寄り道ブログ
寄り道な人生をしています。読んだ小説や、見た映画・アニメの感想などを投稿していきます。
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TVアニメ プリパラ #14 「ライバル登場!イゴ、よろしく!!」 感想
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 ドレッシングパフェ爆誕&鮮烈デビュー!
 即席なはずなのに非常に安定感があり、ソラミスマイルを脅かす存在として、いかんなくその魅力と存在感を振りまいていきました。

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 アバンは前回のおさらいから。東堂シオンちゃんがプリパラ界に参戦を決意表明したところですね。さて、彼女がプリパラに、どのような嵐を巻き起こすのか・・・Time has come!

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 そして、今回からついに新OP! 最初はちょっとノリにくい独特なリズムだなぁと思いましたが、何度か聞いているうちに慣れましたね。むしろ慣れないとノリにくい曲と言えますし、それはどの曲にも言えることかもしれませんが。
 映像が新しくなったのは当然ですが、そのテイストがまたちょっと変わりましたね。新キャラを押し出していくのはいいとして、二人のらぁらちゃんが一緒に映ることが多くなっていました。今まではどちらかしか映らない、もしくは変身する、みたいな映像ならありましたが、「二人が一緒の空間にいる」というのは今までありませんでしたし、よくよく考えるとちょっと奇妙です。
 一緒の空間にいるということは、今後そういう展開があるのかな、なんて思わせますが、特にこのイントロ部では変身前らぁらちゃんが消えていく演出になっていて、そこはかとない不安感がありました。一緒にいるのも不吉といえば不吉ですし(プリパラシステムの異常で、二人に分裂してしまうとか)、プリパラ世界と現実世界が反転するような世界的大惨事が起こると仮定すると、変身前の自分が消滅してしまう、ということはなんだかありえそうです。
 プリティーリズム三部作も、ラストはたいがい規模の大きな問題に直面していましたが、今回もそうなってくれそうで一安心(?)。同じようなものを期待しているわけではないんですが、こじんまりしたクライマックスよりは全然歓迎ですし、「本作にその展開へ進む余地がある」とわかっただけでも収穫でした。そもそも「プリパラ」という広大で影響力の強い仮想世界があるわけですから、それを揺るがす事態にした場合、必然的に問題の規模は大きくなるんでしょうね。そういうクライマックスになるのかな、なんてことを考えてしまう演出でした。

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 静止画の連続で色んなキャラが登場します。真中家は楽しそうですし、学校のカットでは親衛隊たちが楽しそうです。なおちゃんの右奥にいる二人が実に百合百合しくてイイ・・・。
 シオンちゃんのポーズはまるで雀鬼かアカギかわかりませんが、やたらとカッコよくて痺れました。
 そして最後に登場したボーカドールことファルルちゃん。ちゃん付けしていいのかわからないくらいのオーラと風格を持っていますが、そのオーラもどこか禍々しいですし、なんだか友好的に見えないのが気になります。プリズムボイスに関しては、なんだか好印象そうな反応を本編で見せてくれていますけどね。プリズムボイスにしか興味が無い狂信者みたいな感じ?

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 冬服(秋服?)に変更になっていた制服ですが、基本的にブレザーを羽織っただけっぽいですね。それだけでかなり印象が変わってくるのがイイ。
 らぁらちゃんを挟んで抱き合うシーンがとても百合百合しいですが、みんならぁらちゃん大好きだから仕方ないですね。ここにシオンちゃんやドロシーちゃんが加わる図が想像できないですが、最終的にはそうなってほしい気がします。みんならぁらちゃんが大好き! みたいな。

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 プリティーリズムの2クール目OP(ディアマイフューチャー以降)の傾向としてありがちなCGパートでしたが、動かずに静止画として見せているのは珍しい手法だった気がします。絵は止まっていても、サイリウムがピロピロと動いているので、完全に静止画じゃないというのが新鮮でした。
 「動く映画ポスター」みたいなのをネットで見ましたけど(タバコの煙だけ揺らめいたりする)、それに近い楽しさがありますね。LEDや液晶パネルの性能があがっていくと、今後こういう動く絵のポスターなんかが出てきてくれるかもしれませんし、出てきてくれると嬉しいですね。「最先端」という感じがあります。
 ここでじっくり新しいサイリウムコーデを見ることができましたが、やはりチャイナテイストを感じます。それが悪いというわけではありませんが、プリティ・キュートがウリのシリーズだったので、こういうテイストが新鮮でした。さらに3クール目で新サイリウムが出るとしたら、やはり最後はウェディングテイスト? それとも3クール目はパラダイスコーデが最強コーデとして君臨するんでしょうか。
 しかし、そうなるとサイリウムコーデと競合しそうですし、サイリウムはサイリウムで新しいものが登場する? それともパラダイスコーデがサイリウム兼用とか? クマの話だと、パラダイスコーデは一人分しかなさそうですし、誰が着るかというのも気になるところですね(十中八九、らぁらちゃんでしょうけど)。
 通じる人には通じるかもしれませんが、このサイリウムがピロピロしている絵を見ていると、なんとなくウルトラ怪獣を連想してしまいます。わたしだけでしょうか・・・?

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 クマ、ウサギに続く新たなマスコットも登場。スカウト自体はあの世界にたくさんいるようですけど、このペガサスらしきスカウト(?)はやたらと可愛くて、本作にありがちだった「憎たらしさ」みたいなものがなく、純粋な妖精として受け入れられます。それくらい妖精らしさがあるのは、やはりクマやウサギといったモチーフではなく、ペガサスという神秘的な存在がモチーフになっているからでしょうね。
 なんとなく、長めのロールが校長先生に見えなくもないのが、かなーり気になります。プリティーリズム・レインボーライブではモモという、妖精と人間姿を入れ替わるキャラがいましたが、アレは人間素体のロボットに搭乗していたので、厳密には変身能力があったわけではありません。でも、レインボーライブは妖精が楽器になったり、「変身能力」についてはけっこう「ある」というニュアンスで描かれていることが多く、それをさらに発展させた内容として、本作では「妖精が人に変身する」ということがあっても不思議ではありません。前々からスカウトたちの存在には疑問を持っていて、「夢破れたアーティスト志望」なんて考えたりもしましたけど、それだとそういう未練のまま死んだ人がスカウト化するのかなど、色々と釈然としない部分があったのも事実です。変身がテーマの本作ですから、少女がアイドル化するのと同様、スカウトたちは人間化したりする展開も面白いかもしれません。人間→スカウト化は無理でも、スカウトたちは人間になったり元に戻ったりできる、ということなら筋は通るかな。
 ファルルちゃんのプッシュとほぼ同時に登場してきた、というのも気になりますよね。ファルルちゃんが「プリパラ世界が好きすぎて閉じこもってしまった少女」なんて説を見ましたが、もしかするとこのペガサス・校長(仮)は、「プリパラ世界に嫌気が差して人間界に居座っている」という正反対の立場なのかもしれません。もちろん、ペガサス=校長は早計ですが、もしそうだった場合、こういう理由がありえそうだなぁなんて。

