寄り道ブログ
寄り道な人生をしています。読んだ小説や、見た映画・アニメの感想などを投稿していきます。
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TVアニメ プリパラ #19 「みれぃとクマ、運命の出会いぷりクマ!」 感想
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 お互い絶望の淵に立っていた時に出会ったみれぃちゃんとクマ。二人の出会いがとても運命的で、お互いを窮地から救い、そして「今」があるとわからせてくれた、過去回想メインながらとてもグッとくる内容でした。
 作画もかなり良好で、小学生みれぃちゃんがすごく可愛いかったですね。

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 みれぃちゃんのプリパラ一周年をお祝いしにやってきためが姉ぇ。しかし特に何もないといって、お祝いの言葉だけで帰ってしまいました。愕然とするみれぃちゃんのリアクションが面白い。何かもらえると予想していたのか、それとももらえないとわかっていながらも、「まさか~」みたいな感覚で待機していたら、本当にもらえなくて驚いた感じでしょうか。一周年記念を迎えたアイドルは、そふぃさんをはじめかなり多そうですし、そう考えると、いちいち記念品を用意するのが面倒なのも、わからなくはないですが。
 実際のアーケードも、じきに稼働一年を迎えるでしょうし、プレイを始めた日付というのも記録されているでしょうから、ゲーム側で一周年記念品とかを用意するのも面白いですよね。セーブデータの管理方法と、プリチケ印刷方式だからこそできるプレゼントが用意できそうな気がします。めが姉ぇからのお祝いの言葉だけというのも、アニメに忠実で面白いかもしれませんが(笑)。

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 しかし、ここでひとつ気になる点が。みれぃちゃんは現在中学一年生(それで風紀委員長というのもすごいですね)。一周年ということは小学生の頃からプリパラをしていた計算になり、そのことに気づいたらぁらちゃんは、落ち着きなくワタワタし始めます。色々と聞きたいことが出てくるでしょうからね。
 このときの手のワタワタもそうですが、今回はキャラクターたちの小さな動作・仕草・小芝居などまで力を入れて描かれていた感じで、すごくイキイキとした彼女たちを見ることができました。ハロウィンのときみたいな、映像そのものに派手さはないんですが、こういう地味な部分に注力されていると、それはそれで素晴らしく感じられますね。

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 らぁらちゃんからの追及に動揺したからか、プリチケファイルバックをひっくり返してしまうみれぃちゃん。かなり大量にチケットが散乱しちゃいましたが、これ、プリパラプレイヤーのあるあるっぽい感じがしますね。そうそうひっくり返すものじゃないでしょうけど、プリチケはツルツルしていますし、一度広がってしまうと際限なく散らかっちゃいそうです。
 その大量のチケットは、ここ半年ほどの枚数じゃないように思えますし、今までのチケットを全部収納していたようですね。ソラミスマイル命名の回で、最初のプリチケも大事、という話が出ましたが、みれぃちゃんも殊勝に、全部のプリチケを保管していたようです。
 らぁらちゃんは、別にプリチケを見てやろうという気持ちだったのではなく、完全な善意から、片付けを手伝おうとしていました。だからこそ、隠したいみれぃちゃんからすると、邪魔で断りにくかったことでしょうね。そんな二人の悶着を、背中を倒して覗いてくるそふぃさんの構図がすごく可愛い。なんとかフレームインしようという心意気を感じました(笑)。体力のない彼女は、こうやっておしくらまんじゅう的に、誰かと触れ合うことってあまりできないでしょうし、したことないでしょうから、二人がちょっと羨ましくもあったのかな。

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 古めのプリチケの顔写真部分には、今より小さく、そして小学生の制服を着たいいんちょの姿が! 「ぷ・・・りぃ?」、と誤魔化すみれぃちゃんですが、そのときの絞りだすような「ぷり」が最高でしたね。複雑なニュアンスのこもった台詞を、芹澤さんはよく演じていると思います。

