寄り道ブログ
寄り道な人生をしています。読んだ小説や、見た映画・アニメの感想などを投稿していきます。
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TVアニメ プリパラ #22 「学園祭でライブクマ~!」 感想
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 ソラミVSドレパの舞台は学園祭! 両者新曲をひっさげ、ライブ中継に向けて意気込みますが、大神田校長のこれまでにない強力な圧力に悪戦苦闘します。新曲入手は唐突だったものの、その見せ場としては申し分ないお披露目がされました。しかし、このことで大神田校長に火がついて・・・?

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 互角の勝負が未だに続いているようで、2チームはそろそろ決着をつけたそうにしていました。みれぃちゃんとシオンちゃん、二人は因縁相手ですが、こういうときは息が合うというか、チームの方針を話し合ったりする図が似合っていますね。お互いリーダー的というか、参謀的なところがあるからかもしれません。
 学校でのイベントは大神田校長の存在が懸念されましたが、中学校の敷地内ということでかわす作戦でした。これにはシオンちゃんも納得でしたが、このときの二人は、この後のことを考えると、見通しというか計算というか先読みというか、そういうのが色々と足りてなかったですね。この二人が予想できなかったくらいですから、それだけ校長にとっても「奥の手」だったということでしょうけど。

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 カフェに集まって決定したイベント内容を伝える二人ですが、別に示し合わせたわけでもないでしょうに、偶然集まってしまった感じなのが面白いです。ライバル同士だから同じ場に集まるとは思えませんが、ここしか場所がなかったからか、この「同じ場所にいるのに敵対している」感じが面白い構図でした。本当は仲いいだろと突っ込みたくなるような。
 プリティーリズム・オールスターセレクションでの内容を踏まえるなら、友達とライバルは両立しますから、仲が良くても競い合うことはできますし、すでにこの2チームはそういう関係だということがわかりますね。

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 そこにあらわれたのはめが兄ぃ。2チームに新曲を授けてくれますが、この新曲提供が脈絡なさすぎてちょっと残念でしたね。曲に対するドラマがまったくなかったので、挿入歌として大事な「曲に伴うエピソード」が欠落しているのは痛いです。でも、もともと「めが兄ぃの気が向いたら授けてもらえる」という設定なので、そもそもエピソードもクソもないのかもしれません。「試練をクリアしたら」とか、「アイドルとして成長したら」とかでめが兄ぃが授けてくれるという方法でもよかった気がしますけどね。めが兄ぃにとって、2チームの対決イベントは、プリパラの目玉になっているからこその優遇措置ということでしょうか。商魂たくましい。

 ソラミの新曲は「HAPPYぱLUCKY」。最初は「パラッキーってなんぞや」と思いましたが、曲を聞くと納得できますね。プリパラの「パラ」にもかかっているような気がします。「ぱ」を抜いた場合、ハッピーラッキー、つまり、プリティーリズム・オーロラドリームでよく出てきた「ハピラキ!」になるのも面白い曲名でした。
 ドレパの「CHANGE! MY WORLD」はオーソドックスかつ王道な曲名でしたが、むしろ正統派っぽいアイドル像のドレパにはピッタリという感じですね。「変わる世界」って、もう単語としてカッコよすぎます。
 そして、相変わらずレオナちゃんは赤くなってますが、相手はめが兄ぃですよね・・・彼女の行動や「お姉ちゃん」と呼ばれて違和感を持ってないところから、もう心も女と考えた方がよさそうですけど・・・。あと、相変わらずめが兄ぃがイケメンボイスすぎて気持ち悪い(苦笑)。

 最後にはクマとウサギが火花を散らしましたが、なんだかバラエティ番組の演出っぽかったというか、一昔前の演出っぽくて笑いました。別に笑うところじゃないでしょうけどね。

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 ソラミスマイルは、さっそく新曲に合うコーデを決めるために色んなコーデを試すことに。キリンコーデやペンギンコーデ、森ガールやアテンダントなどなど、CGが見れないのがもったいないくらい、どれも可愛いデザインをしていました。らぁらちゃんのパオーン押しもアホっぽくてマル(オイ)。
 途中のダイヤドレスの無理矢理感にはちょっと笑ってしまいましたが。これらは、どれもゲームにあるコーデなのでしょうね。作中では着れないからここで出しておこうという思惑を感じます。ほしのドレスとか、けっこう適当っぽく見えるのに、シースルーのスカートや、らぁらちゃんのツインテールに巻き付いているアクセ(?)とかがセンスいいなぁと思います。それを言うなら、アテンダントドレスの飛行機も、面白さと可愛さがうまく融合しているなぁと思いますね。
 ・・・聞いた話しだと、これらのデザインは、ちゃおか何かで募集した読者からのデザインということで、いわゆる女児先輩たちの力作ということでした。わたしはなんと恐れ多いことを言ってしまったんだ(震え声)。