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 ちょっとしんみりするパートでは、物憂げな表情のらぁらちゃんが。このときのカットはさみしげですが、構図とかすごくカッコ良かったです。リボンやツインテールがなびく様がイイ!
 冒頭のダブルらぁらちゃんしかり、威圧感のあるファルルちゃんしかり、今回のOPはこういう不穏なカットをところどころに挟んでいて、不安を煽ってくるのがすごいです。可愛い曲調とは裏腹に、何がとんでもないことが起こるじゃないかとワクワクさせてくれるようにもなっていました。らぁらちゃんのこの表情の意味が、いずれわかるのでしょうか・・・。

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 長い一枚絵で色々なキャラクターが登場するシーン。前期OPでも似たような構図はありましたが、中央にらぁらちゃんが飛んでいることや、各キャラクターがほんのり色付けされていること、ラブちゃんや栄子ちゃんの友達がいるところなど、けっこう変更点がありました。ラブちゃんや栄子ちゃんの友達が出てくれたのは嬉しいですが、ピンクアクトレスの面々がいないのはちょっと残念です。まぁ栄子ちゃんの登場率に比べると、再登場も難しいキャラクターでしょうけど、あれだけ強烈な印象を残していったわけですし、再登場か、もしくはそれを匂わせるくらいはしてほしいナ・・・。
 らぁらちゃんが上昇してぐるりと回り、こちらへ向かってくる動きでしたが、このあたりはなんとなく、ディアマイフューチャーのみあを連想しちゃいましたね。なんとなく見たことのある動きだったのもそうですけど、みあのプリズムジャンプ全般と動き・構図が似通っていたからでしょうか。

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 画面を覆い尽くすプリパスと、そこに映るファルルちゃん。このシーンも意味深ですよね。プリパスいっぱいにド・アップで映っているファルルちゃんはシュールで笑えますけど、まるで万華鏡に映っているような奇怪な構図をしていますし、数人いるようにも見える描写が気になります。プリパスも、見ようによっては檻に見えなくもない?

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 今回のOPで何回か見たシオンちゃん・ウエスト姉妹ですが、もうすっかりプリパラの一員として溶け込んだ感がありますね。前期OPではサッと流されていたのが嘘みたいです。シオンちゃんの決めポーズは、OP内でも二回くらいやっている「やぁ!」という感じの手を挙げるポーズかな? ドロシーちゃんは片足を上げて投げキッスがポーズでしょうけど、レオナちゃんは決めポーズらしい決めポーズがあるのかな?
 全員で並んでカメラ目線になるシーンは、これまたシュールと言わざるを得ませんでしたが、「全員が同じ方向を見ている」という意味では、いいシーンだと言えそうです。2クールは、こうなるために2チームが切磋琢磨していくのでしょうかね。
 またもやCGらぁらちゃんが登場して、手を振ってきらめきを発生させますが、このときの動きがまるでカードをドローするように見え、現在放送中の某遊戯王で主人公・遊矢くんがときどきする、通称「満足ドロー」に見えてしまいました。でもやっぱり、こういう光が出るとカッコイイですね。満足ドローしかり、キルラキルしかり。
 そして最後はまた二人のらぁらちゃんが登場して、背中合わせに立っています。ここに今後キャラクターが追加されていくのかな、なんて希望的観測をしつつも、この絵がやはりどこか不安にさせてくれる、非常に面白いバランスで成り立っている構図だと思いましたね。真っ白と言えば純真、純白、潔癖をイメージしますが、同時に非情だとか冷たいイメージもありますし、この無垢すぎる殺風景さが、ちょっと恐ろしく見えてしまいます。

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 さて、本編が開始されると、いきなり新衣装に身を包んだ面々が。サイリウムコーデを普段着用に作りかえてくれるとコスモさんが言ってましたし、さっそく着ていますね。CGじゃないサイリウムコーデも新鮮です。しかし、よくよく考えるとショーのクライマックスで着ていた服を、いくら好きだからって普段から着たりするものかな、とちょっと疑問です。まぁ我々の世界を基準に考えると、変であることは間違いないですが、プリパラ内は基本コスチュームも派手ですから、サイリウムを格下げして普段着にする、というのも判断としては全然アリなんでしょうね。キラキラ光っていないと普通の服に見えますし。というか、サイリウムしていないだけでこれだけ印象が変わるとは思いませんでした。一瞬、「あれ、服いつもと違う?」と思ってしまうくらいには、違和感のないデザインということでしょう。
 クマはさらに上を目指すため、パラダイスコーデを集めるよう提案します。「最高のコーデ」として伝わっているようですが、今までのシリーズの傾向からすると、「伝説の」とか「幻の」とかいう形容詞よりは控えめで、けっこう入手しやすそうな印象を受けます。何かそれらしい逸話があるのか、それとも誕生の秘密でもあるのか気になるところですね。
 ソラミスマイルを向かうところ敵なしと認識しているのか、クマは伝説のマネージャーとして崇められたり、7LDKの洞窟に住む夢を描いたりと、クマの妄想はとどまるところを知りません。彼の評価が正しいとすると、彼女たちは実際かなりすごい地位にいそうですよね。それならそれで、もうちょっとファンとの交流や、こういう場所での注目度とかで、それを表現して欲しかった気もしますが。