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 小学生の頃からプリパラへ行っていたことを白状するみれぃちゃん。プリチケを三重真空パックしたり、脱臭炭&ファブ○ーズ(リ○ッシュ?)で消臭して缶ケースに入れるなど、ニオイ管理は徹底していたようですね。
 ニオイというと、本来は髪の毛や服、そして体内から出る体臭なども考えなくちゃいけませんが、幸いプリチケは食べ物ではないですし、そもそもタバコやお酒みたいに強いニオイを発する物体ではないですからね。校長しかわからないレベルのニオイを消すのですらこれだけの策を講じているので、さすがにこれ以上はする必要はないのでしょう。人の千倍の嗅覚がある犬でさえ、みれぃちゃんからプリチケのニオイを嗅ぎ分けることは不可能かもしれません。まぁ、校長はその拒否体質から、独自の嗅覚センサーを持ってそうですから、だからこそこれくらいしなくちゃいけなかったんでしょうね。
 さらに、真面目な優等生だったことが校長の印象を良くしたのか、特に怪しまれることもなかったようです。らぁらちゃんは体からプリチケのニオイをさせたり、サインの練習をしたりと怪しさ満点でしたが、言わば徳田ねねさんのように、校長と意気投合し、なおかつ一切の隙を見せなければ、プリチケ狩りを回避することは可能なようですね。
 みれぃちゃんだけしか成し得ない技かもしれませんが、この方法がこっそり広まっていて、案外パプリカ学園の小学生もプリパラできていたりするのかな。でも小学生ですし、みれぃちゃんと同じことを徹底できるかは難しいですよね。それなら、そもそも学校にプリチケを持ってこなければ、あとは消臭対策をするだけで、かなり校長の目を誤魔化せそうなものですが。

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 そんなとき、大量の買い物荷物を持って戻ってきたクマ。何やら慌てっぷりがすごいですが、なんと、みれぃちゃんのプリパスを忘れてきてしまったとのこと。これでもかとクマを責めるみれぃちゃんですが、そもそも充電って、この部屋ではできないんでしょうかね。プリパラ専用の特殊端末だから、専用の充電スポットみたいなところでしか充電できないとか?
 何やらクマの買い物荷物はすごい量ですし、これだけの買い出しをしながら充電のことも考えるとなると、そりゃあウッカリも起こってしまうでしょう。処理することが多ければ多いほど、脳の容量も足りなくなるでしょうし。みれぃちゃんなら、これくらい同時に処理できちゃうんでしょうけどね。

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 担当アイドルを輝けなくする、というのは、文字通りサイリウムコーデは物理的に輝いていますが、プリパスをなくすことがサイリウムチェンジの可不可に繋がるのをつい忘れていました(サイリウム不発がちゃんとCGで作られているのも驚きました)。そういえばサイリウムチェンジ時にはプリパスを掲げていますし、「アイドルを輝けなくする」というワードは、敏腕マネージャーを目指すクマにとっては相当のショックな言葉だったことでしょう。彼自身、担当アイドルのために懸命だからこそ、そんな自分が失態をしてしまい、責められて弁解の余地もないとあっては、岩になって崩れてしまっても無理はありません。

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 プリパスを探そうと言ってくれるそふぃさん。クマにかなりキツく当たったからか、このときのみれぃちゃんは、若干バツが悪そうでした。後の回想シーンも考えると、彼女は基本完璧主義なので、失態やミスが死ぬほど許せないんでしょうね。だからそういう人にはキツく当たってしまうようで、それが過剰な攻撃になっちゃっているのでしょう。責めすぎたという非の意識がなければ、この場面で「言い過ぎた・・・」みたいな後悔の表情はしないでしょうからね。

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 噴水の縁に佇んでいるクマを発見したらぁらちゃん。下を覗き込むように前に体を傾けたクマを見て、「身投げ!?」と勘違いして必死に止めようとします。
 結果、自分がつまづいてクマを突き落としてしまいます。そもそも噴水なので、落ちたところでどうってことなさそうですが、焦って急いだものだから、足元がお留守になって勢い余っちゃったのかな。それとも、ハロウィン回で蘭ちゃんはこのあたりでよくコケていましたし、構造上ちょっとつまづきやすい場所だったりするのかも。
 突き落とされて怒ったものの、けっきょくどうってことなかったクマは、浮き上がって自分の体を絞ります。そういえば空も飛べたわけですし、なおさら身投げの心配はなかったかもしれません。でも、体のサイズ的にはじゅうぶん溺れられる深さのあった場所でしょうし、飛ぼうとしなければ溺れるのかな? いや、そもそも自分の体を絞れるくらい彼らの生態は謎ですし、見た目通り命の宿ったぬいぐるみと考えると、死ぬという概念もないのかもしれません。

