寄り道ブログ
寄り道な人生をしています。読んだ小説や、見た映画・アニメの感想などを投稿していきます。
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TVアニメ プリパラ #24 「さよなら、プリパラ」 感想
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 ついに明かされる校長の過去! ひめかちゃんとの楽しい思い出があったからこそ、すれ違いが起こってしまったことでその思い出を憎いものに塗り変えちゃっていました。
 心の安定には必要なことだったでしょうし、わたしも最近覚えがあるので、彼女のやったことを一概には否定できませんね。はた迷惑なことには間違いありませんが。

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 おさらいをしつつ、前回の緊迫した場面からスタート。またシオンちゃんの阿鼻叫喚が聞けてよかった。
 校長と衝突しちゃったり一時慌ただしくなりますが、らぁらちゃんは作戦通り、ピザを差し出すことに成功。校長は一瞬気を許しそうになりますが、病院の規則でも聞くような「生徒から贈答品を受け取ってはいけない」という正論で見事(?)に撃退。らぁらちゃんの作戦も、やはり正統派な手段で破られてしまいました。相変わらず強敵すぎる。

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 ぺいん、と音がしそうな追い出され方で、その服装も相まってらぁらちゃんの下半身が非常に際どくてヤバかったですが(オイ)、今はそれより、騒動に紛れて持ちだしてしまったトモチケ・・・ならぬトモ券の方が重要です。
 さっそくいいんちょやシオンちゃんたちに事情を説明してトモ券を見せますが、ドロシーちゃんの「怨念こもってるよ」という感想が素直でイイ。彼女はどんなときにも正直に生きているので、見ていて心地いいですね。言いたいことも言えないこんな世の中で、言いたいことを言っている感じです(ポイズンならぬワクチン?)。

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 シオンちゃんは質感やニオイから、トモ券を20年前のものと推定。さらに、いいんちょは校長が口走った独特な用語(プリ券、チョキる)のことを調べていて、校長の母校まで調べあげる徹底ぶり。相手が全力ならこちらも全力といったところでしょうか。個人情報がじゃっかんガバガバな感じはしますが、むしろ校長という立場の人間なら、経歴という意味ではそのあたりオープンな雰囲気がありますし、相手が校長だからこそいいんちょでも調べることができた、というのが正しいかもしれません。

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 校長の過去が着々と明かされていく中、校長はついにらぁらちゃんのトモチケを発見! 校長時代のトモ券だと、アバター状態(アイドル状態)のトモ券を発見しても、それが同一人物かは断言できませんが、今の時代のトモチケは右上に写真があるので、確実に証拠として効果がありますよね。このあたり、便利になったが故の弊害というところでしょうか。
 しかし、プリパラ嫌いの校長がプリチケの特徴を活かしてくるとは、校長、何気に今のプリパラにもそれなりに精通してそうですよね。嫌いの中に好きがあるという理論同様、嫌いだからといって無知というわけではなさそうです。

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 副産物的に、いいんちょのトモチケも発見。ニヤニヤと笑う様子は、いいんちょからすれば相当恥ずかしいものですが、目の前で言われなくてよかったと言うべきでしょうか。アイドル状態を「変わり果てた姿」と称する校長の言語センスが面白いです。
 窓際で勝利を確信して騒ぐ校長がすごくいい笑顔で、主人公がピンチだというのにこちらまで笑顔になってきます。見ている人を笑顔にする、という意味では、校長もじゅうぶんにアイドルの素質があるように思えますね。アイドルをどう定義するかにもよりますが、こと「見ている人を楽しませる」という意味では、広義である「エンターテイナー」には、アイドルも校長もいっしょくたに含まれるのかもしれません。

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 校長の作文にいきついた面々は、五年生時と六年生時の作文の変わり様に驚いていました。一年間で変わってしまったというのも大事ですが、この学年が「五年生と六年生」というところもミソだよなぁと、改めて思うところです。
 校長に真実を聞きに行こうとすると、勝利を確信した校長が自らやってきて、らぁらちゃん、みれぃちゃんを追い詰めます。「またの名を、ソラミスマイルの~」とわざわざグループ名から言うことで、「追い詰めた感」を出す校長ですが、そもそも偽名というわけではないので、今更正体に気づいて誇らしくされてもちょっと戸惑いますね(苦笑)。
 姿が変わるといっても声は変わらないわけですし、「そふぃさんと常に一緒にいるらぁらとみれぃという少女」というだけで、疑うにはじゅうぶんでしょう。いや、校長はまっさきに疑っていて、ただ証拠をつかむのに苦労していたという感じなのでしょうか。プリパラが有害な彼女にとっては、その証拠集めも命がけだったでしょうしね(このとき火箸じゃなく手でトモチケを持っていたらどうなっていたことか)。