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 一方、こちらでは家宅捜索を開始するシオンちゃん。東堂シオン参戦とは言ったものの、まだプリパラもしていない彼女は、まずプリチケ探しをすることにしたようです。一応届いていることは把握していたようですね。知っていて、囲碁の道を極めようとしていたということでしょう。ということは、シオンちゃん然り、ラブちゃん然り、アイドル以外を目指す子は全然いて、「すべての女子の憧れ」みたいなのは、さすがに誇張だったようですね。プリチケが届く以上、みんなアイドルのことを一度は考えるでしょうけど、「容姿」や「性格」や「スタイル」や「センス」、他にも違う道を選ぶとかで、アイドルを目指さない子も相当数いるようです。
 和風な様相の自室(?)かと思いきや、畳は白黒になっていて、碁石をイメージしているんでしょうけど、なんとなくチェスに見えなくもないですね。和洋折衷な感じもします。疾風怒濤の掛け軸と飾ってある鎧がいい趣味していますね。あの鎧はただの飾りなのか、それともシオンちゃんは剣道も嗜むのか・・・。
 部屋中を探し回っている最中、タンスを開けたときに見えた白黒の服も驚きでした。道着っぽくも見えましたから、やはりあれは剣道着で、シオンちゃんは剣道にも精通していたりしそうです。彼女の家も道場っぽいですしね。
 そしてやっとチケットを発見したと思いきや、それは違反チケットで、シオンちゃんはいいんちょへの恨みを再燃させます。

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 完全に逆恨みといえば逆恨みですし、しょーもない恨みとは言えそうですが、シオンちゃんがこれだけ憤っているということは、彼女にとっては「廊下での詰碁」を妨害されることはとてつもない侵害だったのでしょう。いいんちょの聞く耳を持たない態度もアレですけど、こと風紀に関しては、ルール無視者にいちいち耳を傾けてもいられないでしょうし、こういう事務的な対応にならざるを得ないのは仕方ないところと言えます。
 違反チケットには、×と回数(1)が書いてあるのは、らぁらちゃんで散々見てきたからわかっていたんですが、よく見ると、数字の上には「一体何回目よ?」と書いてあったのが新発見でした。この数字が2や3ならまだわかりますが、1で「一体何回目よ?」なんて言われると、ちょっとイラっとくるかもしれませんね。初犯なのに常習犯扱いされているようで。
 最後の捨て台詞で「投了させてやる」というのは実に彼女らしい、そして大物っぽい台詞でしたね。小物だと「覚えてろ~」になっちゃいますから(苦笑)。しかも、個人的に好きなのは、その後の「参ったと言わせてやるってことさ!」という台詞が大好きです。単なる「投了」についての補足といえばそれまでなんですが、それをいちいち説明するのが個性になっていてイイと思います。

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 そんなとき、まるで神の一手でも打つかの如く宇宙的で壮大な演出が入り、碁石の入った容れ物をドン、と碁盤に叩きつけるシオンちゃん。まるでディーラーかバーテンダーみたいな動作(?)がカッコイイですが、碁盤や碁石が傷ついちゃいそうでちょっと心配でした。長年囲碁をしていることもあってか、こういう道具の扱いは慣れたものという感じでしたね。
 碁石の中にプリチケが入っていて(何故?)、それを持っていざプリパラ! イゴー! という掛け声はまったくもって不可解で、ゴー! にかかっているとはわかりにくい無理矢理な口癖でしたが、楽しそうにしているシオンちゃんを見ると、なんだかどうでもよくなっちゃいます。山北さんの演技もすでに聞いている分には慣れましたし、むしろ彼女じゃないとシオンちゃんには合わないと思ってしまうほどです。新人声優さんだとこういう現象が起こりやすいので、わたしは多少棒読みだったとしても、こういう個性的な声は大好きですね(山北さんは棒読みでもないですし)。
 プリチケの絵柄については不可解な点がありますが、数年前に届いていたというのに絵柄が現在のシオンちゃんというのは、絵は自動で更新されていくのかもしれません。招待プリチケ特有の機能かもしれませんが、そもそも勝手に送りつけられてきて、なぜかポーズを取ってチケットに自分の姿が描かれているくらい謎アイテムですから、絵が勝手に変わっていくのも、別に不思議じゃないのかもしれません。見た本人からすると、まるで呪いのアイテムみたいで怖いかもしれませんが、特にそういった様子もないので、この世界の住人的にはプリチケはそこまで不思議じゃないのでしょう。

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 町へ繰り出したものの、どうしていいかわからず、アホっぽく歌を歌っていたらぁらちゃんに道(アイドル道)について尋ねました。プリズムストーンの近くにはいたっぽいですし、そこまでは来られたようですねシオンちゃん。そして、アホっぽいとは書きましたけど、歌を歌いながらやってくるらぁらちゃんが予想以上のアホっぽさで、なんだかツボりました。どこか狂気を秘めているようにさえ思える笑顔でしたし、その無垢すぎて張り付いているように見える笑顔が面白い。
 シオンちゃんはらぁらちゃんの「かしこま!」でビクッとしますが、突然やられると驚くものなんでしょうね。「なんだこいつ・・・」みたいなことをシオンちゃんは思ってそうです。らぁらちゃんの声が大きいのもあるのかな?
 めが姉ぇも久しぶりにスカウターを起動させ、シオンちゃんのブランドを「ベイビーモンスター」に決定させます。小さなモンスターを秘めていると表現したり、碁盤に収まる人ではないと言ったり、本当に内面が何でも見えているようですね。めが姉ぇと向かい合うには、同時に自分の内面とも向かい合う必要がありそうです。ラブちゃんみたいに物怖じしている子もいるでしょうし、そういう意味では、引っ込み思案な子はめが姉ぇがひとつの試練と言えそうですよね。
 ラブちゃんのときにも思いましたが、今回もシオンちゃんに手ほどきをする過程で、同時に「これからプリパラを始めようとしている子」への説明にもなっていましたね。新ブランドを紹介しつつも、まだまだ新規ユーザーを歓迎するというのがわかるいい展開です。はななちゃんのトモチケ交換もそうですけど、アニメ側からの「こうやって遊ぶんだよ」という提示がすごく丁寧に感じられていいですね。それでいて販促臭くない、自然な流れに見えるのも見事です。 

