寄り道ブログ
寄り道な人生をしています。読んだ小説や、見た映画・アニメの感想などを投稿していきます。
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TVアニメ 2014年 3月終了アニメ まるごと雑感
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 超いまさらですが、3月終了アニメを大雑把に語ってみたいと思います。視聴本数が目に見えて減ったために、かなり偏った内容になりそうですが、ご了承くださいませ・・・。
 ※そもそも未視聴が多いため、感想の量で作品に対する思い入れの違いが一目瞭然かもしれません。でも、改めて読んでみると好きなアニメでも簡潔な感想になっているっぽいので、イチオシアニメには★マークをつけてみました。

 魔法戦争
 未視聴のためなんとも言えず。珍しく、「見たい」とは思っていたのですが・・・。

 ★桜trick
 原作は典型的な(?)、まんがタイムきららに連載されているタイプの漫画かと思いましたし、その認識は別に間違ってはいなかったのですが、ここまで女の子同士の同性愛・・・つまり「百合」表現に突き抜けたものはなかったんじゃないかという新感覚が、本作に引き込まれた理由ではないかと思います。
 同性愛がテーマというと、ちょっとヘビーな雰囲気かライトな雰囲気に二分しがちですし、「キス」まで行く場合、けっこうヘビーな雰囲気に行くものですが、本作はあくまで「ライトなままキス」という、なかなか変わった地点でバランスを取っていたように思います。
 当然、そのあたりのバランスは好みでもありますし、「キスをする=ヘビー展開」と考える人もいるでしょうから、そういう人は本作はちょっと空気が合わなかったことでしょう。わたしとしては、その新感覚なバランスがなかなか奇妙で心地よく、見ているうちにキャラクターにも思い入れができてくるのがよかったです。思い入れ云々は、たいていのアニメを見ていれば自然と生まれるものでしょうけど。問題は、思い入れが生まれるほど興味深く見続けることがなかなかない、ということです。思い入れが生まれる=いいアニメと出会うこととほぼ同義ですからね。
 さらに、ラストあたりでは、お望みと言わんばかりのちょっと重たい展開もあり、その幅広さというか、どういう展開へも持っていける状態だった柔軟性の高さも、本作の器用さと優秀さを実感します。
 作画に関しては低調というほどではなかったですが、特に目を見張る映像もあまりなく、やはり「キスシーン」に力が注がれていた印象です。OPもそうでしたが、監督が元シャフト所属だったからか、特に「ひだまりスケッチ」に似た演出が目立ちました。しかし、単調な会話シーンを楽しくする工夫としてはよかったですし、この演出そのものは特に嫌いじゃありませんでしたね。シーンによっては、ちょっと邪魔というか、クドく思えるところもありましたが。
 声優さんの演技にも目を見張る・・・というか、耳を疑う(ちょっと違う?)くらい感動しましたね。どうやら原作者さんが、「キスは吐息で表現」みたいなことを言ったらしく、それを忠実に行っていたようでしたが、普段アニメでそうそうキスシーンなんてないためか、これらのシーンがかなり刺激的かつ鮮烈でした。ライトな百合がテーマだとは言いましたが、さらなるサブテーマを設定するとしたら、この「キス」こそが、もうひとつの大事な要素だったように思います。原作者は、よほど女の子同士のキスが好きなんでしょうね(オイ

 銀の匙 2期
 1期をとばしとばしに視聴しているので、そちらをまずきっちり見てから、と思っています。それがいつになるかは、わたしにもわかりませんが・・・。

 うーさーのその日暮らし 覚醒編
 1期(と呼んでいいのか)は全部視聴して面白かったのですが、別に2期を見ようとは思わなかった不思議。アニメのようなCGと、毎回テイストがガラッと変わる内容は秀逸な短編の様相を呈していたはずですが、こういうタイプは楽に見れる反面、無理して見なくてもいいなぁという傾向にもなりやすいようです。ミス・モノクロームもそうだったなぁ・・・。

 となりの関くん
 未視聴のためなんとも言えず。原作の漫画を知っていますが、まぁ毎回違うネタを同じように調理しているだけの印象があります。「坂本ですが?」という漫画もそうですけど、なんか最近、こういう系統の作品が多いですね(悪いわけじゃないですが、わたしの好みではないようです)。

 てさぐれ!部活もの あんこーる
 1期(だっけ?)を未視聴のため今回も未視聴。gdgd妖精みたいなCGアニメは嫌いじゃないですが、このところ乱立しているというか、仕掛け人がみんな同じように感じるのはわたしだけでしょうか。
 そして、それらはほとんど大差がないように思えるので、gdgdが好きだったわたしは、それ以外はいいかなぁなんて予防線を張っちゃってます。どれも同じに見えるが故に、「見てみたい」という視聴意欲が沸かないというか。見れば面白いのかもしれませんから断定的なことは言えませんけどね。

 中二病でも恋がしたい!戀
 1期は全部視聴しましたが、2期となる本作はまるっきり見る気がありませんでした。1期がそれほど面白くなかったのが最大の要因でしょうね。というか、ここのところ京アニ作品には失望してばかりというか、ピクリとも琴線に触れるものがありません。作画やキャラの可愛さは素晴らしいんですけど、「それだけ」という感じがどうしても拭えませんね。
 その「それだけ」のレベルはすごく高いので、それ目当てなら、まあいいんでしょうけど、生憎わたしの目当てはそこではないもので・・・。