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 彼女が証拠を持ってあらわれた以上、言い逃れや誤魔化し、虚勢が通じないとわかったからか、らぁらちゃんもいいんちょも真っ向から正々堂々と立ち向かいます。
 せめて理由を知りたい、それがらぁらちゃんたちの願いでした。それくらいなら交換条件としては校長は呑んでくれそうですし、むしろ隠そうとはしないでしょうね。
 今までも別に隠していたわけじゃないでしょうし、聞いたら答えてくれそうな気もしましたが、プリパラの名を出しただけで暴れだしそうだったので、これくらいの状況じゃないと聞けない内容といえばそうかもしれません。ある意味、らぁらちゃんたちが、校長からプリパラ嫌いの理由を聞き出した初めての人たちなのかも。

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 そんなところへ、空気をぶちこわす勢いであらわれたのはそふぃさん。スピード自体はゆっくりでしたが、そもそもヤギに乗ってあらわれたのが謎すぎて笑いました。
 森脇監督と言えば、某探偵少女アニメも人気ですが、ジュエルペット・サンシャインも有名で、この作品にはヤギの八木沼くんがいましたし、この唐突なヤギ登場には、八木沼くんを思い出さずにはいられませんでした。その後草を食べていたところを見ると、意外と「草むしりの手伝い」としてはいいチョイスだったのかもしれませんね。どこで調達して乗ってきたのかはすごく気になるところですが。あの高級マンションを出るときから乗っていたのか、道中で調達して乗ったのか・・・。

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 そふぃさんのクラゲっぷりに驚いていた校長。彼女がプリパラの申し子ということで、最初はそふぃさんの容態を気にしていた校長ですが、すぐにいつもの調子に戻り、プリパラを毛嫌いするようになった理由を話してくれることになりました。一度、そふぃさんを気にしたのは、プリパラに依存しきっている彼女が、昔の自分に見えたからかもしれませんね。プリパラに重点を置いた生活はとても健全とはいえないでしょうし、そふぃさんがそのようになっているから、「目を覚まさせてやる」という意味も込めて、校長はここで昔話をしてくれたのかもしれません。教育者的な観点もあったということかも。
 今回、作画は不安定っちゃあ不安定でしたが、演出はキレキレでしたし、作画の気合が入っているところは「校長」や「回想」に集中していたので、力の入れどころをしっかり計算した上でのスケジューリングだったんでしょうね。その分、落差でちょっと笑ってしまいますが、気合の入っているシーンはすごく綺麗でした。

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 20年前の10歳の頃という語りだしでしたが、ここでまさかの、校長が30歳だということが判明します。見た目や貫禄から、40~50代でも違和感はなかったですが、これを見ている女児のお母さんたちはきっと若いでしょうし、30歳でもじゅうぶん校長先生としての威厳は示せるかもしれません。それでいて、お母さんたちと「同年代」にすることで、場合によってはお母さんたちの共感を得られるでしょうね。
 それにしては、やっぱりビジュアルや声は老けすぎているかもしれませんが、プリパラへの恨みや校長という仕事で気苦労が耐えないとすれば、校長の姿もまったくあり得ないわけじゃなさそうです。ラブちゃんのように高身長+頬骨クッキリという特徴だと、だいたい校長のようになっちゃいそうですしね。モデルっぽいというか、外国人っぽい体型ですからね。

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 現代のプリズムストーンが昔のプリズムストーンへ変化していく映像は、なんだか哀愁がありました。色がセピア調になる演出も、ありがちながらやっぱりグッド。
 意外だったのは、店舗部分はどうやら後から増築されたようで、当時はプリパラへのゲートがむき出しになっていたことです。野ざらしで大丈夫なのかなとか、なぜ増築したのかとかはちょっと気になるところですが、当時も当時で店舗部分は多少あったようですし、それこそテーマパークの入場門みたいな感じで、ゲート部分が開けていてもあまり違和感はなかったです。ただ、今まで屋内だったので、その光景はちょっと慣れませんが、これもジェネレーションギャップというものでしょう。そういう「今と違う」という演出意図+後に描かれる「寒空の下で待つ」シーンのために、過去のプリズムストーンをこういう構造にしたのかもしれませんね。
 校長の語りから、「ゲートでの待ち合わせ」は日常茶飯事だったようですし、プリパラはリアル友達と行くことが多く、プリパラ内で出会った友達とはあまり待ち合わせしなかったのかな。それとも、比較的早い段階で一緒に外に出て、リアルバレをして「待ち合わせ」をするための準備を済ますんでしょうかね。校長たちは、その段階に進むまで時間がかかった上に、ちゃんと手順を踏んでいなかったのが、このときの悲劇に繋がったのでしょう。

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 窓口がさびれた遊園地っぽくて面白いですが、そこへプリ券を渡す大神田校長(少女)の姿が! 髪はこの頃から白髪、ロールもちょっと小さくて、なんだか3DSゲームなどで選べる「ジュネ様の少女時代ヘアー」っぽくもありますね。ロールというだけしか共通点がないのに、何かと連想しちゃうジュネ様です。髪の毛は、苦労で白くなったわけじゃなかったのか・・・。
 プリ券のバーコードを読み取り、ふわふわシュガーなコーデに変身した校長もといシュガーちゃん。このときの羊みたいな前髪など、もう可愛いくて仕方ないの一言でしたが、何より嬉しかったのは、声を津田さんが演じていたことです。津田さんはプリティーリズム・ディアマイフューチャーでかりんを演じていて、他の出演作もわたしは好きなんですけど、比較的シリーズ・オールキャストな装いだったレインボーライブには出演がなく、かなり残念だったので、ここでの登場は感涙ものでした。
 プリパラはそこまでオールキャスト感はないですが、こうやってかつて繋がりのあるキャストさんが出演してくれると、この作品が「プリティーリズム・シリーズ」の一貫なんだなぁと実感しますし、スタッフさんや監督、そして大本営タカラトミーもこの作品と、プリティーリズムを愛しているんだなぁと思ってしまいますね。もしかすると、キャスティングは音響監督の長崎さんに一任しているだけかもしれませんが(苦笑)。