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 そこにいいんちょとそふぃさんも合流。このときまで、シオンちゃんはそふぃさんくらいしか、「ソラミスマイルの~」と認識していませんでしたが、逆にそふぃさんが登場したことで、らぁらちゃんやみれぃちゃんも、同じくソラミスマイルの一員であることを見抜きました。そふぃさんの存在が大きいとはいえ、他の二人は外見が大きく変化するタイプなので、すぐに見抜けたのはさすがといったところでしょうか。名前というヒントもあったとはいえ、この早さで気づいたので、なおちゃんとは大違いですね(笑)。でもシオンちゃんは「ソラミスマイルとは何者だ」という心境だったのに対し、なおちゃんは「らぁらなわけがない」という心境だったので、気づけなくても罪はないでしょう。
 ここでソラミスマイルの三人だと気づいたとき、アイキャッチと同じ演出が入りましたが、コーデがサイリウム状態になっていました。このあたり細かいですし、今後らぁらちゃんたちのアイキャッチが使用されるときは、このときと同じものが使用されるんでしょうね。
 いいんちょ=みれぃちゃんというのはこのとき見抜いたので仕方ないですが、どうせならその変わり様にはちょっとツッコんで欲しかったところです。「なぜそのような真似を?」みたいに。しかし、そこに触れてしまうと「打倒ソラミスマイル!」という本筋から離れてしまいそうな気もしますし、そもそもアイドル初心者のシオンちゃんは、「南のようなやり方もあるのか・・・」くらいに考えているかもしれません。自信家ではありますが、らぁらちゃんに成り行きを任せたりと、初めての分野にはけっこう謙虚そうです。

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 変身した自分に一瞬見惚れたシオンちゃんですが、すぐさま戦闘(?)モードに入り、らぁらちゃんのトモチケ交換を拒否! パキらぬ、という否定文句が、否定系のネガティブ方向な台詞なのに、すごくプリパラらしいですね。特有の「パキ」という部分があるからでしょうけど、シオンちゃんが言うといちいち迫力があってイイ。
 白と黒は相いれぬ、と拒否するシオンちゃんを納得させるつもりか、オセロを持ちだしたらぁらちゃんですが、「それは囲碁ではない」とバッサリ。とはいっても、白と黒が相いれないのは囲碁に限ったことではないですし、厳密に言えばオセロもそこまで相いれていないような気がしますが、そこはツッコんではいけないところかな(苦笑)。

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 シオンちゃんが何を根に持っているのか見当もつかないみれぃちゃん。これはきっと、先ほど書いたように、「違反を罰したことをいちいち覚えていない」という説が濃厚そうですよね。らぁらちゃんのように常習犯なら「またあなたね・・・」という風に、嫌でも記憶するでしょうけど、シオンちゃんが一度きりの違反だとするなら、そのことはすっかり忘れているのでしょう。それでも、プリズムストーンで顔を合わせて、すぐに「東堂シオン?」と言ったあたり、もしかすると覚えている、なんてこともあるのかもしれません。それをシオンさんの言う「借り」だとは認識していないとか。もしくは、やっぱり囲碁チャンピオンですし、そういう意味で記憶していただけかな?
 そんなわけで、険悪な空気を残して立ち去るシオンちゃんですが、こんなところでレジャーシートを敷き、行楽に興じていたそふぃさん一行を避けたシーンがほどよく面白く、シオンちゃんにもギャグセンスというかユーモアがあるのがわかってよかったですね。本当に険悪なまま別れてしまうと、ちょっと印象が悪くなりすぎますからね。それにしても、こんなところでのほほんとしていられるそふぃさんたちって・・・。まぁ、彼女たちはもう心配することも懸念することもほとんどないので、呑気でも詮無いことですが(笑)。
 今回もナベシンさんコンテということで、7LDKの洞窟や、神の一手シーン、そしてこういうシーンにナベシンさん特有の遊びを感じましたね。しかし彼にしては控えめで、いいバランス感覚だとは思いました。監督も暴走気味の御方だとは思っているんですが、そんな二人が揃っているのに暴走しないのが不思議なくらいで、プロデューサーかもしくは他の誰かに釘でも差されているんじゃないかと思うほどでした。いえ、ハイテンションにかっ飛ばして欲しいわけではないですし、それだと往々にしてイマイチになることが多いので、今のバランスは見事なんですけど、この二人が揃って暴走しないことに驚いているというか、感心しているというか(失礼なこと山の如く)。

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 観察していたウサギがシオンちゃんに接触、勧誘を始めます。最初は「グレーは好かん」と邪険にされますが、一度地に落ちた身分ですし、それなりには這いつくばって欲しいですからね。少なくとも、わたしの一つの予想であった「引きこもる」こともなく、逆襲の機会を狙っているだけ、ウサギはガッツがある方じゃないでしょうか。もちろん、それはクマも同じでしょうし、クマはすでに1話時点で地べたを這いつくばっていた感じがありましたからね(1話以前から?)。クマが一度下克上を果たしている状況と言えますし、そうなると、今度はウサギを応援したくなるのは人間心理なのかもしれません(というか日本人特有?)。自業自得とはいえ、ウサギの貴重な「頑張っているシーン」ですからね。
 まったく相手にされず、立ち去られそうになったところで四文字熟語を並べ、なんとかシオンちゃんを手なづけたウサギ。シオンちゃんがチョロかったとも言えますけど、僅かな時間の洞察でシオンちゃんが四文字熟語好きだと見抜いたのはさすがですし、「疾風怒濤」という、シオンちゃんの自室にも飾ってある単語を引き当てたのも、シオンちゃんにとっては評価点だったのかもしれません。ウサギの根性と引き下がらない粘り強さ、鋭い洞察力があったから、シオンちゃんは承諾したと考えると、意外とこのときのすんなり具合にも納得がいくというものです。
 それから、まるで洗ってもらったかのように綺麗になったウサギは、シオンちゃんにチームメイトを紹介します。「チームメイト?」と不思議そうにしていたことから、シオンちゃんは「チームを組む」ということすら知らなかった節がありますね。相手はソラミスマイルというチームですけど、まさかほとんどのアイドルがチームを組んでいるとは思っていなかったのかもしれません。そこでウエスト姉妹と顔合わせとなりますが、ノリ気な二人に対し、シオンちゃんは怪訝そうというか、どこか警戒しているようにも見えます。チームメイトとして充足しているか見極めようとしていたのかもしれませんね。