 いなり、こんこん、恋いろは
 見てみたいと思いつつ、けっきょく見れなった作品。なんとなく、「夏目友人帳」や「ぎんぎつね」のテイストを感じるイメージを持っているのですが、それらがあまり好きじゃないため、二の足を踏んでしまったのかもしれません。未だに見れていないということは、けっきょくその程度の熱意しか持ち合わせていなかったということなんでしょうね・・・。

 マケンっ姫!通
 原作は何冊か持っていました(もうないですが)。1期は絵が散々だった印象があり未視聴でした。この2期は前半を何話か視聴し、高田さんのキャラクターデザインには心を動かされましたが、まぁその程度でした。視聴し続けるほどの訴求力はなかったという感じです。

 ノブナガ・ザ・フール
 サテライト制作ということで、かっこいいロボットCGや、面白い世界観、キャラクターのオモシロ言動などは期待できましたし、それらはほぼ期待通りだったのですが、ストーリーにあまり引き込まれず断念。世界観も意味不明度合いが強く(世界観自体は嫌いじゃないです)、言い方を変えれば、わたしには理解できなかったというところでしょうか。考えるな、感じるんだ、ができない(しにくい?)世界観やストーリーだったというか。

 ノブナガン
 個人的に本項最高得点をあげてもいいくらいハマッた作品です。ノブナガ+銃=ノブナガンというネーミングや、AUボール、Eジーンなど、ギャグにも思えるネーミングが、むしろスッと心に入ってきます。インパクトがあり、覚えやすく、そして意味も直感的に理解できるいいネーミングではないでしょうか。
 敵のデザインや服のデザインなどに円谷テイストを感じるのもいいですね。敵の生態系も非常に凝った設定がしてあり、多少「ご都合主義」に思えるところもありましたが、それを「生態系」という設定に落としこんでいるところが、ご都合っぽさを消していました。スポーツ作品で言えば大会や競技のルール、バトル作品でいえば能力の設定などでハラハラ感を出したりストーリーを展開していったりしますが、この「生態系」を活かした内容が実に個性的で面白いです。
 作画は常時低調だったように思えますが、それは他作品と比べてのことですし、ある一定のレベルでは安定していたので、キッズアニメとかを見ていると別に気になりませんでしたね。むしろ、作画だけよくて面白くないアニメが多い昨今では、作画はそれほど重要視していませんし、普段がちょっと低調な方が、戦闘シーンやお色気シーンで作画が向上したときに感動があります。そういうメリハリの付け方もよかったですね。

 のうりん
 原作のことは噂に聞いていて、まぁその印象とほぼ大差はなかったようなので、特に見ようとは思いませんでしたし後悔もしていません。友人が思いのほかハマッていたのが気になりますし、農業関係でときどき真面目になるようですが、それなら銀の匙でもいいかなぁなんて・・・。

 ニセコイ
 最初の数話を視聴して、いつの間にか見なくなっていました。日常四コマや、会話劇、奇妙な魔法少女モノなら、シャフトアニメの演出はビシッと決まるのですが、ラブコメには邪魔で邪魔で仕方なかったです。
 というか、演出がまんま「化物語風」なのがダメですね。物語シリーズも、進むにつれて演出の幅がなくなって陳腐化していきましたし、初期のスタッフは映画「傷物語」にかかりっきりらしいから仕方ないですが、まんま「似た演出」しかできていなかったのが、ニセコイに拒否感が出てしまった最大の要因に思います。シャフトらしい斬新な、そして「ニセコイにぴったりな」演出だったなら、きっと継続視聴できたと思うのですがね。

 ロボットガールズZ
 特殊な番組ゆえ、3月終了のアニメに含んでいいかは微妙ですが、限定的な放送とはいえ3月にはひととおり放送されていたはずなので、ここで語ることにします(最近見終わることができましたし)。
 ドロロンえんまくんも好きだったわたしとしては、最高以外の言葉が見つからないくらい楽しい作品でした。東映とはいえ、ほとんど別スタッフだからか、作画は終始安定していましたし(何気に東映に失礼)、戦闘シーンのかっこよさ、そしてロボットガールズたちのメチャクチャさが、永井豪作品を体感できてよかったです。色んなロボットガールズが登場してくれたのもマル。
 デザインも、既存のロボットたちのコスプレをしているように見えるものの、意外と「お!」と思えるところがあってよかったですね。たとえばZちゃんのミニスカート・ニーソックス・燕尾服はしっかりと「可愛いとカッコイイ」が共存していましたし、ゲッちゃん(ゲッターロボ)の設定がお嬢様系で意外ながらもいい具合に似合っていたりと、新たな発見もさせてくれて、なかなか秀逸と言える擬人化(女体化)モノだったのではないでしょうか。
 女体化モノは、題材が武将だったり軍人だったり色々とありますが、「有名ロボット」の擬人化というのは、それこそ「永井豪作品」くらいの知名度がないと難しいでしょうね。それ以外だとサンライズ系の、いわゆる「富野作品」くらいになっちゃいそうです。
 そして、そういう擬人化モノは、一種のパロディであり、もともとの題材があるからこそ、そしてそれを知っているからこそ面白いという特徴もあります。キャラが元ネタとイメージぴったりなら、それはそれでグッドですし、キャラ変更していたとしても、それが意外性に富み、なおかつ新機軸のいい方向だったら、それはそれで称賛できます。擬人化は、題材選びと調理法さえ間違えなければ、けっこう安定した面白さが出ると思います。当然、武将や国と違って、ロボットは認知度が違いますから、多少ターゲット視聴層は狭まってしまうかもしれませんが。
 さらに言えば、擬人化したからといって「簡単に面白くなる」わけではなく、やはりスタッフさんたちの愛や、元ネタへの敬意、理解力が試されるところでもありますから(一概に言えばファン以上の愛が欲しいところです)、決して楽な道ではありません。ここのスタッフさんたちは、それを無事やりきったのではないでしょうか。永井豪さんのファンが、細かいことを気にしないなんでもアリアリな人たちだったから、受け入れられやすかった面もあるでしょうけどね(笑)。