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 さらに驚いたのは、この過去回想シーンでTRFの「寒い夜だから」が流れたことです。もともと本シリーズはエイベックス、とりわけTRFとは深い関係を持っていますが(特にレインボーライブで)、そのこともあってか、この曲の挿入は、それほど無茶ではない納得できるシーンなんですけど、まったく予想していないサプライズだったので、驚かずにはいられませんでした。しかし、「過去」を演出するには、昔の流行歌というのは実に理に適ったチョイスですし、考えてみれば当然なんですけど、まったく予想できていなかった自分が憎い・・・。
 余談ですが、この挿入歌シーン、ニコニコ動画で配信されたときは、別の曲に変わっちゃっていました。森脇監督は、前述したジュエルペット・サンシャインにてアルマゲドンパロディを行い、あの有名な曲を流したという前科がありましたから、これも当然といえば当然の流れだったのかもしれませんが、このときもけっこう無茶して挿入したのかもしれませんね(アルマゲドン回が収録されたDVDでは、BGMが変更されていました。今回と同じように)。

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 シュガーちゃんは、最近トモチケをチェックしているように、キャンディキャッチャーをやっていました。この頃からこういうマシンが好きだったのかな・・・マシン好きは、愛用しているリナちゃんからも、どこか通じるものがある?
 キャンディがゲットできなくてしょげているところに、颯爽とあらわれて乱雑にキャンディをプレゼントするひめかという子が登場! あ、この子がプリ券の子や・・・!
 ひめかちゃんはギャル風というかディスコに通ってそうなコーデというか、そういう感じのキャラ付けで、性格もけっこう姉御肌な感じでした。むしろ、シュガーことグロちゃんが、大人しい性格で育ちが良さそうなお嬢様というか。今からは予想もつかない(オイ でも、校長も「おダンスホール」とか、変に丁寧な言葉遣いですし、育ちの良さはなんとなく成長後も感じられますよね。

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 ナウいだのキャッツアイ風レオタードだの、一連の思い出シーンは「一昔前」の演出に余年がなく、むしろギャグ調でもありましたが、二人の友情が育まれていくいいシーンでした。途中、チームに誘われますが「二人でいい」と言い切るひめかちゃんがイケメン! あれ、このイケメンな感じ、どこかで見たことがあるような(白々しい)。
 しかし、誘いを断るシーンは、友情は感じますけど、どことなく寂しい気もしますね。閉鎖された友情というか、「友情の輪を広める」要素は、かつてのプリパラにだってプリ券という形であったわけですし、シオンちゃんの推す「切磋琢磨」のためなら、チームを組んでも良さそうなものでしたが。いわゆるエンジョイ勢みたいな、ただ二人でアイドルやって遊べればいいという、そういう感じのプレイスタイルだったんでしょうね、シュガーちゃんもひめかちゃんも。

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 二人が出会って一年半が過ぎ、プリパラの外で待ち合わせをするということになりました。CM入りも不穏でしたが、この出来事こそが、順風満帆だった二人の友情にヒビを入れ、校長が「プリパラ憎し」になってしまった理由だとすぐに感じ取れましたね。この事前に察知できるような話作りはさすがです。演出というか、そういうところから次の展開がにわかに感じ取れるんですよね。だからこそ、こっちも身構えて、この後のシーンを見守ることになりました。
 一年半というのもリアルです。一年は経過しているわけなので、夏も冬も経験しているでしょうし、もう二人は、お互い通じあっているレベルで仲良しだったことでしょう。そんな関係なのに、「今ごろ」外で待ち合わせという段階なのは不自然ですが、プリパラという楽しい空間があるのに、わざわざ外で待ち合わせるというのは、よっぽどの理由がない限りまず提案されない気もします。リアル友達と一緒に行くならまだしも、プリパラ友達とは中で待ち合わせていればいいわけですからね。

 どれだけ仲の良いフレンドがネット上にいたからといって、実際に会うとなると、それは一段ハードルがあがりますし、どれだけ仲の良い友達でも、何となく言い出しづらいことってあるでしょう。そういう、タブーとは思ってなかったとしても、深層心理ではタブー視しちゃう提案だったとは思います、外での待ち合わせは。
 それに、二人はプリパラで出会ったわけですし、その出会いを否定するような行為だったのかもしれませんね、外で会うというのは。外で会う必要なんかないのに、という喧嘩に発展するかもしれなかったですが、そこは「お互いをもっとよく知りたい」という熱意と、「現実の姿を知っても嫌いにならない」という信頼があったからこそかもしれません。その信頼を育むために一年半があり、むしろ「やっと」外で会う段階に進めたということかも。