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 アイキャッチはシオンちゃんとドロシーちゃん。二人とも自分のトレードマークと言えるポーズをしていますね。この調子だとレオナちゃんは次週かな? でも、レオナちゃんはポーズらしいポーズがないので、ちょっと心配です。今回のラストで見せた、あのダブルサムズアップとか?
 新キャラアイキャッチは歓迎するところですが、ソラミの三人のように「回転扉の前に立っている」感じがなく、そのままイラストの板が回転したような、率直に言えば「立体感」がなくなってしまったのは悲しい変更点ですね。
 そのソラミの三人も、先ほどのシーンを見るに立体感はなくなってそうです。服装変更やキャラ追加で作業量も多かったでしょうから、仕方ないですけどね。これが三人のままだったなら、きっと立体感も健在だったことでしょう。

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 当然かもしれませんが、顔合わせからの険悪なムードはさすがの二人です。らぁらちゃんたちのように友好的な性格はしておらず、隙あらば噛み付こうとする感じの二人ですからね。ドロシーちゃんは頭に手を当てるポーズが多いですが、それが腋をあらわにさせて、非常にわたし得なカットをいくつも見せてくれます(オイ)。
 シオンちゃんはド新人の割には上から目線で、その態度がドロシーちゃんとの険悪ムードを加速させているようでした。シオンちゃんに色気があるかどうかは別にして、人を見抜く能力には長けているようですし(らぁらちゃんをアイドルだと見抜いたり、ソラミスマイルだとすぐに看破したり)、このとき「レオナには色気がある」と評価したところもその観察眼があるからでしょう。ぶっちゃけ、「双子なのにレオナちゃんに色気・・・?」とは思いましたが、僕っ子で騒がしいドロシーちゃんよりは、おしとやかなレオナちゃんの方が女の子っぽさがありますし、そのおっとりした声や泣きぼくろは、確かに色気と言えなくもありません。そういう僅かな差異から、「レオナには色気が~」と評したのでしょうね。
 「はい投了」という話題の打ち切り方が、まるで「はい論破」みたいな使い方で、まるで反論を許さない感じが笑えると同時に、その汎用性の高さには驚愕せざるを得ません。ムキになっているドロシーちゃんが可愛いですが、これが「色気」かと言われると、やっぱり違うというか、無邪気な子供の可愛さという感じがしますね。
 シオンちゃんが「ひとつの分野で頂点を極めるということが~」と偉そうに言いますが、それこそがシオンちゃんの上から目線や、大きな自信の源泉なのでしょう。そしてそれは、決して過信や虚勢ではなく、もはや「純然たる事実」というレベルで、シオンちゃんに染み込んでいる価値観と言えます。

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 まずは発声練習から。最初はヒドイ有様でしたが、「歌は囲碁と同じ」という謎理論で、音階を綺麗にマスターしました。このときのフローリングに正座は痛そうでしたが、むっちりとした太ももが実に素晴らしい(オイ)。
 謎理論とは言いましたが、例えば、シオンちゃんが囲碁の対局時に音を意識していたりしたならば(相手の呼吸や、石を置く音など)、あらゆる声の出し方を脳内で先にシミュレーションして、最適解である正しい音階を導き出す、という方法論も可能なのかもしれません(適当)。最初にあんまりな歌声を披露したのも、自分の出せる音域などを確認し、そこから調節していって最適解を導出した・・・とか?

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 同じような理屈(?)で、ダンスも安々とマスターしてしまったシオンちゃん。囲碁すげぇ! となりそうですが、これは囲碁が万能というわけではなく、囲碁を極めたシオンちゃんだからこそできる独自の応用法と言えるでしょう。極めたからこそ、どうやって応用させればいいかわかりますし、極めたからこそ応用させられるのでしょう。これが「ひとつの分野で頂点を極める」ということなのです。
 「天は二物を与えず」ということわざがあります。しかし、優れた哲学者は数学者だったり芸術家だったりしますし、かの有名な羽生名人も、将棋というホームグラウンドだけでなく、チェスという場でも一線級の実力を持っています。そしてそれらは、確かに「二物」ではないのかもしれませんが、秀でた「一物」は別のところでも応用できることを証明しています。シンガーソングライターには絵がうまい人もいますし、そういう芸術面でもセンスなどは色んなところで応用が効くのでしょう。応用というよりは、「脳の近い部分を使用している」と言った方がいいかな?
 シオンちゃんのように、囲碁の才能をダンスや歌に応用するのはジャンルに距離がありすぎて難しいように思いますが、上記のような例もあることですし、完全に「ない」とは否定しきれません。シオンちゃんのようにリズム感を大事にして囲碁を打つ人だっているかもしれませんからね。彼女の確信めいた自信は、この「ひとつの分野を極めた」という実績があるからこそだったんでしょう。
 それなのに、最後に「やっていけそうか」と謙虚なあたり、自分が未熟だと感じている分野の先人には、敬意を払う傾向にあるようです。しかし、ソラミスマイルにはどこか挑発的ですし、心の中で「アイドルもこんなものか」という認識を持っているんじゃないでしょうか。「郷に入っては郷に従え」という言葉がありますが、シオンちゃんはアイドル界では新参ですし、ソラミスマイルの実力を正確には測りきれていないような気がします。

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 チームの雰囲気がよくなってきたところに、唐突にあらわれたのはめが兄ぃ! あらわれ方が本当に唐突で、驚かずにはいられませんでした。
 こんな変人極まりない人なのに(オイ)、ウエスト姉妹やシオンちゃんは頬を紅潮させます。なんだか、見ている女児に「めが兄ぃはカッコイイ」という認識を植え付けようとするかのような演出に思えてきますが、そういえばプリパラにはメインの男性キャラクターが今のところ雨宮くんや父親以外皆無ですし、こういう「女子の憧れ」的な男性キャラクターを出す場合にめが兄ぃしか適役がいなかったのでしょう。そんなめが兄ぃがねっとりボイスで変なポーズをしているところを見ると、やっぱり変人に見えちゃって、そんな彼に赤くなるシオンちゃんたちを心配せずにはいられません(苦笑)。
 クマがめが兄ぃから新曲をもらったときは、何度も何度も頼みこんで、やっとのことで口説き落とした、という感じの説明をしていましたが、今回はやけにあっさり新しい曲・・・すなわち新曲(めが兄ぃ流の謎表現)をプレゼントしてくれました。シオンちゃんたちがそれほど魅力的なチームだと見抜いたのかもしれませんし、ソラミスマイル一強時代を防ぐための対抗馬として期待しているのかもしれません。それがプリパラを盛り上げるという意味合いなら、大局的な視線を持ったいい人だと言えますが、ソラミスマイルをより高みへ登らせるための生贄に仕立てるためだとしたら、相当腹黒い人だと言えますよね。
 底が見えないめが兄ぃですが、純粋に「応援してくれている」と思えないのは、その声色のせいでしょう(苦笑)。ただ、そういう裏があったらあったで、ワクワクする存在とも言えます。めが兄ぃは無垢なのか、それともちゃんと腹には一物を抱えているのか・・・。