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 クマはもう勝利を確信したように浮かれていました。らぁらちゃんも、かしこまのバリエーション「かしかしこまこま」を披露し、とにかく何から何まで順調そうです。これが落ちるための前振りかのように(フラグ)。

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 自宅でゴロゴロする真中姉妹が、普段どーりの風景みたいで微笑ましい。にゃおという雑誌を読んでいるのんちゃんはらぁらちゃんの背中でゴロゴロしていて、この仲の良さが真中姉妹の良さですよね。表立って仲がいいわけじゃないというか、普段はごくフツーの姉妹なのに、こういうところで仲の良さが表現されているのがうまいなぁと感心します。家族って、言葉じゃなく、こういう距離感で仲の良さを感じることがありますからね。
 のんちゃんはこのとき「ピンクアクトレスがよかった」と言いつつも「頑張って」とエールを送っていましたし、素っ気ないように見えてさりげなく応援しているのも、のんちゃんなりの優しさが感じられてよかったです。これほど見ていて微笑ましい姉妹は昨今久しぶりだ・・・。

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 学園祭が近づき、学内の様相は変わりつつありました。創立者の像は、目の前でくしゃみするだけでも校則違反なのに、頭に旗をぶっさしていいのだろうかと突っ込まずにはいられませんでしたけどね。
 ソラミVSドレパのチラシが学内に張り出され、生徒たちの話題にあがっていました。そんな横でらぁらちゃんとなおちゃんがライブについて話しているのは、正体を隠したアイドルならではの振る舞いで楽しいですね。なおちゃんはちょっとした優越感があるでしょうけど、友達を利用してそういう感動を得る子ではないでしょうし、純粋にらぁらちゃんを応援してそうです。それがまた、「らぁらちゃんの理解者」という感じがしていいね! このときのらぁらちゃんのポーズもすごく可愛かった(小並感)。

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 そんなとき、セルフ効果音で校内放送をする校長の声が。風紀委員を呼び出し、何やら雲行きが怪しくなってきましたが、校長がプリパラライブについて反応するのは当然でしょうし、むしろここは想定内、この場面こそ、いいんちょの腕の見せどころと言えるでしょう。
 校長は校則87条を持ち出しますが、いいんちょと校長は話が噛み合いません。全て校則を暗記しているいいんちょからすれば、イベントを阻むものは何もないと計算していたようですが、大神田校長は、校長先生しか知り得ないという「校長先生則」を持ち出します。確かに略せば「校則」ですが、明らかに後出しジャンケンで、雨宮くんも当然の反論をします。しかし、仮にルールブックに優先順位があるとして、校長先生則の方が優先度が高いとすれば、校則と風紀を守るいいんちょは、従わざるを得ないでしょう。

 けっこう「横暴だ!」「誰も知らないルールなんて!」という声があがってましたが、わたしからすれば、「生徒は知る必要のない経営者のルール」という感じで、むしろ合理的で確実性の高い反撃材料だなぁと感心しました。法律の改定ルールを一般人が知らなくていいように、イベント開催の厳密なルールについて、生徒は知る必要がないということですからね。校長同士のルールがあって、その都合により下位のルール施行に色々としわ寄せがいってしまうのは、現実でも往々にしてあることでしょう。
 ちょっと粘ったことで、校長先生に「もしや南委員長」と疑われますが、イベント開催に熱が入ったことで、いいんちょ自身にも危険が及びそうでした。校長に知られたからといって、どーということはなさそうですが、校長先生則という存在が出てきた以上、これを利用して、風紀委員長の役職を辞任させられたりもあり得ますからね。いいんちょの信じる武器より強い存在が出てしまったのは、なかなかの苦境と言えるでしょう。校長が目を見開くと同時に雷鳴が轟くのが、ホラー的演出でこわひ・・・。

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 盛り上がっていた学内も意気消沈。中庭(裏庭?)で、ドレパはいいんちょにちょっと辛辣に当たります。というか、当たっていたのはドロシーだけですが、彼女の罵倒が、今回ばかりは胸に突き刺さりますね・・・。
 シオンちゃんも暗中模索、と諦めムード。いいんちょの計算が通用しない現状、ほぼ同じ実力のシオンちゃんの先読みも働かない状況なんでしょうね。
 そんな6人の行動を見ていた雨宮くん。ちょっとアブナイ感じのあった彼ですが、ついにストーカーしちゃったかと、あまり不思議ではない光景でした。これで彼も事情を知るところになった?