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 しかし、プリパラの外で待ち合わせというのは、もう失敗フラグでしかないという印象でした。グロちゃんはゲートのところでワクワクした様子で待っていましたが、待ち人は一向にあらわれず。その前、カメラがボヤけるほどドアップで、謎の少女が意味深に通過しましたが、どこか焦っている様子でしたし、なんとなくひめかちゃんの面影がありましたが、まさかあの子が・・?
 らぁらちゃんも、いいんちょのときにすごく驚いていましたし、この世界じゃあプリパラは日常の光景すぎて、名前が同じくらいでは怪しんだりもせず、多少似ているくらいでは「同一人物」とは断定しない価値観ができあがっているのかもしれませんね。
 よくよく考えれば、ありきたりのカッコイイ名前だった場合、同じような名前のアイドルがたくさんいるかもしれませんし、自分の容姿が美少女だった場合、プリパラ内には似たような顔、似たような格好の子がたくさんいるものかもしれません。知り合いと思ったら違った、ということも日常茶飯事で、その対抗策として、人々は「同じ名前でも気にしない」「姿が似ているくらいじゃあ気づかない」ような精神性を獲得しているのかもしれません。ある意味で、それが彼女がひめかちゃんに気づいてやれなかった原因かもしれませんね。オーラというか気配みたいなもので何となく察せることはないのかな?

 どちらにせよ、「一緒に外に出る」ことを一度やっておけば、と彼女たちに提案してあげたくなりますが、もしリアルでこういう約束をしていた場合、「外での姿は、次会うときに初めてわかる」みたいな、お互いサプライズのような感覚でこの約束を計画したようにも思えます。劇的ビフォーアフターじゃないですが、外での姿がどんなものか、お互い興味津々で、そのときまで明かさないでおこうみたいな。オフ会みたいな感覚でしょうか。それが、意外にもプリパラチェンジによる変化が激しかったためか、わからずに会えないという悲劇に・・・。
 彼女たちの計画はそれほど不備があったとは思えません。せめて当日の服装くらいは話し合っておくとか、時間、場所を厳密に決めておくとかすれば、あとは声で気づくこともできそうですが、そのあたりは曖昧な計画だったんでしょうね。そこに「プリパラのある世界での価値観」が加わったからか、お互い気づけないという最悪の展開になってしまいました。もうちょっと詰めて話し合っておけばと後悔せずにはいられませんが、すでに後の祭り、このときのすれ違いシーンは、校長の声色からも寂しさや悲しさが伝わってきますね。

 当時のことを語る校長ですが、その声はいつものハッスルしているときとは違って優しく、本当に「ひめかに何か理由があったのでは」と最初は思っていたようです。さすがにソウルフレンドというだけあって、いきなりプリパラ撲滅の使者へと変貌するわけではないようです。このあたり、ひめかと友情を育むところもそうですが、短いシーンでじっくりと「時間の経過」を感じさせてくれるところが素晴らしいですね。決して一瞬の迷いや衝動ではなく、長い歳月をかけて今の校長があるとわからせてくれました。だからこそ「20年分の思い」という説得力があり、彼女の「プリパラ憎し」にも説得力が出るというものです。

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 グロちゃんはさらに一年間、ひめかちゃんを待ち続けましたが、当人は決してあらわれず。このときの彼女が切なすぎました。会えると信じている様子と、どこかでもう会えないと諦めているような、どっちつかずの表情が、とても小学生とは思えません。こういうときから、校長は複雑な環境に置かれ、その熟達した精神を獲得したんでしょうね。そりゃあ年齢以上に老けるわけです(オイ
 ちょっと気になるのは、ひめかちゃんと出会って一年半が経過し、ここで彼女を待ち続けて一年が経過しているということです。プリパラデビューが10歳ということでしたが、10歳は小学生でいえば4年生か5年生。仮に5年生だった場合、一年半+一年ですでに中学生になっちゃっていることになり、それだと話の辻褄が合いません(この時点のグロちゃんの学年は明かされてませんが、今後のエピソードから考えると、まだ彼女は小学生のはずです)。
 「10歳でデビュー」というのもなんだか引っかかりますね。それほど「10歳」に大事な要素があるとは思えませんし、でも気になるところには間違いなく、もしかすると、いわゆる「10歳になったらプリパラしていいよ」という決まりが、大神田さん家にはあったのかもしれません。それに、これなら一年半が経過した時点(ひめかと外で会う約束をしたとき)でらぁらちゃんと同じ「5年生」になるので、主人公らぁらちゃんとの対比にもなりますね。そして、さらに1年が経過し、彼女が「プリパラ憎し」に目覚めてもまだ6年生なので、話の辻褄は合いそうです。