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 新しい曲・・・すなわち新曲(しつこい)も手に入り、次はチーム名を決めることに。またドロシーちゃんの腋が見れて、極めて眼福!(オイ)
 三人の頭文字から取る、というのは伝統的な発想方法で好印象でしたが、シオンちゃんが思いついたのは「オシシ!」という何ともチーム名らしくないものでした。でも、楽しそうに獅子舞を羽織る三人の絵はとっても可愛くて、「これでもいいんじゃ・・・?」と思わせてくれました。
 ドロシー命名の「ドロシーズ」は、横文字ということや複数形の「ズ」が入っていることもあって、チーム名らしさはありましたが、「ドロシーと愉快な仲間たち」程度にしかチーム名から読み取れないのが痛い。それにドロシーちゃんだけ前に出すぎている名前ですから、これじゃあ「ソフィスティー」と変わりません。
 シオンちゃんはオシシのことなどすでに頭にないのか、「パーフェクト」推し。当然「ドロシーズ」推しのドロシーちゃんとは衝突しますが、そんな二人を水と油に例えたレオナちゃんが、チーム名発想の鍵となりました。「どこかに石鹸水があれば・・・」と困惑していたレオナちゃんですけど、ここでチーム命名のヒントを出せたあたり、言うまでもなくレオナちゃんが石鹸水でしょうね。
 「ド」「レ」「シ」と「水と油」から「ドレッシング」、さらに食べ物繋がりか、「パーフェクト」から「パフェ」を発想し、くっつけてしまいます。ドレッシングに「シング(歌う)」が含まれていたり、ソラミスマイルに負けないくらい、色んな意味合いを込めることのできたいい名前ですが、単純に字面だけで判断すると、まず最初に「まずそう」という感想が出てしまいます(笑)。でも、そういうネーミングの奇妙さも、彼女たち凸凹チームには面白いかもしれません。ソラミスマイルが総天然色100%な純粋さから構成されているなら、彼女たちドレッシングパフェは、不純物100%(オイ)という感じ? それは言い過ぎとしても、らぁらちゃんたちにはない「アク」のようなものが、ドレッシングパフェの売りではないでしょうか。

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 最後に決めるのはメイキングドラマ。ここまでを一話でやっちゃうこともあってか、今回はかなり内容が濃密ですね。それでいて、ポンポンと段階が進んでいくので、ソラミスマイルよりは結成の感動はありません。まぁソラミスマイル以上の感動を起こせというのも難しい話ですし、これだけ丁寧に手順を踏んでいるだけ、しっかり描写していると言えるでしょう。
 らぁらちゃんたちのショーもモニター越しという形でしっかり消化されていたのがウマイ。メイキングドラマの説明時に、背景は解放乙女になっていますし、そこで手だけで会話する演出が面白かったです。ソラミのメイキングドラマを見せるための苦肉の策だったのかもしれませんが、それがまるで影絵かサイレント映画みたいな、独特な演出になっていました。
 パンクとは何か、と尋ねたシオンちゃんは、ドロシーの「ロックのジャンル~」という説明にピンときたようでした。シオンちゃんは、「ひとつの分野を極めた」とはいえ、やはりアイドルや音楽では初心者ですし、こうやって疑問をすぐ口にするのはいい性格をしていますよね。疑問はすぐに解決したいという性分な気がします。そしてロックに反応していたようですが、完成したメイキングドラマから察すると、このとき碌なことを思いついていなかったんじゃないかと思えます。一応、ロック→岩とか、数字・数字という形式は碁石を置いた位置をあらわすときに使いますし、そういう発想があったんじゃないかと推察します。

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 ライブが終わって一息ついているソラミのところへ乗り込んできたドレパの三人。宣戦布告するシオンちゃんが男気にあふれていますね。囲碁と歌を「いっきょく」でかけたところもウマイ言い回しでした。胸元にチャッと碁石をしまう動作もカッコイイですし、そういう一連の動作を見ていてふと思ったのですが、碁石ってプリズムストーンに似ていなくもないですよね。常々、「なぜ囲碁なのか」という疑問があって、それはシオンちゃんの個性である「囲碁用語」のためとか、中学生でもいけそうな「極められる分野」だからとか、アイドルとは違う分野とか、そういう色んな要因で囲碁に決められたのだとは思うのですが、この碁石→プリズムストーンの類似性も、実はあったりするんじゃないかなぁと妄想が働きます。
 生意気ぷり! とは言いますが、みれぃちゃんもなんだか上から目線っぽいのは、今の自分達がトップアイドルという自負があるからでしょうか。上には上がいるはずですし、彼女たちよりNew&Mewの方が上のクラスだと考えると、そこまで生意気言えないのは彼女たちも一緒だと思うのですが、少なくとここの2チームで言えば確固たる差があるわけですし、ランク下の人間から生意気言われるのは、さすがに腹が立つという価値観なのかもしれません。それともみれぃちゃんが、ひときわランクにこだわるタイプなだけ? 事実、らぁらちゃんやそふぃさんはそれほど気にしてなさそうですからね。

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 ドレッシングパフェのライブがスタート! 曲はめが兄ぃが提供してくれた新曲、「No D&D Code」! すでにイントロが始まっている最中の登場でしたけど、そのほうが「らしい」振り付けになっていましたし、ロックっぽいヘドバンがいいですね。シオンちゃんだけ踊る気がないんじゃないかというスタンドマイクなのもいい。センターボーカルだ! と開き直っている感じがして(笑)。
 双子という性質上、当然のようにサイドに配置されているウエスト姉妹ですが、そこに関してはそこまで争いはなかったようです。彼女たちも自分たちが一番輝くにはどうしたらいいかわきまえているんでしょうね。シンクロする左右の振り付けが目に楽しいです。
 シオンちゃんの猛る歌声も素晴らしいですが、コーラスというか合いの手というか、合間に入る双子の歌声は可愛らしく、そこのメリハリがうまく利いていました。熱い声、可愛い声が寄せては返す感じです。
 サビに入ると爆発が起こり、ここで驚かされたのはわたしだけではないでしょう。何ら不思議ではない演出なんですが、まさかプリパラで、もっと言えばCGライブシーンで爆発が見れるとは思わず、その珍しさと迫力で一気に心が奪われましたね。爆発ひとつとっても色んな爆発がありますし、カードゲームのモンスターが爆散するのでもなく、宇宙空間でロボットが爆発するのでもなく、ちゃんと「ロックバンドのライブの演出」の爆発になっていたのがすごいです。厳密にドコがどーとは言えませんが、煙の色や形、音がそう見せていたのではないかと思います。