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 CM後、雨の中を帰宅中のドレッシングパフェ。レオナちゃんが「ライブの中継したかった」と、自主的に、そしてすごく前向きなことを言ったのが驚きでした。ドロシーちゃんも追従するように「僕だって」と言いますが、これはまさに普段レオナちゃんが言っている「ドロシーがそう言うなら」状態というか、レオナちゃんが自分から自分の意見を言ったのがすごく素敵なシーンでした。それに、彼女が「小学部や男の子たちにも間近で見せてあげたい」と言うと、全力ダッシュ回のこともあって、かなりの説得力がありました。レオナちゃんだからこそ言える台詞ですし、だけど普段は言えないはずの子ですから、そんな子でさえ意見を言いたくなるくらい、現状は悔しくて、苦しい場面だと言えます。
 そんなウエスト姉妹のやりとりを見ていたからか、急に何かを見きっちゃったシオンちゃん。雨の水滴が明鏡止水に繋がったとか、そーいうアレなのかもしれませんが、ここのシオンちゃんの先読みは、ちょっと唐突で変な流れでしたね。あえて説明付けるなら、彼女はすっかりドレッシングパフェの一員で、どうしようもなくウエスト姉妹を仲間だと思っていて、そんな仲間の気持ちを聞いたからこそ、先読みの本気が出せた、というシーンだったのかもしれません。最新話(28話)とかを見ると、この論理はけっこう当たってそう?

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 いいんちょも帰宅中、天から謎の声が! めが弟と名乗る謎の声は、いいんちょに諦めないでと熱く語りかけます。彼の熱意があったからか、いいんちょも本気の計算を見せました。チャキーンと、まるで金勘定でもしていたかのような効果音には笑いが出ましたが、めが弟くんの「校長先生則を越えて」というのが、ヒントといえばヒントになっていたのかもしれませんね。
 めが姉ぇやめが兄ぃより語感が悪いめが弟くんの正体を、いいんちょはわかっていましたが、わかった上で演技を続けるのがなんともムズがゆい関係ですね。仮面舞踏会よろしく、こういう接し方だからこそ、お互いこの内容の会話をできたとも言えますが。

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 プリズムストーンでめが姉ぇにお願いごとをしようとすると、ちょうどソラミとドレパが鉢合わせ。お互い同じ作戦に辿り着いたようで、こんなところも互角な二人でした。
 めが姉ぇに何かを依頼したようですが、一企業が学校に介入する方がちょっとヤバそうな雰囲気ありますが、どうやって法の目を抜けるかが鍵ですね。あくまで学校の風紀を乱さない範囲で、ライブ中継を行わなければいけないわけですから。

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 学園祭当日! 栄子ちゃんやラブちゃん、なぎさちゃんなどが確認でき、久しぶりの登場に嬉しくなりました。前回登場はハロウィン回あたり?
 校長は意気揚々とプリチケ狩りをしながら学園祭を満喫していました。もはや熱心にやるまでもなく、片手間でかなりのプリチケを狩っちゃっていたようですが、その様子は曲芸じみていて、校長自身が一種の見世物みたいになっていましたね。変人で有名らしいですし、彼女を見に来たお客さんとかもいそうです(笑)。わたしだって、身近にそういう変人がいると知っていたら、その学園祭には行っちゃうかもしれませんし。

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 すると、校内放送でスペシャルイベントの案内が。プリパラライブが行われるとあって、一気に戦慄する校長。来場者たちが大移動を始めたため、リナちゃんを変形させて通行止めをしようとしますが、プリパラの魅力にはかなわず、ペラペラのマットになってしまいました。古典的表現ですがやはり見ていて楽しいですね。暴徒の犠牲者みたいでちょっと可哀想ですが。