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 クマはみれぃちゃんの性格は知り尽くしているということで、らぁらちゃんは当然、小学生時代のみれぃちゃんのことを知りたがります。らぁらちゃんの質問で、クマは事情を察し、昔のことを話し始めますが、このとき、みれぃちゃんが自分から話したことをちゃんと確認していたのが、さりげない気遣いになっていましたよね。自分から言ってしまうのではなく、みれぃちゃんから言い出すまで黙っていたということですからね。
 ウサギは二人が出会う前からブイブイ言わせていたようですが、それが本当に彼の手腕かは微妙なところですよね。そふぃさんという逸材を確保した運や才能はあったかもしれませんが、正直それ以上の功績があったようには思えません。それでも、逃げられるまで一応はトップアイドルとして君臨させていましたし、その点に関しては、ウサギの実力を認めなくてはならないでしょう。
 マスコットの墓場という単語も登場し、まさかこの設定(?)が継続して使用されるとは思わず、ますますプリティーリズム・シリーズとの繋がりを意識してしまいますね。何やらペンギン先生らしき下半身も映りましたし。でもあれ、ペンギン先生は墓場ではなく地獄に落ちていたはずですが、罪は洗い流されたのか、どうにかして、ここまで這い上がってきたんでしょうかね。それでもまだ墓場なわけですが(苦笑)。
 先ほど、彼らを動くぬいぐるみと称しましたが、だとすると、彼らにとっての死は、この墓場で風化するかのように古びていくことかもしれません。世間から隔離され、忘れられ、ホコリを被ってボロボロになっていくのが、彼らにとっての死なのかも。

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 墓場が近づくほど、ボロくなっていくのかはわかりませんが、そろそろお迎えが来ているクマは、ボロボロの死にかけ状態で、小学生のみれぃちゃんと出会います。そのときのことを「運命の出会い」と言い表したクマですが、それは現在があるからそう言えるのか、それとも当時の時点でそう思ったかでだいぶ意味が違ってきますね。「思えばあれが運命の出会いだった」だと、単に思い返しているだけですが、クマはみれぃちゃんを見てときめいているようにも見えましたし、当時、見た瞬間から「運命を感じた」のであれば、クマのその感覚は、まさに天性のソレかもしれません。
 名前の尋ね方がなってないと怒ったり、まだ不慣れな「~ぷり」だったりと、なかなか楽しませてくれる小学生みれぃちゃん。そんな彼女だからこそ、クマはさらに惚れ込んだのでしょう。怒られたことはもっともでしたから、ちゃんと自己紹介もしました。こういうところが彼は真面目なんですよね。多少のゲスさはあれど、それはときどき出てくるだけで、クマにとっては愛嬌みたいなレベルですし。

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 久々にクマの顔芸が見れたりしたのも楽しかったですが、指摘される前からちゃんと両手で名刺を渡しているのが好印象ですね。後のウサギとの対比ではありますが、別にウサギの失態を見て行動を改めたわけではなく、自然とその動きができていたのがすごいです。スカウトとしては、むしろ当然なんでしょうけど。
 みれぃちゃんの魅力を見抜いて運命の出会いを果たしたり、名刺の渡し方も抜かりがなかったりで、むしろクマに失点らしき失点は見当たらないのですが、そんなクマが墓場間近まで追い込まれていたのは、もしかすると、彼の目にとまるレベルのアイドルが、今までいなかったのかもしれませんね。もしくは、いたとしてもウサギに取られたそふぃさんみたいに、すでに誰かと契約済みだったりして、当然かもしれませんが、実力のある新規アイドルを担当できるのは、なかなか競争率が高いのかもしれません。その上、クマの理想が実は高くて、その基準を満たすアイドルが、みれぃちゃんくらいしかいなかったとか。