 スペース☆ダンディ
 数話見て、作画のクオリティや、レギュラーメンバーたちの魅力、色んなジャンルの映画をパロディしたような内容には惚れつつありましたが、大筋のしっかりしたストーリーがないため、生活に余裕がないと見る時間を捻出するのが難しくなってきます。この作品に癒しを求めていたなら、自然と習慣のように視聴していたように思うのですが、なぜだかそうはなりませんでした。
 力作でしたし、こちらもしっかり視聴しなければ、という肩肘張った姿勢になってしまったのが視聴断念の原因かもしれません。

 とある飛空士の恋歌
 確か一話か二話くらい見て視聴を断念。まぁ、断念というほど苦渋の決断をしたわけではなく、なんとなく見なくなっただけでした。世界観、キャラクター、台詞、ストーリー、音楽、作画・・・そのどれかひとつでも、わたしの琴線に触れれば見続けようと思ったはずなんですけどね・・・。

 咲-saki- 全国編
 今までずっとシリーズは視聴していますし、原作も集めていますから、視聴しない選択肢はありませんでした。
 原作モノのアニメは、「原作だけでじゅうぶん」なんて評価に陥りがちですが、それが例えば戦闘シーンだったり、かるたシーンだったり、演奏シーンだったりと、アニメだからこそ表現できる部分があると強いですよね。本作も闘牌シーンがありますから、その緊張感や、能力発動シーンなどは、アニメならではの迫力を味わうためなら、アニメを見るのも吝かではありません。

 Z/X IGNITION
 ブシロード発のカードゲームがアニメ化ということでしたが、世界観が理解しにくい上にキャラやストーリーにも魅力がなかったため視聴中断。いわゆる「すでにストーリーがはじまっている」タイプでしたが、そういうストーリー展開は理解しにくくなるので、視聴者代理のような「説明を受けるキャラ」を用意するか、途中からでも引き込めるだけのストーリーや戦闘、キャラクターの魅力が必要でしょうね。残念ながら、そのあたりをわたしは見出せませんでした。

 Wake Up Girls!
 山本監督(以降ヤマカン)が手がけるアイドルアニメ。先行して(ほぼ同時?)劇場版が作られるなど、監督共になかなかの話題性でしたし、アイドルアニメとあっちゃあ見ないわけにはいかないと思い視聴しました。
 ヤマカンさんが方々でヘイト(恨み)を集めすぎた感はありますし、さすがに二匹目どころじゃないドジョウを狙った感のある企画には、疑り深いアニメファンは最初から怪訝の目で見てしまったように思え、不当ではないものの、ちょっと厳しく評価されてしまった感じがあります。

「劇場版から話が繋がっている」というのも、商法として嫌われるタイプかもしれません。あの仮面ライダーディケイドも、完全なる尻切れトンボでファンの恨みを買いましたからね(アレはアレで、というファンもいるにはいますが)。まったく同じケースとはいえませんが、かなり似た境遇ではないでしょうか。

 そんな、色んな話題を集めてしまった上で放送された本作ですが、アイドルアニメとはいうものの、お世辞にもキャラクターの魅力を表現できているとは思えず、その点が評価のほとんどを占めているのではないでしょうか。作画しかり脚本しかり、「キャラクターの魅力を表現する」ということは、むしろ一切行ってなかったような気がします。
 わたしは劇場版を見ていないので、その点だけは憶測を交える形になりますが、テレビ版は全部見ましたし、その上で言えることは、本作はキャラクターの魅力を押し出すことを目的としない「リアル志向のアイドルアニメ」と言えます。しかし、リアル志向といっても「リアルに忠実」なわけではなく、いわゆる「リアル風」というやつです。決してリアルではないですが、汚い大人がいたり、汚い仕事があったり、物事がトントンとうまく運ばなかったり・・・そういう、日常で感じる「うまくいかない」感じが、このアニメにはよく出てきたと思います。
 リアルな志向を、アニメで見たいかというところにまず賛否がありますし、「アイドル」を題材にしてそれを表現したのも悪手といえば悪手だったかもしれませんが、他のアニメがどれも「キャラクターの魅力を売りだして」いたとしたら、WUGは「斬新なアイドルアニメ」だったと言えるでしょう。それが大多数に受け入れられるタイプかどうかは別として。

 低調な作画については、近年では珍しいレベルでしたが、ノブナガンの項で前述したように、それほど作画を重要視してないわたしとしては、まったく問題ありませんでした。当然、キャラクターの魅力が表現できていたとはいいづらいですが、声に特徴のある子や、発言内容に特徴のある子なんかは印象に残りましたし、それで充分でしたね。
 ストーリー的にはそれほど深く掘り下げられたキャラクターは数名しかおらず、ヤマカン本人も「次があったら○○の出番はない~」みたいなことをいっていて、もてあましていた感はバリバリです。それどころか、ヤマカン自体、キャラの魅力で押す、いわゆる「キャラクター商法」を否定したがっている節があるように思えて、そういうアニメたちへのアンチテーゼとして、あえてキャラの魅力を薄めたのではないかとさえ勘ぐってしまいます。それくらい、キャラクターの魅力を見出すのは難しかったですね。
 実写による予告もそうですが、ある程度、上(スポンサーなど)からの要請はあったでしょうし、それをうまくまとめるのが監督の仕事とはいえ、WUGメンバー全員を活かしきっていたとは言えない感じです。もっと尺のある、映画とかを見れば、印象は変わるのかな。