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 道路のところでお客さんを誘導している親衛隊とのんちゃんのなおちゃん。親衛隊はまだしも、なおちゃんやのんちゃんは、プリパラライブに加担しているところを見られると要らぬ疑いをかけられそうですが、そもそもプリチケが校長によって狩られ済みであれば疑いも何もないでしょうし、イベントの手伝いをしたくらいでは、罰則は与えられないでしょう。それこそ校長の私刑になっちゃいますからね。校長先生則に関しては未知の領域なので、「校長先生則に逆らった者は罰則」くらいは出てくる可能性がありますが。

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 自ら出向いて止めに行こうとする大神田校長を制止したのは雨宮くん! ここで男を見せたと言えばそうですが、これも手筈通りというか、彼しかこの役目を担える人はいなかったでしょうね。一番いいんちょから指示しやすい存在でしょうし、親衛隊たちは誘導などで忙しいので、彼が校長を止めるという大役を背負わされていたと言えます。雨宮くんなら自信を持って行うでしょうし、実際、ここでも勇敢に、校長に立ち向かっていました。
 学校の外だから校長先生則は通じない、しかも警察の許可は取ってあるので法律的には問題なし。学校内の規則って、言わばマイナールールみたいなものですし、それを上回る「道路交通法」を持ちだされると、さすがの校長も手も足も出ないようです。中継スペースが学校の外というのも巧妙ですね。これが学校内だったら、校長先生則が息を吹き返していたでしょうから。直接的に校長先生則と道交法が戦ったわけではないですが、校長先生則の適用範囲外に出た上で、その場所の許可を法的に得たというのが大きいですね。
 警察への申請については、いいんちょの両親が手続きしたような感じでしたが、検事や弁護士の知り合いがいると、こういうときの手続きがスムーズそうでいいですね。今回のライブ中継は、いいんちょならではの提案だったと言えるでしょう。あ、一応シオンちゃんも同じ発想はできていたようですけど、申請回りはどうするつもりだったのかな。彼女もいいんちょのご両親を知っていて、アテにするつもりだったとか? それか、彼女なら自ら警察に申請をするつもりだった可能性もありますね。

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 学校の外で待機しているお客さんたちの間では、どこで中継が行われるのかと疑問が出ていました。そんなとき、まさかのプリズムトレーラーが出動してきて、トランスフォーム! プリズムストーンの所有物であれば、トレーラーがあってもおかしくないですが、まさか再登場するとは思いませんでした。運転席にCooさんとか見えないかな?
 ハロウィン回のときの幽霊や、もっと前で言えばプリティーリズム・レインボーライブでのべるちゃんのユニコーンもそうですが、CGというのは一度作ったパーツを使いまわせるのが、利点の一つです。ハロウィン回の幽霊も、菱田さんいわく「使いまわして、やっと元が取れた」みたいなことを言っていましたし、このプリズムトレーラーも、レインボーライブだけで終わらせるにはもったいないクオリティ(と労力)があったから、再登場ということになったんでしょうね。トレーラーありきの作戦なのも面白い展開です。減価償却!

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 観客にウエスト夫妻もいたりと、今回は声なしでもキャラクターが多めに登場して賑やかでした。さすが学園祭。それにしても、手前にいる美男子は何者・・・? 今までの謎イケメン(通称使い捨てイケメン)と比べて明らかに可愛らしく、レオナちゃん的なアイドルの素養を感じます。どこかで見たような気さえしてくる可愛らしさですが、森脇監督繋がりで、何かのアニメに出ていたキャラクターだったりするのかな。デザインが、ただのイケメンとは明らかに一線を画しているんですよね。
 トランスフォームに呆気に取られたのか、校長はもはや抵抗する気力を失っていました。このままライブ中継は押し切れる!

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 コーデチェンジを終え、トレーラーの大画面にはドレッシングパフェが登場。プリパラ中継なので、さすがにトレーラーをステージにしてやるわけではないですが、これだけの大画面が学校の前にやってきているだけでも、生徒たちからすればすごいイベントごとですよね。夢があると言いますか、実際にこういうことができたらいいだろうなぁというのを想像してしまいます。ああ、青春が思い出される(遠い目)。