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 双子が腕をブンブン回しながら観客を煽り、中央では堂々とした歩きでランウェイを進むシオンちゃんが勇ましかったですね。そんなランウェイからのメイキングドラマは、プリズムライブと見紛う映像でしたが、そう思えたのはシオンちゃんのドラムシーンのみで、ドロシーちゃんのギター、レオナちゃんのベースはしっかり新規動作をしていた気がします。このときでは特にドロシーちゃんの動きがかっこよかったかな。
 そんなメイキングドラマは「にさんがRock」! だ、ダジャレ・・・と思わずにはいられませんでしたが、前述したようにパンク→ロックとなっていますし、ついでに碁石→石→岩→ロックという関連性もあるでしょう。それに、レオナちゃんはダブルサムズアップ、シオンちゃんは変形型ピース、ドロシーちゃんはファンキーで世紀末なポーズをしていて、その指の数が2・3・6となっているのも細かいです。この決めポーズもあると考えると、即興でメッセージ性がないと思っていたメイキングドラマにも、深みが出てきますし、このチームとマッチしていることがよくわかります。

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 さらに! ライブはクライマックスに差し掛かり、三人はサイリウムチェンジ! 「はばたけ、そふぃ!」でも思ったことですが、メイキングドラマがかなり盛り上がった後にサイリウムチェンジがくると、一度で二度美味しいというか、高まった興奮がさらに高みへ連れていかれる感覚になります。キャラクターが「サイリウムチェーンジ!」って叫ぶのがけっこう好きですし、サイリウムコーデに変身する映像も好きだからでしょうか。
 欲を言うなら、サイリウムチェンジ後のポーズが今のところ統一になっているので、キャラクター毎に作り分けて欲しいなぁとは思います。コーデチェンジをしたときみたいにね。そして、ねじ込んできたシオンちゃんの「イゴー!」で笑うという。
 おへそが出たりして、セクシーさがアップするシオンちゃんのサイリウムコーデですが、双子は双子で、さらに統一感が出た感じになりますね。サイリウムになることで、ピコピコと光るようにはなったものの、細かい模様などはなくなるから、そのコーデがいかに共通点の多いデザインをしているかわかりやすくなります。
 共通点ついでに言うと、どうやらこの三人のサイリウムのスカート部は、あしゅら男爵のように(?)中央から半分に色が分けられていますね。向かって左側だけがピコピコと明滅するような作りになっていますし、ごちゃごちゃしているサイリウム前に比べると、むしろ統一感が出ている気がします。本来ならさらにごちゃごちゃになるはずのサイリウム状態で統一感が出るというのも、面白い現象ですよね。
 最後は気だるげにポーズを取る三人ですが、それがまたロックらしくてグッド! ソラミスマイルが完全にアイドル然としたキャピキャピ系なら、ドレッシングパフェは双子の服装は別としてバリバリのロック系で、曲調やダンスという意味でも対照的ですね。ライバルというからには、似たようなテイストよりは、こういう正反対の方がむしろ王道なので、非常に熱い展開でよろしい。

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 彼女たちの実力を目の当たりにしたクマは、自分がいかに調子に乗っていたかを悔い改めますが、ここで素直に相手の実力を測れるところは、やっぱり優秀ですよね。
 当のらぁらちゃんたちはのんびりした感想ですが、もしかすると、そもそも「敵」という認識を持っていないのかもしれません。らぁらちゃんは同時にアイドル好きでもありますから、「新しいアイドルグループが出てきた!」くらいに思ってそうですし、そのグループが自分たちと争う、という自覚が薄いのかも。まぁみんなで上を目指せないこともないですが、それは切磋琢磨の過程だけで、最終的に神アイドルになれるのは、きっと一人だけでしょう。
 そういう意味では、最終的にはみれぃちゃんたちとも争うのではないか、とわたしは思っています。トップアイドル、神アイドルの定義は曖昧ですけど、それがプリティーリズム・シリーズのプリズムクイーン的な存在だと考えると、やっぱり最後にその座を手にするのは一人でしょうからね。プリズムクイーンより格式も次元も高そうですし、そこを目指して少女たちが争うとなると、心配ながらも楽しみではあります。

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 印象鮮烈! まさにそのとおり!
 鮮烈すぎるデビューを飾ったドレッシングパフェ。最後の決めポーズも「にさんがRock」になっていましたが、このポーズがまた素晴らしい。レオナちゃんのおずおずした様子から繰り出されるサムズアップ、クールなシオンちゃんに相応しいピースサイン、ちょっと小物ヤンキーに見えなくもないドロシーちゃんのフィーバーポーズと、個性が面白いくらいにじみ出ています。
 ポーズといえば、らぁらちゃんの「かしこま!」がありますし、みれぃちゃんは「ポップ・ステップ・ゲッチュー」があります。そふぃさんはこれといってないですが、個人的には前期OPやアイキャッチで見れるジョジョ立ちのような顔を上げた美しいモデルポーズがそふぃさんらしいかな、と思っていますが、それらに負けないくらいの個性を発揮していますね。日常的に使えるかわかりませんが、プリパラならねじ込んできそうですし、レオナちゃんのはちょくちょく使っていきそうな予感がします。というか、レオナちゃんのダブルサムズアップがもっと見てみたい・・・。