 わたしの勝手な予想ではありますけれど、それではヤマカンはこのアイドルアニメで、何を言いたかったのかといえば、作中、あるお偉い人が、大会(コンテスト?)の開会式のときに言った言葉があります。「911テロのとき、営業をやめなかった劇場がある。辛いときこそ娯楽を提供するのが真のエンターテインメントだ」みたいな、そんな内容でした。ぶっちゃけ、早くアイドルのショーを見たいという段で、このキャラのながながとした話は校長の長話並みに聞きたくなかったですし、上から目線なのと、うんちくを披露している感がありありと感じられて鬱陶しいことこの上なかったですが、そんなシーンをわざわざ描いたのは、たんにライブの時間を短くするための尺調整だけでなく、この言葉こそ、ヤマカンの言いたかったことではないのかな、と思いました。
 確かに一理ありますし、素晴らしい姿勢とは思いますが、それをキャラクターに喋らせたのはなんだかなぁという感じ。それなら、実際被災地の岩手が舞台だったわけですし、いっそのこと、本当に「震災があったときに営業を続けた劇場」くらい登場させてもよかったんじゃないかと思いますね。キャラクターの言葉ではなく、キャラクターの「実感」によって、メッセージというのは視聴者に届けるべきでしょう。台詞だと、やはりどうしても説教臭くなったり、押し付けがましくなってしまいますからね。まぁ、言ったキャラクターの性格からすると、こういうことをいかにも言いそうでしたし、それを考えると、まだ自然なメッセージだったと思います。

 テレビ版1話(だったかな)で初めてライブをして、「視聴者が嬉しくないパンチラ」をしたとして話題になった本作ですが、確かヤマカンは、そのパンチラについて「売れないアイドルは、嫌でも売れるためにパンチラしなければならない」ということを言って、彼の「アイドル観」みたいなものをまざまざと思い知りましたね。どこかバカにしているというか、偏見を持っているというか、彼自身はきっと大真面目なんだと思いますが、それが世間的に受け入れられるタイプの意見かと言えば、そうではなかった感じです。彼の意見もある側面から見れば正しいでしょうし、否定はしませんけどね。
 希少な意見だからこそ、斬新なアイディアに結びついたり、新たな挑戦、新時代の開拓に繋がると思いますし、すごい作品を作った人たちは、ちょっと頭がアレな人が多い印象があるので(失礼)、彼もそういう部類とは思います。ちょっと、「そういう部類」を演じている感はありますが・・・。ま、こと「アイドルアニメ」に関しては、それこそスポ根作品のように、斬新さよりも王道こそが正道だったということでしょう。だからこそ、わたしは本作を「アイドルアニメ」にはカテゴライズされないと思ったんですね。ある程度アイドルアニメが出尽くしたら、斬新なタイプもいいかもしれません。「斬新なアイドルアニメ」といえば、AKB0048みたいなイメージかな?

 そんなわけで、何が言いたかったかというと、わたしはこのアニメはけっこう好きだったんですが、その論法や作品のスタイル、語り口などから、「アイドルアニメ」には当てはまらないような気がしています。でも挿入歌もありますし、アイドルも登場しますから、間違いなくアイドルアニメなんですけど、なんというか、今までのアイドルアニメとはまったく違う切り口、という印象です。それがいいか悪いかといえば、個人的には悪くなかったわけですが、いわゆるオーソドックスな、テンプレートな、キャラクター商法的なアイドルアニメを期待していた人には、肩透かし以上の落胆があったことでしょう。だってキャラに魅力らしい魅力はありませんからね。
 斬新なことはやったと思いますし、アイドルアニメの歴史に名前は残した気がしますが、それを素直に評価していいかは微妙です。ただ映画は気になっているので、円盤購入しないまでも、動画サイトで購入したりして見てみてもいいかなぁなんて思っています。あ、OPやED、挿入歌は普通に好きなので、ダウンロード購入して聞いていますよ。神前さんはそれほど気にしてなかった作曲家さんですけど、本作の楽曲に関してはどれもいいなぁと思えるデキでした。他作品の曲たちも、改めて聞いてみようかなぁなんて思ったり。BGMは普通に好きですけどね。

 未確認で進行形
 安定した作画とストーリーで、途中までは順調に視聴していました。動画工房さんは、ゆるゆりやGJ部なども好きですし、その安定した作画と、センスあるOP映像など、なかなか好きなスタジオですからね。
 しかし、主人公の姉がときどき発する「キター!」や「ロリ小姑!」や「○○ですが何か?」みたいな、いわゆるオタク用語やネットスラング多用みたいなのは、ちょっと聞き苦しくて耐えられませんでした。他の四コマ漫画でも、ときどきそういう台詞を見るのですが、傾向として、女性作家さんが使っている印象が多いです。本作の原作者さんって性別はどっちだろう・・・?
 とにかく、そういう単語がちょっと辛くなっていたとき、主人公宅に居候していた兄妹の正体が「妖怪(だったっけ?)」だと判明します。そうじゃないかなぁとは思っていましたが、その明かし方も「兄妹の母がやってきてポロリと口からこぼす」という、ちょっとギャグに見えなくもない、ドラマチック性皆無な展開で、そういうところが、どんどん「アラ」として認識していくようになりました。これはわたしが勝手にマイナス評価をつけただけで、かなりの人は本作を高評価してますから、まぁわたしが時代に逆行しているんだなぁという感じですが。重要事項をポロリしちゃうのは、ある意味ギャグですが、「ドラマチックな展開ができない」と言っているようにも見えちゃうんですよねぇ。そういうのを期待する作品ではなかったのかもしれませんし、わたしが勝手に期待していただけかもしれませんが。
 けっきょく、そのあたりから「どこを楽しめばいいんだ」と思うようになり、正体バレもあっさりしていたからか続きも気にならなくなり、自然と視聴しなくなりました。
 最初からまったく見向きもしない、ということは多々あるわたしですが、こういう風に、ひっそりとフェードアウトするように見なくなることも多いんですよね、わたし。興味が持続しなかったり、興味が失せたり、愛想がついたり、失望したり・・・理由はさまざまですが、重い腰をあげて見始めたからといって、決して完走するとは限らないのがわたしです(偉そうに言うな)。
 でも、できることなら最後まで完走したいですし、そういうアニメにできるだけ出会いたいものですね。