 ここでちょっと気になったのは、ライブを中継で届けることはできても、彼女たちの「生」の姿を届けることは、プリパラのシステム上、絶対にできないということです。プリパラに入れる子ならば、生で見ることができますが、ここにいる小さい子や男の子、プリチケを持っていない人は、どんな理由があろうと、プリパラは彼らを歓迎しないということです。これは意外と根の深い問題に繋がらないかなぁとプリリズファンの悪い癖が発症。でも、あり得ない話ではないと思います。
 プリパラは、プリパラTVなどでアイドルたちの映像は配信していますが、それは絶対に電気信号を一度介すことになり、「生」の姿はお届けできません。そもそも「生」の姿というと、プリパラチェンジを必要とする彼女たちアイドルは、そもそも「生」の姿なのかという疑問も生まれてきますね。プリパラチェンジというシステムがある限り、プリパラは特定の人物しか中には迎え入れず、プリチケのない人たちには生の姿を届けないという厳然とした方針を感じます。プリパラチェンジというものや、プリパラというものがなくなったとき、アイドルたちは現実世界で、人々に生の姿を届けられるのでしょう。

 しかし、こうやって考えていて、さらに疑問に思ったのは、そもそもタマゴが先かニワトリが先かみたいな問題で、もともとプリパラがない時代、アイドルたちは人々に生の姿を届けていたのかもしれません。本作で「プリパラのない時代」が存在するのかは疑問ですが、それはまぁ仮定の話なので脇に置いておくとして・・・そのアイドルたちが、隆盛の時代を支えきれず、さらにプリパラの登場によって、現実世界で生の姿を届けるタイプのアイドルは死に絶えた、ということなのかもしれません。
 絶対に流行るはずがないと言われていたタッチパネルのスマートフォンが現実では大いに広まり、電車内ではまるで端末に操られるように画面に食い入る人たちばかりになっています。これも同じようなもので、優れたコンテンツであるプリパラの登場により、「生」のアイドル、というタイプのコンテンツは消滅しちゃったのかもしれませんね。
 だとすると、盛者必衰、諸行無常とはいえ、ちょっと寂しいものがあります。何かの栄華には、何かの衰退があるということでしょうね。衰退したものが別のコンテンツならまだしも、同じ「アイドル」というコンテンツだからこその寂しさなのかもしれません。「生」「生」言いすぎてイカガワしい文章になってしまいましたけど(苦笑)。

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 それでは気を取り直して、まずは一番手、ドレッシングパフェが送る新曲「CHANGE! MY WORLD」!
 ピコピコという電子音から始まり、なかなかポップでキャッチーで、クセのない王道な感じのアイドルソングですね。マーチングスターコーデと相性ぴったりの曲ですし、ステージもすでに飛ばせバルーンな状態でしたから、「D&D」をベイビーモンスター楽曲だと考えると、こちらはフォーチュンパーティー楽曲だと言えるかもしれません。というか、もしかして曲の数って、コーデのブランドに対応しているとか?

 トゥインクルリボン→「HAPPYぱLUCKY」
 キャンディアラモード→「ま〜ぶるMake up a-ha-ha!」
 ホリックトリック→「Pretty Prism Paradise!!!」
 ベイビーモンスター→「NO D&D code」
 フォーチュンパーティー→「CHANGE! MY WORLD」

 、この法則、なんだか当たってそうです。もともと本作は楽曲の種類が意外と少ないと言われていて、前作プリティーリズム(特にレインボーライブ)より、楽曲にはさらに気合を入れるんじゃないかと思っていたので、この少なさは何なんだろうと疑問だったんですよね。むしろ筐体ゲームで本気を出している? アニメだと曲数が増えれば、その分CGや、脚本にも負担がいきますからね。
 トゥインクルリボンは、最初「Make it!」かな、とも思いましたが、これは「セインツの曲」と言われていたので、特別枠なんだろうということで除外。ホリックトリックは、ぶっちゃけ曲調的にも歌い手的にも「太陽のflare sherbet」だとは思うのですが、逆にこちらはソロ曲ということで何だか特別枠っぽい出で立ちですし、「Pretty Prism Paradise!!!」はそふぃさん加入時の新曲ということ+ホリックトリックコーデとホリックトリックメイキングドラマ率が高いことから、「PPP」こそホリックトリック楽曲かなぁなんて思ってしまいました。一応キャンディアラモードでやったときもありますし、そもそも曲調が全然ホリックでもトリックでもないのですが(?)、だとするとこの曲はどういう立ち位置なんだということになっちゃうんですよね。「PPP」こそ、奇跡の結成に応じて誕生した異端曲ということなのかな?
 まぁ、そもそも「曲とコーデが対応している」という前提そのものが間違っているのかもしれませんが(全否定)。