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 ひめかちゃんがなぜやってこなかったのか、それはこの時点ではすごく謎でしたし、一度それらしい人が横切っているから、なおさら不審でした。グロちゃん同様、視聴者も「なんでだろう」と思わせる展開が見事。もう、完全に視聴者が同じような気分で、グロちゃんの動向を見守っていたわけですね。今までの校長の行動があったからこそ、余計に「気になる」展開になっていたと思います。なにせ、言い方は悪いですが「犯人の犯行動機」を聞くようなものですしね。
 グロちゃんは「プリパラ内も調べた」とのことで、この辺も抜かりありませんでした。視聴者的には「中のゲートだと勘違いしているんじゃ?」という疑問は当然浮かぶわけですが、そういう疑問をスルーせず、ちゃんとアニメ内で実行してくれるわけですね。ソラミやドレパの反撃を正攻法で対処していったように、視聴者が考えそうなことはもうアニメ側でも考えていて、ちゃんと「それではダメだった」ということを提示してくれるのが、非常に丁寧です。それでいて、スタッフさんたちが(監督なり脚本さんなり)、視聴者のことをよくわかっているというのがすごい。

 近年、視聴者のことをわかっているんだかわかっていないんだかよくわからない意図のアニメが度々出没し、そういうアニメはいたずらにマンパワーと資金をドブに捨てて、自己顕示欲以外の何を満たすために世に誕生したんだろうと疑問に思うことがあります(原作の売上アップとか、何らかの旨味はあるんでしょうけどね)。そういう意味では、ハーレムアニメやお色気アニメみたいな、「見ている層」をしっかり把握し、彼らに望まれるアニメを作る方が、いっそ清々しい開き直りを感じますね。
 見ている人を意識するのはとても大事で、しかしプリティーリズム・シリーズは、しばしば子供に通用しなさそうなテーマをぶちこんでくることがあります。でもそれは、やっぱり「親御さん向け」だったり、わたしのような「男性」向けだったりするのも事実で、そういう人たちでさえ面白いと思わせる内容になっているというわけです。
 見ている女児を軽んじているように思われるかもしれませんが、でもそうではなく、ギャグ多めなのは子供には楽しいでしょうし、実際プリパラ・ユーザーが増えているところを見ると、女児は女児で内容には満足しているんだろうと思われます。仮面ライダーは小難しい話でも男児は「カッコよければいい」というスタンスなことが多いらしいですし、女児も「可愛ければいい」というスタンスなのかも。
 それに、プリティーリズムの各種ファンブック等であった内容ですが、脚本さんたちは「子供だからといって舐めた内容にはしない」「成長して、後になって理解してくれたら、それで嬉しい」みたいなことを言っていました。その精神がプリパラにも受け継がれているのであれば、こういう話があるのも納得ですし、だからこそしっかりと面白い内容が作れるんだろうなぁと思います。

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 多少話が脱線しましたが、そんなとき校長は、プリパラを嫌いになるのはわかりますが、プリパラ消滅に積極的なのが謎として残っています。普通、嫌いなら距離を取ったり離れたりということもあると思うんですが、そこは校長ならではの性格やスタンスがあったからこそかもしれません。
 ひめかちゃんに裏切られたと悟ったとき(このときの苦悶の表情は、かなり力が入っていてドキッとさせられましたね)、彼女には正義(?)の魂が宿り、「みんなが傷つかないようにしなければ!」と使命感に燃え上がります。プリパラを健全に楽しんでいる子たちからすればはた迷惑この上ないですが、決して彼女は悪意を持って「プリパラ憎し」をやっていたわけじゃないというのは好感が持てるところですね。
 だからといって、犯罪者に事情があったからといって「悪意はなかったんだ」と考えるのは早計です。この世にはサイコパスという人種もいますし、悪意もなく、むしろ無感情や善意で人を殺せる人だっているんです。必ずしも、その人の行いが悪意の有無だけでは計れないことには気をつけなければいけませんが、校長のパターンは、自らも経験で一度傷つき、「自分のような人を増やさないため」という動機があるので、まだ共感しやすいところじゃないでしょうか。人間的感情の範疇と言えます(サイコパスはまったくの異次元みたいな感情を持っていますからね)。

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 時間は現在に戻りますが、シオンちゃんとみれぃちゃんは「わたしたちには関係ない」とか「論理的じゃない」とか散々な言いっぷり。彼女たちのドライな感想も、先ほど書いた「はた迷惑」の代弁者と言えるでしょう。
 らぁらちゃんたち主人公側は複数人いるので、色んな子に色んな意見を言わせられるのが利点ですね。そふぃさんのときの「去ったファンもいるけど」みたいな、非現実的な展開であろうとも、現実的な意見を出してくれるので、そこに「彼女たちの世界のリアル」を感じることができます。創作としては基本中の基本なんでしょうけど、世界観や設定にリアルさを付け足していくような、綿密な配慮の賜物ですよね。こういう小さな配慮の積み重ねが、「プリパラ」世界をリアルに感じさせてくれるんです。