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 クマの自己紹介中に颯爽とあらわれ、まるで横取りするかのように名刺を出したウサギですが、完全に天狗になっていますね(ウサギなのに)。しかも、その名刺の出し方をみれぃちゃんに指摘されて、ぐぬぬ、と尻尾を巻いて退散することになります。確かにみれぃちゃんの言ったことは正論でしたし、マネージャーは仕事を取ってくるのが仕事でもありますから、ウサギのように偉そうな態度だと、取れる仕事も取れないでしょう。みれぃちゃんが今後を心配するのもわかります。そういう意味じゃあ、ドレパにいるウサギは、そのあたりうまくやってそうですよね。ソラミとの対立構造が面白くて、プリパラ事務局が率先して仕事をまわしているだけかもしれませんが。
 そふぃさんを担当しながら他のアイドルも勧誘しているということは、そふぃさん以外にも担当アイドルはいたのかもしれません。しかしみんなウサギの本性を知って離れていって、そふぃさんしか最後には残っていなかったとか。だとすると、そふぃさんに捨てられたときの執着っぷりもわかる気がします。けっきょくこのときみたいに勧誘はうまくいかず、ウサギが担当したのはそふぃさんが唯一だったのかもしれませんけどね

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 そんなこんなで、みれぃちゃんのGO!GO!プリパラライフが始まりましたが、完璧を求めるあたり、周囲からは浮いてしまっていました。いいんちょは計算高いキャラでしたが、それだけでなく分析も凄まじいものがありますね。計算のためには詳細な数値を知る必要がありますし、必然的に観察力などもついていたのかもしれません。それに、周波数とかは機材でも計測できますしね。

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 なんだかノリノリで否定しているところはお茶目で可愛かったですが、我を通そうとするあまり、暴走しているようにも見えましたね。憧れのプリパラライフで、少し張り切り過ぎてしまったのかもしれません。最後のたい焼き論議のところなんてもう(微笑)。
 しかし、決して遊び気分なのではなく、真剣だからこそ、強情になってしまったのでしょう。むしろ他の子たちの方が遊び気分だったに違いないし、プリパラをやる子って、そういうスタンスの子も多いはずです。いわゆるエンジョイ勢とガチ勢というか、そういう意識の差で起こった悲劇と言えるかもしれません。

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 その結果、みれぃちゃんからは人が離れていってしまいました。「人を惹きつける才能」というものがあるように、みれぃちゃんの性格は、ちょっと偏屈というか窮屈というか、融通が効かないので、人は離れていってしまうことも多いでしょう。雨宮くんみたいにべったり慕っている方が珍しいのかも。アレは下心かもしれませんが(苦笑)。
 プリパラでは「友達の輪」がテーマとして重要視されていますし、ゲームでもチームを組むのが基本で、トモチケ交換という要素もあります。その大切さを表現するためかもしれませんが、みれぃちゃんは人を遠ざけてしまう性質だったんでしょうね。他のアイドルたちだって機械ではなく人間ですし、趣味嗜好、目標なども様々でしょう。そういう子たちとは友達にならない、という意識高い系()なら何も言いませんが、それで自分が傷ついてしまうなら、ちょっとは許容したり寛容な心を持ったりして、「友達の輪」を広げてみるのもいいでしょうね。実際のアイドル業界ならまだしも、ことプリパラでは、それが特に大切なようですし(実際の芸能界でも、人との繋がり・コネクション・人脈はとても大事だと思いますけどね)。

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 しばらく様子を見ていたと言って(ストーカーかっ!)、その性格をちょっと和らげるよう忠告にやってきたクマ。さらに体がボロくなっていましたが、それすら意に介さず、みれぃちゃんのことを心配している口ぶりがよかったですね。冒頭でプリチケをばらまいたときに、手伝おうとしたらぁらちゃんみたいです。
 日本のアイドル像を語る上で、いつもこの話を出すのですが、以前ある番組で、韓流アイドルの仕掛け人とかいう胡散臭い人が(真偽は不明)、「韓流アイドルは完璧なパフォーマンスをする」という話を聞いて、なるほど、そのあたりは認識が違うな、と思ったことがあります。
 実際にK-POPアイドルが完璧かどーかは別として(何を持って完璧とするかの認識も違うでしょうし)、日本のアイドルは、そりゃあ素晴らしいパフォーマンスを見せる人たちもいますが、どちらかというと不十分なところがあったり、不完全なところがあったり、そういう未熟なところに愛嬌を感じることがあるように思えます。だからこそ応援したくなったり、親しみを感じたりするのでしょう。ラブライブ二期の終盤で、キャッチフレーズを考えるくだりでも触れられたところですね。日本人は狩人気質というよりは百姓気質らしいので、それも観客側のモチベーションとして感じるところはあります(誰もが原石を発掘したがったり、「わしが育てた」をしたがるというか)。
 みれぃちゃんは、言わば完璧主義なあまり、「完璧なアイドル」を目指そうとしていましたし、それが悪いわけではないのですが、ちょっと日本的ではないというか、他の子たちと意識が違いすぎてしまったということですね。意識が高いのは素晴らしいことなんですけど、必ずしも日本のアイドル界においては、それだけが正解ではないということを、みれぃちゃんはこのとき知ったのだと思います。計算というのは一つの答えを導き出すものですし、答えがいくつもある、というのはみれぃちゃんには新鮮だったかもしれませんね。