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 三人の歌唱バランスといいますか、ドロシーちゃんの変な声(褒め言葉)、レオナちゃんの優しい声、シオンちゃんの力強い声と、本当にこのチームはバランスが良いというかバランスが悪いというか、絶妙なバランスで成り立っていますよね。
 それだけでなく、振り付けがとにかく可愛い。サビ部分の足を棒のようにして左右に動く動きは、プリティーリズム・オーロラドリームでMARsが見せた「You May Dream」の「ノリノリのりまくれば」の部分に動きが似ているなぁと思いました。使い回しというわけではなく、意識してこの動きを取り入れてくれているなら嬉しいですね。なんだか印象的な動きでしたし。
 印象的と言えば、「夢のドア 三位一体でなら」の三人の動きも素晴らしかったです。アイドルらしいフォーメーションと言いますか、シオンちゃんがドアを開くような動きをして、双子がその動きに合わせるようにしつつ、その後レオナちゃんは手をひらひらさせたりして、こういう「アソビ」を感じられる動きが入っていると、彼女たちが生き生きとして見えてきますね。CGらしさをできるだけ消し、彼女たちに息を吹き込むことにスタッフさんが尽力しているんだと実感します。

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 メイキングドラマはいつもの全力ダッシュでしたが、走っているときの台詞がまたいいね! レオナちゃんの「男の子も、女の子も」という台詞や、全員の「とっても嬉しい!」という台詞から、彼女たちの熱意や、ライブができた喜び、そういうのがメイキングドラマとなって顕現していると実感させてくれました。
 メイキングドラマはどうしても種類が少なく、同じものを何度も見てしまうことになるので、こういう彼女たちの「意気込み」や、ライブの「状況」などをうまく利用して、その回その回で意味や意義を込めて欲しいですね。そうすることで、ただのメイキングドラマではなく、「その回だからこそ生まれたメイキングドラマ」という大事なシーンへと昇華しますから。

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 大いに盛り上がりましたが、まだ終わっちゃいません! ここからクライマックス、サイリウムチェンジし、ラストスパート!
 この「CHANGE! MY WORLD」という曲は、MD前のじっくりした流れもいいですが、このクライマックスが最高に盛り上がります。シオンちゃんの震えるくらいカッコイイシャウトが聞けますし、三人が手に口を当てて「シングシング」するところは、ドレッ「シング」パフェらしい振り付けと歌詞だと思いました。
 さらに、双子による「女の子も」「男の子も」というシーンも可愛らしい。口に出している言葉と言っている人物の性別が逆になっているのも、なんだか意図的で素晴らしいですね。自分と同じ性別を言うより逆の方が、「語りかけている」感が強くなり、最後の「笑おうよ」にうまく繋がっている気がします。双子がお互いに語りかけている、という解釈もできますが、やはりアイドルですから、見ている人たちに言っているというパターンで解釈しておきます。
 この双子のシーンは、「PPP」におけるみれぃちゃんとそふぃさんの「こっちへきて」「待ってたんだよ」と対になる歌詞・振り付けっぽくもありますね。といっても、ソラミスマイルも今回で新曲になっちゃうので、対と言っていいのかわかりませんが。

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 さて、この時点でかなりテンションMAXになってしまったわけですが、今回はこれで終わりではありません。続いてはソラミスマイルの出番。お菓子がモチーフのコーデということですが、プリティーリズム・レインボーライブにおけるマックコーデみたいに、そこまであからさまではなく、むしろ肩のふわもこが牡丹とかの花みたいに見えるコーデだなぁと思いました。
 ドレパが正統派なアイドル像で仕掛けてきましたが、ソラミスマイルはロングスカートで、色合いもちょっと地味めで、初見こそ「うーん」と思いましたが、新曲との相性を考えると、これこそ最善のコーデなのだとわかりました。

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 印象的なイントロから始まったソラミスマイルの「HAPPYぱLUCKY」ですが、まさかけんけんぱから始まるとは思わず度肝を抜かれました。なるほど、「ぱLUCKY」の「ぱ」は、けんけんぱの「ぱ」だったのか・・・。
 「PPP」みたいな美少女回転寿司が振り付けに入っていたのも特徴的ですが、もはやこの回転はソラミスマイルの十八番みたいになっていますね。クライマックスでステージがせり上がることを考えると、ある種、合理的な振り付けでもあるのかもしれません。
 優しい感じの曲調で、振り付けもこれまた簡単め・かつ可愛く、見ている女児たちも真似しやすいだろうなぁと思えました。ロングスカートや振付の簡単さ、曲調などから、なんとなく一昔前のアイドル像という感じがして、むしろライブとしては変化球的な内容だったかもしれませんが、これがまた聞いていくと実によく馴染む・・・(某DIO様風)。
 最初こそ、「ん~、ちょっと地味かな」なんて思っていましたが、この優しい感じと、ほっこりする感じが、この曲の持ち味でしょう。ドレッシングパフェが「わかりやすく刺激的で王道な曲」だとすれば、ソラミスマイルは「何度も聞いていると染みてくる優しい曲」と言えます。まるっきり真逆ですが、どちらもいい曲ですね。