 最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。
 一話を見て、「次は見なくていいか」と強く決意。絵は僅かに心惹かれましたが、内容にはまったく惹かれませんでした。長文タイトルで偏見があったかもしれませんが、そうでなくても、「謎(?)の貞操体をつけられた妹」という設定で「面白そう!」と思えるかといえば、思えないわけで・・・。

 ノラガミ
 こちらも途中まで見ていたんですが、だんだんと視聴しなくなりました。
 主人公(と言っていいのか)の女子高生が特殊な体質になったりと、物語が動きはじめた序盤は好きだったのですが、それから「何が目的か」となったとき、すごい漠然としていて、そういう「大目標」が設定されていないアニメって、わたしは基本的に受け付けないんですよね。
 一応、ヤト(だっけ)が仕事をしてお金(信仰)を集めて・・・という大目標は設定されていたように思いますが、原作が漫画のせいもあってか、長期連載特有の「叶うビジョンが見えないレベルの大目標」だった気がして、それはそれで苦痛なんですよね。それこそ「秘宝ワンピースを手に入れる」くらい果てしなさそうで。
 そういうわけで、けっきょく大目標はあれど、それが遠すぎると、なんだか物語が「ふわふわ」しているようで気になるんです。せめて目先のピンチといえる「中目標」をうまく設定してくれたら、興味が持続できたかもしれないんですけどね(現存している大切な社を壊されないように対策する、みたいな)。

 ウィッチクラフトワークス
 原作は読んでいますが、お世辞にも話が面白いとはいえず、イラストレーターさんの漫画にありがちな「絵を楽しむ」タイプの作品だなぁと思いました。そういう判断の結果、「アニメは見なくてもいいか」という結論に達しました。
 ズヴィズダーのように、「○○デザインが忠実に動いている!」という感動を味わえたかもしれませんが、そもそも原作も借りて読んだだけですし、それほど好きなわけでもないので思い入れも薄く、アニメで新たな魅力を発見できる気もしなかったので、視聴はまったく選択肢にありませんでしたね。
 OPかEDが話題になっていたようですし、そういう話題を聞いて、ちょっぴり見てみようと思いましたが、やはり視聴を始めるほどの原動力には足りませんでした。

 生徒会役員共*
 一期も見ていましたが、二期でも安定した面白さでした。最初は各声優さんの演技にちょっと違和感がありましたが、それもすぐに慣れ、下ネタというよりもキャラクターの応酬が楽しい、という感じのアニメですね。
 そういう意味でも配役は大事ですが、生徒会だけでなく、サブキャラクターたちもわたしの好みにぴったりで、わたしとしては珍しく「声優目当て」だったといえなくもありません。椎名へきるさんや小林ゆうさん、小見川千明さんと、癖がありつつも個性の強い声優さんが、わたしは好きなんですよね・・・。

 ハマトラ
 見ていて面白そうだと思ったものの、プライベートタイムの兼ね合いもあって、自然と見なくなってしまった作品のひとつです。二期も決定したようですし、見ておけばよかったとつくづく後悔。ニコ生あたりで、一挙放送してくれたら見るかもしれませんね。
 現代風+超能力というと、わたしの好きなDTBに近い作風ですが、キャラクターデザインや映像演出はちょっと独特で、ハマトラ特有の個性は感じられました。なので、あとはストーリーだったように思います。でも、ストーリーもまぁまぁ面白そうだった記憶があるんですけどね・・・(よくは覚えていない)。

 鬼灯の冷徹
 女性向け作品というわけじゃないですが、テイストが「聖お兄さん」とモロかぶりじゃないかという印象の本作。というか、女性に受けるタイプの漫画って、「しろくまカフェ」しかり、「人外のキャラがしょうもない日常的な生活をする」って作風が多い気がします。
 ブッダやキリストがアパート暮らしをするから面白く、しろくまがカフェをするから面白いですし、それは女性向けうんぬんを抜きにしても面白いとは思いますが、もはや食傷ぎみというか、ネタかぶりというか、新鮮味がないように思いますし、そんな印象だと「見なくていいか」ってなっちゃいます。唯一性がなく、他の作品で代替が効くというか。
 この作品に限らず、例えば「坂本ですが?」と「隣の席の~」も、「全力で(変な方向に)突っ走る、クラスに一人はいるような変な人」という感じのコンセプトが似ていますし、なんだか似た作品って、「オリジナリティを感じよう・探そう」と努力する気もおきないんですよね。「似ているなら見なくていいや」ってなっちゃいます。
 好きな人や、しっかり読み込んだファンに言わせれば、それらは「まったく違う作品」なんでしょうし、わたしの意見は、どこまでいっても「見ていない人間」の意見なので、それほど力説はできないですけどね。

 ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル
 梅津さん監督とあって、前期のガリレイ・ドンナ同様、期待している作品ではありましたが、未だにガリレイ・ドンナを最後まで見ていないくらい視聴作品が滞っているため、けっきょくこのアニメも未視聴です。単純に見る時間が減ってきたのも、アニメを容赦なく切っていく原因かもしれませんね・・・。そうやって数を減らさないと、本当に好きな作品さえ見れなくなってしまうという恐怖があるんですよね。

 世界征服~謀略のズヴィズダー~
 物議をかもした例のタバコ回は面白かったですが、そこまで見て作品の底が見えたというか、「このタバコ回以上の話はないだろうな」ということで視聴を断念。なにせ、そのタバコ回まで一度も面白いと思ったことがなかったですし、あの回はあの回で独特だったので、ああいった切り口の話をそうそう連発することはできないでしょうからね。そういう意味で、タバコ回で見切りをつけました。いわゆる、反則手ともいえる内容でしたからね、そのタバコ回は。そういった切り口を何度もやっては飽きられますし、一度しかできない奥の手だけが、わたしの琴線に触れたという感じでしょうか。
 黒星紅白さんの絵が、デザインに忠実なままアニメで動いているのは素直に関心しましたが、魅力があるのはデザインだけで、言動や性格で好きになれるキャラクターは一人もいませんでしたし、それも残念なところでした。やはり、ありがちな精神構造の主人公では、どうしてもこじんまりするというか、強烈な牽引力は感じられませんね。あ、真綾さんのOPは大好きです。

 そにアニ
 見ていたことは見ていたのですが、それほど引き込まれず、徐々に視聴しなくなりました。同じアニメスタジオでは、確か「せかつよ」も作っていたはずで、映像クオリティも(エンディングを除けば)ほぼ同じ感じでした。そういう意味じゃあ、話に引き込まれた分だけ、せかつよの方が好きでしたね。

 ディーふらぐ!
 あの有名なワンシーンは知っていますが、だからといって見たりはしませんでした。原作はちょっとだけ読んで意味不明で挫折しましたかね。もともと波長が合わなそうな予感がしています。時間があるときに、気が向いてたまたま原作を読んだりしたら、ドハマリしそうな予感だけはあります。

 バディ・コンプレックス
 ラブライブ、ヴァルヴレイブなどのサンライズ第8スタジオということで、個人的に期待はしていましたが、そもそも見る術がなくて視聴を断念。キャラクターデザインやロボットデザインに個性を感じないのもちょっとアレでしたね。でも作画や各種ネーミングセンスはよさそうでしたし、二期もあるようですから、どうにかして見てみたいなぁと思う所存です。二期前にニコ生で一挙放送とかしないかな。

 キルラキル
 グレンラガンスタッフということで、中島さんの脚本が好きなわたしとしては非常に楽しみだったアニメで、最後まで楽しめたアニメでもありました。しかし、中島さん脚本のグレンラガン、仮面ライダーフォーゼは隅々まで楽しめたのに対し、キルラキルはちょっとだけ退屈だったように思います。妙に展開が間延びしていると感じるときがあったり、つまらない回があったり。
 戦闘シーンには作画とCGをうまく織り交ぜていて、ブラック★ロックシューターで培った技術を、今石監督がいかんなく発揮していたと思います。ギャグが目立ったものの、作画にはほぼ文句なしでした。
 音楽については、澤野さんということで、どうしてもガンダムUCや進撃の巨人、もっと言えばギルティクラウン、さらに言えば一昔前のアニメである「ギガンティック・フォーミュラ」と同じ印象でした。フレーズというか音選びというか、そういうのが澤野さんは同じなので、よほどキャッチーで個性的でない限り、似たり寄ったりになってしまうのが残念です。個人的には好きな作曲家さんですし、GF、ギルクラ、UCくらいまでは好きでした。

 凪のあすから
 最初は見ていなかったのですが、2クール目くらいに入ったときからいい評判を聞き、遅ればせながら視聴しました。そして、なかなか面白いとハマっていたはずですが、2クール目を過ぎたあたりからまた単調になった気がして、いつの間にか視聴を中断しちゃっていました。
 脚本の岡田さんは、特別好きというわけではないのですが、わたしが好きなアニメに高確率で携わっているパターンが多いです(DTB流星の双子、AKB0048など)。そんなわけで、過度な期待はせずに見ていたのですが、「冬眠」という設定が素晴らしかった。これによって時間が経過した際のその後を描くことができましたし、いわゆるSF小説であるような「冷凍睡眠」にまつわるアレコレ、という感じで非常に好みの題材ではありました。
 しかし、けっきょくそのギミックをつかって描かれるのが「恋愛」というところが、なんだかなぁという感じがしてガックリ。恋愛は普遍的で、なおかつどんな人にもウケる定番の内容だとは思うのですが、だからこそそれを使われると、個人的には「ウーン」と思ってしまいます。いくら大多数にヒットする内容とはいえ、わたしは恋愛モノが好きではありませんし、恋愛というテーマが短絡的に思えてしまってダメですね。商売で大多数を狙うのは悪いことではないですが、だからこそ、そこを安直に判断されているんじゃないかと勘ぐってしまいます。挑戦的な題材なんですから、挑戦的なテーマでもよかったのになぁと(同姓愛、近親、異常性癖、異種間恋愛などなど)。
 さらに言わせてもらうと、「水の中で自由に暮らせる種族」というのはまったく問題ないのですが、水中での彼らの動きや、服の動き、食器や窓などの無機物の動きが「水中」の状態に忠実じゃなかったのが非常に気になりました。「水中で生きられる」というのは、フィクションで使われる「最初の嘘」として許容できます(エヴァンゲリオンでいえば使徒と戦う世界、ドラえもんで言えば未来から来た猫型ロボット、デスノートで言えば人を殺せる死神のノート、ジョジョで言えば吸血鬼やスタンド、という風に)。
 この最初の嘘によって、どういう風に「普通じゃない」のかを表現するのがSFやフィクションだと思っていますが、凪あすでは「水中で息ができる」以外に、「水中でも水の抵抗を無視した動きをすることがある」という嘘がありました。この嘘は、いわゆる「アニメ的嘘」であり、本作をSFみたいと称したわたしとしては、精緻さに欠け、細部まで拘っていないように思えたのです。
 どうせなら海ではなく「特殊な液体」として、「その液体内でも呼吸ができる種族」や、「特定の物質ならその液体による水に近い抵抗はすべて無視される」ならまだよかったのですが、魚が泳いでいたり、人々も走っていたと思ったら浮かんで泳いだりして、その物理法則が気に入りませんでした。ハナっから「SFじゃない」という認識にしておけばよかったんでしょうけど、設定というか、冬眠というギミックは本当に感心して、数年が経過し、寝ていた人と起きていた人で時間の流れが変わったときの描写なんかは、本当に素晴らしいものがありました。だからこそ、物理法則の描写がアラに見えたり、恋愛というテーマがスケールダウンのように思えたんでしょうね。非常に残念でした。

