ」というところがすごかったわけで、回数を競ったら、今度はクイーンの話うんぬんになってしまいますからね。そこはきっちりと分ける必要があったのでしょう。でも、八連続を跳ぶ→ハピなるアロー∞に繋がる、という意見を見たときは、「それもアリだったかもしれない・・・」と思ったのは内緒。
 ライブについても文句なし。映像の尺がちょっぴりだったのは残念でしたが、新BGMで非常に滾りましたし、その後のサプライズ「gift」も最高でした。強いていえば、やはりジャンプ要素の薄さだけは目立ちましたね。でもジャンプが「心の飛躍」なら、今回は「使者の帰還」だったり「きらめきの復活」だったり「別れのショー」だったりと、儀式的な役割が強い各ショーだったので、ジャンプが入らなかったのも仕方ないように思います。これまでにジャンプは散々してもらいましたから、今回くらいなくっても、という感じで。
 いよいよ最終話が迫りますが、なるちゃんの成長は、きっとこれから始まるのでしょう。彼女のマイソングの二番の歌詞にある「迷子のわたしを・・・さぁ今すぐに探しに行かなきゃ」という部分に、やっと繋がるのではないでしょうか。彼女の成長は、りんねちゃんと別離した今こそ、描かれるんでしょうね。
 でも、提供の柱にあった「伝説のステージ」っていったい? 伝説には続きがあったとか、それともプリティーリズムシリーズ最後のショーという意味での「伝説」なのでしょうか。
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