 「大好きだー」「ありがとう」のやりとりは、ドレパの「夢のドア 三位一体でなら」のところみたいな、チームだからこそのやり取りという感じでグッド。
 プリティーリズム・シリーズでは、当然3人チームや4人チームがありましたが、ダンスがフォーメーション組まれていたり、曲の途中にやり取りがあったりというのは、今思えばあんまりなかったかなぁという記憶があります。フォーメーションを組むということは違う行動パターンになるということで、一つのライブに違う動きが含まれるので、単純に労力が増えてしまいますし、そういう動きはプリズムジャンプやアクト、ライブなどの領分だったのかもしれませんね。
 レインボーライブのペア編では、けっこうコンビネーションしていた記憶があるので、このあたりからやっと導入できたノウハウだったり? まぁ、コンビネーションといっても、なるべるはミラー、あんわかは線対称、いとおとは点対称にキャラを置いただけで、けっきょく「違う行動パターンが含まれて」いたわけではないでしょうけどね。やっぱりそれらの労力は、ジャンプやライブに注がれていたのかな。
 ・・・まさか、プリティーリズム史上、一番コンビネーションしていたのって、PURETTYの「シュワシュワBABY」だったりして(この曲のライブ、けっこう好きでした)。オーロラドリームでの、「Never Let Me Down 〜がんばりやぁ!〜」も、せれのんにかなめちゃんが追加されたバージョンは、違う動きが入っていてバリエーション豊かでした。探せばもっとあるでしょうけど、パッと思い浮かぶのは逆にこれくらいで、改めてプリパラの「コンビネーション」の凄さを、今更実感したかもしれません。素晴らしいライブ映像ですから、漫然としてないで、もっと真剣に、心して見ないといけないという気になりますね。

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 メイキングドラマは、3人バージョンのプレゼントフォーユー! レッドフラッシュのピザもどうぞ、って、それを食べるのはそふぃさんくらいじゃ・・・(苦笑)。
 もともと2人バージョンだったものを3人バージョンにしたからかもしれませんが、そふぃさんがすごい目立ってました。トゥインクルリボンのMDだから、らぁらちゃんを目立たせてあげて欲しいところですが、みれぃちゃんとの合わせた動きが完璧すぎるので、もうコレで行くしかなさそうです。そふぃさん、色々と美味しいところを持っていく人だ・・・。

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 毎回言っていることですが、メイキングドラマで盛り上がって、そこからさらに盛り上がってしまうサイリウムチェンジ! テンションがマックスどころではありません。今までと同じコーデだからって、新曲でのサイリウムチェンジですし、そもそもどんなサイリウムコーデだろうと、この「サイリウムチェンジ」自体がすごく盛り上がるので、もう何があろうと盛り上がるしかありません。もうわたしは何を言っているんだ。
 せり上がったステージで回転寿司をしていると、すごく見栄えがいいですね。けんけんぱの振り付けも、本来片足ずつであるけんけんぱを、両方の足で一回ずつやったりと、意外に凝った振り付けになっていますし、腕を回しながら前に出す振り付けも、簡単かつ可愛くて、真似したくなっちゃいます。「完璧じゃないけどね」のときの、キツツキみたいというか、ポストにハガキを投函するような動きというか、そういう変な動きも好きですね。
 がに股振り付けに関しては賛否別れるでしょうけど、個人的には、サイリウム後はなんだか似合っているように見えて好きなんですよね。特にサイリウムらぁらちゃんなら、がに股振り付けもまったく気になりませんでした。チョコホイップコーデのそふぃさんとかは、さすがに「クール!」とはいかず、ちょっと違和感ありますけど(笑)。
 このがに股振り付け、プリティーリズム・レインボーライブのなるちゃんが、マイ・ソング「ハート♥イロ♥トリドリ〜ム」で見せる動きに似ているんですよね。今回の新曲、ソラミもドレパも、それぞれプリティーリズムで特徴的だった振り付けを織り交ぜてあるんじゃないかなぁと思うと、そこはかとなく嬉しくなります。プリティーリズム・ファンの勝手な妄想かもしれませんけどね(自嘲)。