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 プリパスを探している最中、くたくたのぬいぐるみを見て、みれぃちゃんは昔のことを思い出します。かつて、アウトレットでタダ同然のように激安販売されていたくたくたクッションを見ていて、お店の人が「くたくたなのが人気なんです、癒されるんですよ」と言われ、それを買ったことがあるようです。
 人気なら何故売れ残っているのかとか、そんなに割引して儲けは出るのかとか、お店の人のセールストークが上手だなぁとか、別の部分でも気になったシーンでしたが(多分長期間売れてないから在庫処分セールなんでしょうね)、このときのくたくたクッションは、いいんちょの部屋にあったものと同じですね。このとき買ったものを、今でも大事に持っているということがわかりました。あのとき登場したクッションはこうやって買われたのか、と判明したと同時に、あのときからこの話は用意されていたのかと思うと、脚本・構成の用意周到さには頭がさがります。

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 クマのアドバイスとくたくたクッションの出会いのお陰で、みれぃちゃんの性格も多少軟化し(?)、決めかねていたキャッチフレーズも決定。このとき「ポップステップゲッチュー」も誕生したんですね。ホント、みれぃちゃんとクマの出会いというだけでなく、みれぃちゃんにとって起源になるような大事な一歩が、いくつもいくつも踏み出された内容でした。
 観客の「なにそれかわいー」という反応は面白かったですね。なんだか意味不明だけど可愛いということが伝わってきます。観客の静止画は、普段の使い回しだったので、見慣れた顔ぶれでしたが、これが過去回想ということを考えると、ちょっと不気味に感じます。彼女たちはプリパラ歴が長く、以前からずっとプリパラでアイドルを見ているだけかもしれませんが。となると、みれぃちゃんの華麗なデビューを見た人はけっこういて、現在ソラミスマイルを追いかけている人もいそうですね。それを言うなら、みれぃちゃんの初コンビ、らぁらちゃんの鮮烈デビューを目撃したファンもいるでしょうし、ソラミスマイル誕生の流れをその目で追えたファンは、かなり幸せ者でしょう。彼女たちの成長を、ライブを通じて自分のことのように知っていったわけですからね。

 このときのてんとう虫みたいなコーデも面白くて可愛いですが、小学生モードだから似合っているのであって、今これを着るとどうなるのかちょっと気になりますね、怖いもの見たさみたいな感じで。ハロウィンの仮装でそふぃさんも色物衣装を着こなしていましたし、意外と今でもハマるかもしれませんが(笑)。
 そしてステージを見てみれば、みれぃちゃん以外にメンバーはいないっぽいですね。一人で演るのはそふぃさんもそうでしたから、そこまで珍しいものじゃないでしょうけど、トモチケ交換やチーム結成がけっこう重要なプリパラで、一人でライブに出てると、ファンとしては「あっ・・・(察し)」となっちゃったりするかもしれません。まぁ、コミュニケーション能力とアイドルの魅力が直結するわけではないですし、担当スカウトの方針とかで(そふぃさんみたいに)ソロをしている人もいるでしょうから、ソロで活動しているのもそこまで珍しいわけじゃなさそうですが。