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 そんな状況で、泣いていたのはらぁらちゃん。ここでママの「嫌いの中には好きがある」を引用しますが、ここでらぁらママの発言が取り上げられるのも意味深ですよね。らぁらちゃんの今の行動原理は、ママの発言があってこそでもあるので、違和感はないんですが、常に校長に精神的動揺を与えていたのはらぁらママだったように思えますし、そういう奇妙な一致の連続が、ひめかちゃんの正体をうっすらと予想させてくれました。
 ひめかちゃんが裏切ったわけではないのかも、という可能性を提示することで、校長にはさらに動揺が走ります。あれだけ辛抱強く待っていたのにその可能性は考えなかったんだろうかと、ちょっとこの辺は展開がギコちないかと思いましたが、グロちゃんは一年待っている間、その可能性にすがっていたとも考えられますね。
 そして一年経ったことを契機に、今度はプリパラの殲滅者として覚醒したのでしょう。どれも彼女が自分の心の安寧を保つために行った処世術と言えますし、彼女を責めることはできませんが、あえて責めるのであれば、待ち合わせ前にもっと綿密な計画をしておけばとか、もうちょっと待っていればと言わざるを得ません。しかし、すでに一年間じゅうぶん待っていて、そこからさらに待てというのも酷な話ですし、このすれ違いは不幸な事故と言うしかないでしょう。その結果、反プリパラの鬼が誕生してしまったのは、時代が産み落とした不幸の産物と言えます。

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 この間にそふぃさんへプリチケを渡したレオナちゃん。スクッと元気になったそふぃさんのゲンキンっぷりは面白かったですが、まるで展開を無視してプリパラへ行く様子は、ギャグを越えた強い意志を感じました。といっても彼女からすれば死活問題ですし、割りと真面目にこんなところで話している場合じゃなかったのかも。
 そふぃさんを止めようとする校長をおデコで止めるらぁらちゃん。ライブを見てくださいと頼みますが、校長にとってあの苦行を味わうのは、それなりに勇気がいりますよね。でも「プリパラは悪くない」ということを証明するためには、それしか手立てがないのも事実ですし、校長が今のようになってしまったのは、確かに不幸が重なったとはいえますが、プリパラそのものに悪意はないですからね。ただテーマパークとして娯楽を提供しているだけで、その性質をよく理解しないまま「外で待ち合わせ」という困難なことを計画してしまった彼女たちの浅慮さも、責められるべきところかもしれません。

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 ソラミスマイルがプリパラへと向かいますが、「見てもらわずに禁止されるのは納得いきません」といういいんちょの強い口調が印象的でした。こういうときにカッコイイこと言うのが委員長なんですよねぇ。
 ドレッシングパフェのときは、途中退席していたので確かに全部は見てないかもしれませんが、それは彼女はプリパラを見ると強いダメージを受けるからで、校長自身には悪気はないように思います。ドロシーちゃんが、見てもらってなかったことで不服そうな言葉を突き刺しますが、校長にとってライブを全部見る、というのは相当な覚悟が必要でしょうね。しかしそれは、反プリパラ政権を樹立しようとしている彼女の性格のように、自分へのダメージを和らげる処世術であり、ある意味、現実を見ないように逃避している風にも見受けられます。
 引きこもりだって外へ出るときは相当な覚悟がいりますし、相応のダメージも受けるでしょう。そんな感じで、なんだか真実を知るのが怖くて、「こうだ!」と思い込んで一直線に走ることで、校長先生は逃避していたのかもしれません。それだけ、彼女はひめかちゃんのことが大好きで、彼女をソウルフレンドだと思っていたということですし、まさに嫌いの中の好き、愛情の裏返しですね。

 ここでいう「真実」が何を差すのか、という話になりますが、恐らくそれは「プリパラには良い面も悪い面もある」ということです。悪い面というと語弊があるかもしれませんが、利用する上で注意してないと、校長のような悲劇が生まれるということです。ネット上でのマナーみたいな感じで、プリパラという特有のテーマパークがあるのなら、それに伴ったマナーやモラルは確立されるべきで、小さな子たちはそれがなかなか難しいということです。
 でも、プリパラは誰でもキラキラ輝けて、友達の輪を広めるという良い面もありますし、そこは素直に褒めなければいけません。しかし校長は教育者という立場上、そしてグロちゃん時代も「こうと決めたらこう!」という一辺倒な感じの性格に見えるので、白か黒か、善か悪かでしか判断できなかったのかもしれません。ある意味シオンちゃんっぽいというか、ドレッシングパフェに入る前のピリピリしたシオンちゃんっぽいのかも。

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 コーデチェンジする前に、らぁらちゃんはみれぃちゃんにおねだり(意味深)します。それは、1話でみれぃちゃんが言った言葉でした。まさかそこを拾うとは思いませんでしたし、そふぃさんからするとナンノコッチャですが、初ライブに飛び入り参加したときのコール&レスポンスほど複雑ではない掛け合いだったので、フィーリングで「うん」と参加していましたね。
 しかも、「プリパラは好きぷり?」に続いて「世界中に届くように」まで繋げたのが感動でした。そこまで拾うとは! 世界中までというのは、日本→海外という意味合いが本来の用途でしょうけど、ここでいう世界は、個人的には「プリパラに関心ない人や、プリパラを嫌っている人のいる世界まで」という気がしました。
 世界中というのはオールアラウンド、どこまでもという意味でしょうし、それは国境も関係なく、人種も文化も飛び越えて、あらゆる世界へ届けるということじゃないでしょうか。あまりやりすぎると、現実では「ゴリ推し」だとか色々と言われちゃいそうですが、少なくともこの場面では「校長まで届ける」という意味合いだったでしょうし、素晴らしいものであれば、世界中へ広めることは悪じゃないですからね。