 ストライク・ザ・ブラッド
1クールほど見たはずですが、それほど引き込まれなかったため視聴中断。話が淡々と進むため、「今何のために何をやっているのか?」がわかりにくかった印象でした。話が進むスピードも、気づきにくいですが意外に相当早く、じわじわ真実に迫る感も、問題解決後の余韻もクソもないという印象。
 真面目な展開に「いやーんエッチ」なちょいエロ展開を加えるバランスは見事でしたが、それがあからさまに「ちょいエロ」で売っているように見えて残念。今のライトノベルは、こういう要素を少しでもいれないとダメなのか、と悲嘆してしまいました。

 サムライフラメンコ
 1話を見て魅力を感じられず断念。最終的な感想を付き合った人たちから聞く限り、見なくてよかったかなとむしろ安堵するくらいでした。
 別に男キャラがたくさんいることに不自由はないんですが、そもそも「面白く」なかったのが大きい。「個性」は感じましたが、突出したレベルじゃなかったですし、作画も音楽も特に魅力的ではなく、むしろ視聴継続するための理由を探す方が難しいレベルでした。

 東京レイヴンズ
 原作者さんの他の作品を読んだことがあったので、見てみましたが、やはりこれといった魅力を感じなかったため視聴は中断。作画や設定は別によかったんですが、ストーリーがね・・・。
 あと「○○もいじゃう」みたいな、それこそ先述したストブラみたいに、鮮烈かつ安直な単語を入れないといけないのかと、ここでまた悲観。ライトノベルのターゲット層がそのあたりなんでしょうし、そのアニメも当然そのあたりに向けられているとしたら、むしろわたしが面白く感じるのはちょっと変でしょうからね。ある意味正しい感想なのかも。

 ゴールデンタイム
 こちらも、原作者さんの他の作品には触れたことがあったので、視聴をしてみました。途中まではまぁまぁ面白かったかなと思うのですが、やはりどこでもあがっているように、主人公や登場キャラクターを好きになれなかったのが地味に辛く、いつの間にか見なくなっていました。
 ストーリーはどちらかと言えば「気になる」仕掛けがしてあって、グイグイ引きこまれたように思うのですが、ことキャラクターに焦点を当てた時、「このキャラクターが別にどうなろうと・・・」という風に冷めてしまうんです。決してストーリーだけ優れていればいいのではなく、やはりキャラクターの魅力も大事なんだなとわからせてくれましたし、そういう意味ではいい経験だった気がします。

 遊戯王ZEXAL(ZEXALII)
 デュエルカーニバル(30話くらい?)から見ましたが、見てよかったといえる作品でしたし、そこから一年半ほどあったはずですが、ずっと飽きることなく見ることができました。
 遊戯王は初代と5D'sに少し触れたぐらいでしたが、このZEXALは今までのシリーズリスペクトがけっこうあるように感じ、それが久しぶりに見ても楽しかった要因のひとつかもしれません。あと、登場キャラクターはさすがに多いですが、どのキャラクターにも見せ場やエピソード、そして個性的すぎる個性があり、それが魅力になっていました。あの個性的な髪型たちも、決して「変哲」というわけじゃないですし(いや、けっこう変哲かな・・・)、それが無二の個性とも言えますからね。
 グイグイと引き込まれるストーリーもそうですが、本作特有の「デュエル」がこれまたいいんですよね。キャラクター性も表現できますし、いい感じに「頭脳戦」っぽさも表現できます。さらに言えば、ご都合的とはいえ、手軽にピンチが演出できるのもいいと思いました。純粋なデュエルだけでなく、場外的な要素もありましたが(人質、毒、疲労など)、それでもやっぱりハラハラさせられましたし、どうやって苦境を脱するのかは毎回見ものでした。それがたとえ新カードをデュエリストが創造しちゃったとしても。ちゃんと苦境→解決という手順を踏んでいるだけ王道ですし、どのデュエルにもそれを感じるので、手軽にカタルシスを得るにはいいアニメでしょう。ある種、ドラマ「相棒」や「水戸黄門」レベルの安定感があるかも?
 ここまで他作品では辛辣なことばかり書いていたわたしですが、これほどの長期作を飽きずに見れて、しかもベタ褒めしているところからも、本作の優秀さはわかってもらえると思います。ただ、遊戯王(もしくはカードゲーム)に少しでも、興味だったり知識だったりがないと、辛いものはあるかもしれませんけどね。
 でも、デュエルのルールは見ているだけでもなんとなく覚えられるでしょうし、無二の個性であるデュエルを除いたとしても、本筋が普通に面白いですからね。それだけでも価値がると思います。往年のジャンプよろしく「友情・努力・勝利」があったり、古の記憶や伝説を絡めたストーリー展開、別世界など、SF的要素は、大河スペクタクルな感じもあってすごく面白かった。長丁場になるでしょうが、これまた評価の高いGXを見てみたくなるほどでした。
 EDが特殊仕様に変化したり、OPでもシルエット解禁などのギミックがあったり、燃える要素もバッチリ。作画やデザインも今までのシリーズからすれば可愛い系で、萌えアニメ好きにもたまらないでしょうし、だからといって熱いシーンではしっかり熱くカッコイイ、その作画の幅も素晴らしい。そういった作画の柔軟さを見ていると、さすがビッグタイトルという貫禄すら感じましたね。