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 みれぃちゃんの初(?)ライブ成功を、男らしく見守っていたクマ。遠くでグッ、とサムズアップするシーンはすごくカッコイイですね。しかし、あらわれた黒服めが姉ぇに連れさらわれてしまいます。服が黒くなっているのもなんとなく喪服っぽいですし、メガネじゃなくてサングラスになったことで、これまで怖さが増すとは(ガクブル)。伊藤さんの冷淡で無機質な演技が、いつも以上にめが姉ぇのプログラム的怖さを表現していました。めが姉ぇなら人情など解せず、マジでやっちゃいそうな恐怖があるんですよね。
 会場を出るまで勇ましい表情は崩さず、会場を出てから泣き叫ぶクマの勇気にはみれぃちゃんへの思いやりを感じられて、こんな窮地でもみれぃちゃんを心配させないようにした彼のカッコよさに痺れます。会場を出る前に泣き叫んじゃうと、みれぃちゃんに助けを求めちゃうことになりますし、それだと今までのアドバイスも、「助かりたい下心」からということになってしまいますからね。助かるためなら、この際手段は選んでられないはずですが、それでもこういう態度を取ったクマがカッコイイ。マネージャー業に誇りを持っている感じが伝わってきます。

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 いよいよプリパラの闇、マスコットの墓場へ足を踏み入れんとしたとき、ギリギリで駆けつけたみれぃちゃんのカッコよさよ・・・! 何この二人、どっちもカッコイイんですけど!?
 いざというときのらぁらちゃん然り、プリパラの小学生はなんだかみんなカッコイイですね。クマは助けを求めるようなことを言っていないので、みれぃちゃんは能動的に、クマを有能だと判断して引き止めたのでしょう。計算高い彼女が情で動くとは思えませんからね。まぁ、このときばかりは情で動いたように思えなくもないですが。固かったままの彼女の思考なら、計算でクマのことを考えたでしょうけど、このときはクマ直伝の柔らかさも手に入れていますから、計算だけでなく、ちょっとだけ情もあったと思います。

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 そんな昔話の最中に、合流したみれぃちゃんとそふぃさん。二人はプリパス探しをしていたようですが、らぁらちゃんとクマは昔話に興じていて、ほとんど探していませんでしたね。意外と呑気だった・・・。
 いよいよ時間も迫っていて、「みれぃちゃんだけサイリウムなし」か「ライブ辞退」かの二択に追い込まれます。このときばかりは、クマはちょっと諦めが早かったというか、ある意味ではいい判断力をしているのかもしれませんが、不完全なパフォーマンスで挑もうとしたところはちょっとウーンでしたね。現実的な判断といえばそうなんですが。

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 そこへやってきたのはめが姉ぇさん。今回は黄色、黒ときて、正統派の赤がきたのがいいカラーリング(?)でした。というか、先ほどの黒いめが姉ぇが相当怖かったので、別人とはいえ、似た姿をしためが姉ぇが出てくるとちょっと怖い部分がありますね。クマが怯えていないところを見ると、あの黒めが姉ぇのことはちゃんと割り切っていて、特にトラウマになっているわけではなさそうで安心しました。黒いめが姉ぇは、スカウトたちには「処刑人」とか「墓場への案内人」とかいう共通認識でもあるんでしょうかね。
 めが姉ぇが持ってきたのは花のプレゼント。花束ではなく籠なのがオシャレで、何やらプレゼントっぽいと思っていたら、クマが注文して、届けてもらうよう手配していたようです。みんな控え室を出ているので、クマを探してここまで来てくれたんですね。場所をどうやって把握したかはわかりませんが、プリパラ事務局局員にして概念にしてプログラム的存在のめが姉ぇなら、プリパラ内は自分の体内のように把握してそうですから、何ら不思議はありませんでした。めが姉ぇがプリパラ内でもう何をどーしようと、それほど驚けなくなっちゃってます(苦笑)。

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 花屋にプリパスを忘れてきていたらしく、それも一緒に届けてくれためが姉ぇ。さっきの黒服が悪魔だとすれば、こっちは天使や・・・。実際は、どちらも変わらない、職務に忠実なめが姉ぇなんでしょうけどね。
 プリパスも戻ってきて一安心、というところで、花籠に入ってるメッセージカードを見つけたらぁらちゃん。それはクマからみれぃちゃんへのお祝いメッセージで、サプライズプレゼントに失敗したクマの照れた表情が新鮮でした。結婚記念日のお祝いをする旦那さんみたいじゃないですか・・・。このときのクマは声も優しくて、鈴木さんの演技にはまた驚かされてしまいました。振り切れたキャラクターだけでなく、こんなに落ち着いた声もいけるんですね。演技の幅が広スギィ!