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 EDも今回から新曲に! 「キラキランウェイ☆」とのことですが、プリズムボックスになっているので人数は多めでしたね。そして今回も挿入されるアニメ絵が素晴らしい。顔の形や目・鼻などの配置、目の大きさなどから、非常にロリロリしく描かれている気がしますが、可愛いからとにかくよし!
 挿入歌の作詞作曲なども確認すると、ソラミの「Pretty Prism Paradise!!!」は普段見ないお二方なのに対し、ドレパの「No D&D Code」はいつもの山原さん、三重野さんコンビでしたね。そのせいかわかりませんが、メッセージ性については「D&D」の方があるのかな、なんて思いました。ドレスコードやドリームコードという単語と言い回し、ドリームコードが「決められた夢」という風に捉えられたりと、なかなか面白い曲になっていましたからね。ソラミの「PPP」も新風、という感じの曲調で新しさを感じるので、別に嫌いではありませんが。
 そしてラストカットでは、やはりソラミの三人の新サイリウムはチャイナテイストだよなぁというのを再確認しながら(悪いというわけではありません)、シオンちゃんの可愛さにうろたえてしまいました。OPでのカッコよさが嘘みたいですが、これだけ振れ幅のあるキャラクターということですし、どちらでもイケるというのがすごい強みになっている気がします。
 らぁらちゃんに褒められて赤くなっていたときしかり、囲碁のように白い面と黒い面を併せ持っている、ということかもしれませんが、シオンちゃん曰く白と黒は相容れないようですし、もしかすると自分に可愛さは必要ない、とか言い出しそうですね。らぁらちゃんに褒められたときも「カッコイイ」でしたし、シオンちゃんはカッコイイ路線を今後も目指しそうです。でも可愛いシオンちゃんも見たいんだよなぁ・・・(EDで補給しろということ?)

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 次回は、みれぃちゃんとシオンちゃんの関係がヒートアップするようです。シオンちゃんは違反チケットの件を伝えそうですが、いいんちょからすれば「そんなこと?」というレベルでしょうし、ヒートアップする光景が容易に想像できます。
 そこから仲直りまで行くとは思いませんし、ヒートアップした後にどうなるのかが見どころでしょうね。
 あと、口を開けたままの笑顔で近づいてくるらぁらちゃんには、笑えると同時に狂気を感じ、アホっぽさもここまで極まったかというほどでした。まぁ、らぁらちゃんはやるときはやってくれるイケメンですから、そふぃさん加入回のように、またかっこいいらぁらちゃんが見れることを祈っておきましょう。そう頻繁でなくていいので、1クールに一度くらいは見たいところです。

 というわけで、プリパラ感想でした。

 衝撃的なデビューを果たし、プリパラ界に旋風を巻き起こしたドレッシングパフェ。その登場があまりに刺激的だったからか、彼女たちに心奪われる人が多くいる印象です。
 かくいうわたしもかなり好意的に見てしまっていますし、正直、そふぃさんの件が片付いて円満期に入りつつあったソラミスマイルよりは、仲違いや下克上、衝突という意味でも、色々と見どころがあり、魅力的なグループに仕上がっていると思います。「逆恨み」や「自信過剰」といった、人間的にはちょっとダメな部分もありますが、それがまた愛嬌にもなっているのがいいですね。らぁらちゃんたちが「正」だけしか表現されていないとすると、ドレパの三人は「正」「負」の両方をちゃんと描いてもらっている感じです。その両方が備わることで人間味となり、魅力に繋がっているんですね。
 さらに加えて、ウサギがいい位置に来たなぁという印象を受けます。そふぃさんを籠に閉じ込めていたときは、私腹を肥やす憎たらしい生物でしたが、一度グレーに染まるほどボロボロになり、強烈な三人に振り回されているのを見ると、ちょっと同情しちゃう面も出てきます。因果応報ではありますが、これもまた「正」と「負」の両方を表現されていると言えますし、わかりやすい敵役として配役されたことで、「愛すべき敵」になった印象です。ドラゴンボールのフリーザやセルしかり、ルパン三世の銭形警部しかり、一概に敵と言っても色んなタイプがいますし、中には人気の出るキャラクターだっています。ウサギもこのポジションに落ち着いたことで、過去の罪がそそがれるわけではありませんが、どこか「憎みきれない敵」になったんじゃないかと思いますね。あくまで名やられ役、という意味ですが。
 クマはけっきょく冬眠を中止し、ソラミスマイルの育成に力を注ぐようですが、今後、そのあたりの危機感という意味で、らぁらちゃんたちとは意識の差とか出てきそうですね。神アイドルを目指すといっても、パラダイスコーデが「必須」とは言われていませんし、らぁらちゃんなら手に入れられそうでも、喜んで渡しちゃいそうな予感があります。まずは敵意や恨みなどを持ってドレパは向かってくるでしょうけど、最終的にはアイドル活動に対する熱意という部分でも、らぁらちゃんたちの障害になりそうですし、その熱意と熱意のぶつかり合いが、プリパラを制しそうな気がしています。
コメント
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宣戦布告とか、生意気とか聞くとADのせれのん思いだしますね。

せれのんに言われて、MARsが対抗心を燃やしていましたが、
ソラミスマイルはあまり、ライバル心がないようですね。

プリリズのように、ドレッシンブパフェに負けて、
悔しさをばねに強くなる、という展開がないのか、
今から楽しみです。
2014/11/02(日) 21:59:55 | URL | めい #- [ 編集 ]
↑訂正 ドレッシングパフェでした
2014/11/02(日) 23:26:23 | URL | めい #- [ 編集 ]
Re: タイトルなし
やはりこの放送枠(シリーズ)でのライバルらしいライバルというと、ADのせれのんがまっさきに出てきますよね。DMFのPURETTYは仲を険悪にさせないためか、あまり苛烈なライバルという印象がありましたし、RLでのベルローズは、初期こそライバルらしかったですが、それ以上にいじめっこ的で、かつ鼻につくエリート組という感じの、どちらかというとライバルになってさえいない雰囲気でした。それにエーデルローズSチーム→ベルローズになってからは、それこそPrizmmy☆とPURETTYみたいな友好的な関係だったので、ソラミVSドレパは、ADせれのんを思い出すいい険悪さと言えます。

本作は、あまり熱血方面には振り切れそうにないイメージがありますが、やはりドレパには一度、壁としてソラミスマイルの前に立ちはだかって欲しいところはありますね。今のところ敵なしの無双状態なので、危機らしい危機というのが校長くらいしかいないんじゃ、と思ったり・・・。
2014/11/12(水) 14:49:47 | URL | itimonji #- [ 編集 ]
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