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 みんながプリパラライブに熱中している中、校長先生だけが抗議の声をあげていました。しかし、その声は誰の耳にも届かず、あげくちゃんこちゃんのおしりに突き飛ばされてしまいます。あの校長が突き飛ばされるほどとは、ちゃんこちゃんのおしりがよっぽどボリューミーなのか、それともそれだけ校長が弱っていたのか・・・。
 校長の訴えを誰も聞かないシーンは、今までの仕返しとはいえ、心が痛くなるシーンでした。校長は自分を正義と信じ、自分の主張を貫いているわけですが、このときに限っては、誰も、彼女の声には耳を貸さなかったわけです。それは、まるで無視をされ、孤独に追いやられたようでもありましたし、このときの「友達なんて・・・」という台詞が、さらに悲痛さを際立たせていました。
 大神田校長もわかってくれる、というらぁらちゃんのモノローグのところで、ぐったりと倒れている校長が映されたのが、何より印象的でした。こんな図を見て、らぁらちゃんのように楽観的に「わかってくれる」なんて思えるはずがありません。むしろ逆効果というか、中継を強行してしまったがために、校長の堪忍袋の緒が、ついに切れてしまったという感じでした。

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 控え室では、これまた引き分けだったと、次に挑む両チームでしたが、そんなライバル対決をしている場合ではない事態が、学園では起こっていました。シオンちゃんも推す「切磋琢磨」は、認めるライバルの存在があってこそですが、それと同じくらい、「競いあう場」や「競える環境」がないとダメなんですよね。競技の場や機会が失われたとき、ライバルと対決はできるのでしょうか。いや、できない(反語)。

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 復讐とはいかないまでも、執念の鬼と化した大神田校長は、ひときわ強い意志で、プリパラの消滅を誓っていました。まさか学園内どころか、「この世」からプリパラを消滅させてみせるとまで言ってしまうとは。
 リメンバープリパーラ! の掛け声は、台詞だけ見ればギャグなんですけど、高乃さんの演技もあって、ギャグとシリアスのバランスがちょうどよく配分され、ちょっとシリアスよりに、校長の怒りが感じ取れるニュアンスになっていました。いいんちょに中止を宣告したときもそうですが、高乃さんのギャグとシリアスの配分が見事すぎる・・・時折、マジで怖く感じるんですよね、校長が。さすがの演技力です。

 次回、プリパラ最後の日とあって、ゲッターロボ的なネーミングセンスを感じますし、「でっすわ」の部分にギャグの片鱗はあるんですが、それすら吹き飛ばしそうなクライマックス感があります。
 校長先生則を持ちだしただけでは飽きたらず、ついに中学部校長との兼任を果たした大神田校長は、これまで以上に圧政を強いるでしょう。この一転攻勢に、生徒たちは、らぁらちゃんたちは何ができるのか、校長には何が響くのか、それが今後のキーになってくるでしょう。

 というわけで、プリパラ感想でした。

 新曲2曲はさすがに大盛り上がりしますが、その曲の入手だったり、コーデ決定だったりの変遷にドラマがなかったのは、ちょっと残念でした。しかし、プリパラというシステムが充実していて、しかも彼女たちはアイドルなので、そういう部分は用意された上でストーリーを描いていくのも、プリパラらしいといえばそうなのでしょう。実際、ライブ中継成功のためにみんな(というかみれぃいいんちょ)が頑張りましたし、今回は何気にいいんちょ回だったように思います。
 校長の怒りが有頂天状態ですが、それをどーにかして鎮めなければなりません。ソラミスマイルの「HAPPYぱLUCKY」は、初見ではちょっと違和感があり、何度も見ていくうちに馴染んでいきましたが、ちょっと古くさい感じや優しい感じは、校長に訴えかける曲だから、という印象もありましたね。彼女が心を動かされるなら、この「HAPPYぱLUCKY」なんだろうなぁというのが、このときにわかりました。と言っても、それまでの過程まではわかりませんし、ただライブを見せたくらいでは、今回のように逆効果になってしまいそうなので、それまでのお膳立ても重要かもしれませんけどね。

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