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 ちょっと冷静さを保ったものの、すぐに泣いてしまったみれぃちゃん。「アイドルを泣かせるなんて~」という文句がいつもの正論でしたが、このときばかりは強がりっぽく見えて、みれぃちゃんの柔らかい部分が見えたシーンでもありました。わたしもここで涙・・・。泣く前は冷静に見えましたが、この我慢しようとしてしきれなかったような涙のシーンは、彼女の中の固さと柔らかさの比率みたいですね。クマと出会う前のみれぃちゃんだったら、ここで涙は見せなかったでしょう。
 正直、花のプレゼントまでは、いわゆる過去回想メインで、「二人のなれそめを語る内容かー」くらいに思っていましたが、どちらも絶望的状況に立っていたこと、お互いがお互いの救世主になっていて、運命の出会いを果たして今があること、その記念のお祝いをクマがしてくれたことなどが一度にやってきてボリューム満点、もう泣かずにはいらませんでした。特に、みれぃちゃんの泣き顔以上に、その前のクマの優しい声も反則でした。普段とは違う声色なのが、前回のレオナちゃんの色気でも話した「ギャップ効果」が出ていたのかもしれません。
 その後の「瞬き禁止ぷり~」は、最初は気づきませんでしたが、レインボーライブのべる様リスペクトな台詞になっていたんですね。意図してか偶然かはわかりませんが、芹澤さんはレインボーライブにも出演していましたし、あちらも感動のシーンで使われた台詞なので、使いどころとしてはベストマッチングで、まったく違和感ありませんでした。リスペクトというより、第二の「瞬き禁止」が生まれた瞬間じゃないでしょうか。

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 今回のライブは、カエルちゃんコーデで統一。みれぃちゃん回ですから、メイキングドラマの兼ね合いからも、キャンディアラモードにしたんでしょうね。みれぃちゃんのカエルコーデは初お披露目でしたし、販促的な兼ね合いもあったのかな?
 クマはみれぃちゃんに花とメッセージをプレゼントしましたが、みれぃちゃんはクマにライブをプレゼントするという、実にお互いの立場を深く理解した上でのプレゼントでしたね。みれぃちゃんからすれば、「最高のパフォーマンスを見せる」ことが最高のプレゼントになると思っていても不思議じゃないですし、だからこそ、プリパスを失くされたことをあんなに怒ったのかもしれません。あ、これけっこう筋が通りますね。みれぃちゃんの怒り方はちょっと過剰でしたし、「最高のライブをプレゼントしよう」と計画していたから、その計算を狂わされて怒ってしまったのかな。

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 今回のメイキングドラマは、もぎたてスイーツパークではなく、実りのオータムスイーツ! 色んな果物の名前を読み上げていくところはシュールでしたが、最後の決めポーズが特殊フレーム&文字表示でメモリアル仕様に! 秋にもぴったりのメイキングドラマですが、色んな果物たくさんと、カエルちゃんコーデは、もう色の暴力というか、目が疲れる映像ですね(苦笑)。

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 サイリウムチェンジも無事成功! クマへのプレゼントとなるライブは無事終了することができました。よかったよかった。

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 最後はジュースで乾杯! たくさん買い込んでいたのは、このパーティーのためだったんでしょうね。
 ソラミスマイルの結成も、みれぃちゃんとクマの出会いなくしてあり得なかった、と、出会いの大切さを改めて噛みしめる一同。そふぃさんが言うと説得力がありますし、彼女も彼女で、親衛隊との出会いがなければ、今までやっていけなかったところはあるでしょう。ウサギとの出会いも、結果はどうあれ、そふぃさんの一部にはなっているはずです。らぁらちゃんも、みれぃちゃんとの出会いがなければ今はなかったですが、その最初の最初のスタート地点には、みれぃちゃんとクマの出会いがあったんですね。
 あんまり辿りすぎると、両親の出会いとか、プリパラの誕生とか、キリがなくなっちゃいますが、少なくともソラミスマイルという点では、二人の出会いがスタートと言っても過言じゃないでしょう。「友達の輪」がテーマとは言いますが、それはつまり「出会い」ということで、運命の出会いを果たすことが、新たな世界の扉を開ける、ということなんでしょう。
 思えば、ソラミスマイルに限らず、本作は出会いの連続です。栄子ちゃん、ラブちゃん、はななちゃん、蘭たん・・・他にもウサギや、ドレッシングパフェ、NewMewにそふぃ様親衛隊にコスモさんに・・・。そのすべての出会いが今に繋がっていて、何が欠けても、「今」はなかったことでしょう。もしかしたら、何か一つ欠けたくらいでは「今」はあったかもしれませんが、そんな仮定は意味がないですし、証明しようがないですから、やはりすべての出会いが「今」を形作っていると言えます。わたしとプリパラの出会いでも「今」があると、そういうことですよね。なんだかこの実感をゆっくりと噛み締めたくなります。すべての出会いに乾杯!