 むしろ今の日本は、マンガやアニメ、工業製品、スポーツ競技の一部種目以外で誇れるものがあるのかというくらい、なんだか貧相で寂しい感じですし(人々の生活という意味ではなく、世界的な立ち位置という意味で)、世界から見て価値がない国というほど、寂しいものはありません。世界的に価値があるからこそ通貨の価値も変わり、日本への旅行者も増え、日本製家電や部品が世界で重宝され、経済的に豊かになるんです。それがないというだけで、寂しいどころか死活問題です。
 プリパラが素晴らしいとわかっていれば、それを世界中に広めたいというのは当然の衝動ですし、このときのらぁらちゃんたちには、それくらいの勢いを感じました。何せ、プリパラを消滅させようとした人の心に届けるつもりだったんですからね。こんな偉業が達成されたのであれば、世界に広めることは無理なことじゃないでしょう。というか、この世界のプリパラ普及率はわかっていませんが、もしかすると、すでに世界中にプリパラはあったりして?

 さらに言わせてもらうと、「好きぷり?」→「大丈夫ぷり」という流れは、好きでさえあれば大丈夫という、なんだか楽天的ながら、すごく説得力を感じる言葉でした。実際、らぁらちゃんはもともとダンスのセンスはあったようですが(1話でセインツのマネをしていたので)、歌は苦手でしたし、そんな子がいきなりライブを成功させたのも、ひとえに「好き」の力があったからでしょうね。
 好きであれば大丈夫。そふぃさんはライブがあるとき、常々「ライブって楽しい!」と言ってますし、そんな好きのパワーが、彼女の体力を回復させ、レッドフラッシュを使わないでも活動できる時間が増えていっているのでしょう。いいんちょだって、一時期は仲間ができずに孤立していましたが、ここまでやってこれたのも、好きの力があればこそ(クマとの運命的出会いも大事ですが)。
 校長は、「嫌い嫌い」と主張していますが、その中には好きがあって、「好きであれば大丈夫」なのだから、校長はきっと優しい気持ちを思い出せる、と、らぁらちゃんたちはこの時点で確信しているようでした。それだけ好きのパワーを信じていて、プリパラの素晴らしさを信じているからでしょうね。
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 ↑画像最後のみれぃちゃんがコイツに見えて仕方ありません。

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 視聴覚室から持ってきた大型テレビで、校長にプリパラを視聴させようとするドレッシングパフェ一同。校長のダメージを受ける体質を知っているのか知らないのかはわかりませんが(栄子ちゃんが知ってるくらい有名なので、恐らく知ってる?)、これはなかなか拷問チックなシチュエーションです。ドロシーちゃんあたりは、草むしりをさせられた私念も混ざってそう(苦笑)。
 校長がここまで律儀に付き合ってやる義理はないように思いましたが、彼女から真実を引き出したのはらぁらちゃんたちが初めてだったでしょうし、ソラミスマイルの三人が言った言葉は、どれも校長に突き刺さったんでしょうね。校長自身、「ひめかは裏切ってない?」と、彼女の反プリパラ精神に揺らぎが生じていたようですし、らぁらちゃんたちのライブを見ることで、その気持ちに決着をつけようとしたのかも。そうでないと、ほぼ拷問のライブ視聴を、こうやって律儀に享受するわけないですもんね。

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 ぽんぽんふわふわまぜまぜコーデに着替えて、ソラミスマイルの「HAPPYぱLUCKY」が炸裂!(オイ
 初めてこの曲を聞いたときは、服装や振り付けも相まって、随分古い感じがする曲だなぁと思ったものですが(それもすでに慣れましたが)、今回の内容と照らし合わせると、なんだかスムーズな流れに感じるんですよね。あれだけ古臭さを押し出した回想があったからか、ここにきてこの曲がしっくりときます。
 ソラミスマイルの前の曲「PPP」は、そふぃさん加入の記念碑的な曲ですし、歌詞もそんな感じで、元気に跳ねまわる三人は見ていて楽しいです。三人チームになった嬉しさをライブで表現していましたね。
 そこに当てはめて考えると、この「HAPPYぱLUCKY」は、その振付、歌詞、コーデから考えて、「校長に好きを思い出してもらう」ための曲だったんじゃないかと思います。ライブの曲としては一周回って新しささえありますが、どこか懐かしい気持ちにしてくれるのも、そういう穏やかな心にしてくれる効果が、この曲、このライブにはあるのではないでしょうか。