 ジュエルペット ハッピネス
 前作(きらデコッ)は、内容が子供向けすぎたためか(当然といえば当然ですが)肌に会いませんでした。本作ではまた設定、人間キャラのデザインが変わり、ナチュラルにギャグな感じが面白くもあったのですが、それが基本的に「サンシャインの焼き直し」に見え、しかもサンシャインほど面白くはなかったというのが辛く、途中から見なくなってしまいましたね。半年くらいは見てたかな・・・?


 と、こんな感じでザッとですが感想を書かせてもらいました。つくづく、見る本数が減った気がするのは、やはり時間を惜しんで最後まで付き合えなくなっているからでしょうね。今までなら「最後まで見て判断」とか「見ていれば好きになっていく」という理論を持っていたわたしですが、時間がない社畜の仲間入りを果たした今となっては、即断即決で、面白いか否かを決めていかなくてはなりません。
 やはりそういうとき、タイトルだったりキャラクターデザインだったり作画だったり音楽だったりストーリーのあらすじだったり、とにかくなんでもいいので、琴線にピンとくる要素がないと、有力候補から除外してしまうしかなくなります。なので、「面白くなってきた!」みたいな感想を見ると、それをアテにして見ることもあるので、意外とネット上での評判とかも気にしたりして。ミーハーとか多数の意見がどうとかではなく、単純に見る本数に限界がある故に、他の人に任せちゃっている部分があるわけです。
 でも、逆に「面白くない」とすでに判断したアニメは、いくらネットで評判が良かろうと、再視聴することはまずないでしょうね。自分が見ておらず、それで面白い評判を見かけた場合です。

 毎回の感想はこれ以上増やせないまでも、クール毎のこういった感想は、なるべくしていきたいですね。アニメへのアンテナは鈍らせたくないですし、少数でもいいので、クール毎に一本か二本くらいは、心から「面白い!」とか「なんか好き!」と思えるアニメに出会いたいですからね。
コメント
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失礼します
プリパラの感想を拝見しに来たら面白そうな記事でしたので少々コメントを

個人的にイイと思ったものがいくつか切られていて残念ですが
反対に低評価な作品が持ち上げられてもないなど興味深く読ませていただきました

どうやら所謂「日常もの」「キャラ萌え」といった純粋に癒しのみを求める視聴をなされていない印象を受けます
本当にお時間がとれないのが伝わってきます。恥ずかしながら私自身はまだお気楽な身分なので何とも言えません…

単にケチつけるだけでは恰好がつかないのでこちらの評価を挙げますと
最優秀賞「桜Trick」 アクション部門「ノブナガン」 癒し部門「そにアニ」
でしょうか。そにアニは優しいキャラばかりで何も考えずに観れた作品でした


最後に一言だけ
カードゲーム「Z/X」はブシロードではなくブロッコリー産です。ブシ社長は元ブロッコリーですがどうでもいいですね
これからも感想楽しみにしております
2014/07/09(水) 12:04:19 | URL | sf #- [ 編集 ]
Re: タイトルなし
sfさん、コメントありがとうございます。また、Z/Xについての補足も感謝いたします。わたし自身、書いていて違和感のある部分でしたが、詳しく調べずに書いてしまいました。それもこれも、ブシロードのカードが多いのがいけないんだ・・・(責任転嫁

sfさんの評価とほぼ同じだったのは奇遇かつ嬉しいところですが、それだとやはり「そにアニ」を断念してしまったのが気がかりです。あれも切るには惜しいアニメだったと記憶していますし、もう少し根気よく見守るべきだったかなと悔いている部分はあります。

純粋な癒やしはアニメには求めていないかもしれないわたしですが、「桜Trick」や「ゆゆ式」のような、どこか言い知れぬ魅力のあるものにはついつい惹かれてしまいますし、そんなアニメには癒やされていると自負(?)しています。ただ、やはりその作品にしかない「唯一性」みたいなものがないと、癒されることさえないかもしれませんね。「どこかで見たことあるな・・・」とか、「まーたこういうタイプか」と、ついつい類似作と比較してしまい、視聴中止ということをやってしまいそうです。

挑戦することを放棄しているみたいで、自分でも由々しき事態だなぁとは思っていますので、もうちょっと手広く、そして心も広くして、アニメは視聴していきたいですね。好きなアニメがなくなったとき、本当に日々の楽しみさえなくなってしまいそうでちょっと怖いところもありますし・・・(冷や汗
2014/07/12(土) 03:38:12 | URL | itimonji #- [ 編集 ]
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