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 そろそろ終わりかと思いきや、忘れた頃に出番がやってきたドレッシングパフェの三人。パパのパスタで何やら大盛りパフェみたいなのを食べていますが、そういえば今回はのライブは対決形式ではなかったですね。対決を入れてしまうと主旨がブレそうでしたし、こういう扱いにするのが今回に関しては打倒だったでしょう。パフェを食べるレオナちゃんが可愛すぎる・・・。
 ドロシーちゃんは敵情視察と言っていたので、単に料理を食べに来たのかと思ったら、次回が料理店同士の対決で、その偵察も兼ねていたようですね。次回への前置きもバッチリだ。

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 とっさに気配を感じて隠れる三人。パパのパスタは校長先生の行きつけで、中学部は関係ないといっても、やはりアイドル嫌いな校長には目をつけられたくないのか、念のため身を隠して難を逃れます。テーブルの下から出てくるレオナちゃんも可愛い。
 ちょっと閑散としていた店内が気になりましたが(これも次回の伏線? それとも時間帯が客足の少ないタイミングだっただけ?)、校長はらぁらちゃんのことをらぁらママへ言及し、それだけで帰ってしまいます。相変わらず教育者としては熱心で、かつ偏向で攻撃的な思想を持っている校長ですが、らぁらママがあんまり気にしてない様子なのも気になりますね。普通ならもうちょっと動揺したり、校長を鎮めようとしたりしてもいいものですが。普通に校長と接していられるらぁらママの精神力も、ちょっと気になるところです。接客業を通じて、変人(オイ)の対応には慣れているのかな。

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 次回は、らぁらちゃんの家が近くのお店と対決するようですが、ニンジャ!? ニンジャナンデ!?
 ・・・もう散々言われ尽くした後でしょうけど、ここで忍者というチョイス、しかも予告も「なんで?」と、まるでスレイヤーネタをピンポイントで入れてきたように見えて、そのピンポイントっぷりに笑いました。そのまま聞いても面白いのに、実はネタになっているという、分かる人にだけ分かる按配は見事でしたが、本当に忍者が唐突で、「なんで?」がよく似合う予告映像でしたね。

 というわけで、プリパラ感想でした。

 校長先生がレストランへ訪ねてきたときの対応などから、なんだからぁらママとのフラグを感じずにはいられません。これから友達になる、というフラグにも見えますが、実は昔会っていた、という伏線にも見えて、うーん、なかなか気になる状況です。
 もちろん、そのどちらも外してきて、普通に「校長先生と保護者」くらいの関係かもしれませんが、すでに「店員と常連さん」という関係でもありますし、新たに「友達」という関係になっても不思議じゃありませんよね。往々にして、大人が抱えている闇というのは深くて大きく、しばしば子供だちではどーすることもできないことがあります。校長先生の闇も同様に深そうですし、案外、らぁらママのような大人たちが動くことで、どーにかできることなのかもしれませんね。
 それこそ、プリティーリズム・レインボーライブで、コウジくんのお母さんを説得するためには、周囲の大人たちが動くことが重要で、その大人たちを動かすために子供たちが頑張る、という構図かもしれません。

 補足・・・書いてる最中に最新24話のタイミングになってしまい、書いていることがまるっきり滑稽というか、なんだか後付臭くなってしまったのがショックというか、不甲斐ないというか。さすがに更新タイミングがズレすぎていて、色々と弊害が出まくってます・・・。ヤバヤバイよ~(某プリンセス並感)。
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