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 今回も最後まで見ずに席を立ってしまった校長ですが、前回の逃げるような退席ではなく、メイキングドラマに感化されて何かを求めるように動き出したのは、明らかに様子が違うとわかりました。このときドレパは、みすみす校長を見逃したんじゃないかと懸念しましたが、後のシーンを見ると、こっそりついていってたようですね。とにかく、今はどこかアテもなく徘徊を始めた校長を追いましょう。
 こうして見ると、冬という季節のこともあって、校長の服装がすごく寒そうです。何せ雪まで降ってましたからね。しかし、雪というと、ゲートで待ちぼうけをくらったときのことを、校長は思い出していることでしょう。
 そんなこんなで歩き続けていると、プリパラ半径100メートルの障壁を突破。もっとバリバリ衝撃があるかと思いましたが、割りとあっさり通れたのは、彼女の心の壁がなくなったからでしょうね。あの衝撃も、校長がそれ以上傷つかないために自ら生み出したものだったはずですし、今となってはそんなものはなくなっていても不思議じゃないということです。
 雪の中、校長の姿がだんだんとシュガーちゃんへ変わっていくシーンは、なぜだかすごく感動的でしたし、その次の展開に非常にワクワクしました。校長が童心を取り戻した、好きを取り戻していったいいシーンだと思います。

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 そこからのひめか登場! 校長がシュガーちゃんになっちゃったわけですから、そこにひめかちゃんがあらわれても不思議じゃないわけですが、だとすると謎が残ります。そこにいるのが亡霊や幻覚でないのなら、校長のようにそこに「誰か」がいるはずで、その正体は何者かということになりますが・・・。

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 お互い、持っていたトモ券を見せ合います。次の瞬間、そこにはらぁらママが! まさかとは思っていましたが、そしてやっぱりという感じではありましたが、でもこのシーンは、雪というシチュエーション、寒そうに待っていたらぁらママの格好、そしてプリパラチェンジした二人が現実に戻るという演出、それらが見事にマッチしていて、もう声も出ません。校長のように呆然としてしまって、状況が飲み込めないレベルでした。何度見てもこのシーンはすごくイイ・・・。
 プリパラにいたので、プリズムストーンから見ていたらぁらちゃんたち。らぁらちゃん自身、「ママ!?」と驚いていましたが、それも当然でしょう。校長先生の昔話は、らぁらちゃんにとってはある意味で別世界、自分じゃない誰かの話だったわけで、そこに出てきた登場人物が、まさか自分の身の回りにいると想定するのは難しいです。この衝撃のラストで強烈なヒキを作ったまま、次回へと続きます。

 としては、なぜらぁらママは一年間待ち続けたシュガーちゃんと会うことができなかったのか。そしてなぜ今ごろになって出会うことができたのか。このあたりが次回で解決されるであろう肝要なところと言えます。
 今、再会できたというのは、らぁらママはずっと待っていて、校長はつい今しがた障壁を抜けることができた、ということで解決できますが、やはりシュガーちゃんに会いにこなかったひめかちゃんの謎がありますね。子供の頃から二人はこの土地で暮らしているようですし、引っ越しという理由もなさそうです。さあ、その真相はいかに!?(白々しい

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 次回は、サブタイトルこそ時期に合わせた「クリスマスプレゼントフォーユー!」でしたが、ひめかちゃんがあらわれなかった真実、そのあたりの校長が抱くわだかまりを解消する内容となりますね。しかし、この後のフォローとしては次の1話は尺が多かったからか、けっこうな転機もいくつか盛り込まれていました。まさにサプライズで、クリスマスプレゼントみたいな内容でしたね(二月下旬にこの記事を書くという事実から目を逸らしながら)。

 というわけで、プリパラ感想でした。

 わたしは理屈のない絶賛とか嫌いなタイプで、あまりそれを押し出したくはないのですが、ことプリティーリズム・シリーズやプリパラに関してはそうもいかないようです。いえ、これでもかなり自制して、違和感のあるところは逐一指摘している方なんですけどね。
 好きという感情は、それこそ理性ではどーにもできない本能のようなもので、それを「思い込み」によって制御していた校長ですが、やはりそれはよくない行動やいさかいを呼び、今のようなパプリカ学園ができあがってしまいました。もし、素直に好きとか嫌いとか言うことができたら、それこそプリパラとしても願ったり叶ったりでしょうし、校長のような人も出てきませんでした。
 ある意味、原因はプリパラとも言えますし、だからこそ校長はプリパラを害悪だとしていますが、そんな校長を救えるのもまたプリパラというのがイイ構造ですね。蛇の道は蛇じゃないですけど、プリパラでつけてしまった傷は、プリパラでないと治せないということでしょう。
 

 ついに予約開始! しかも二種! 普通のねんどろいどより安いため、非常に買いやすいですね。二体買ってもかなりプレイバリューよさそう(狭い部屋からも目を逸らしつつ)。


 予感していた色紙コレクションも発売決定! 本気を出すしかない・・・!


 文具だけでなく、こういうサプライ商品が増えてきたのもいい傾向ですね。ゼルダの伝説ムジュラの仮面がじゅうらいの3DSだと心もとないっぽいので、これを機に買い換えようか・・・。
 Newは内部のテーマとかを変えられるらしいですが、これも着せ替えプレート買えばできるのかな? だとしたらさらに魅力的になるんですけどね。


 最近やっとポチポチ始めたプリパス。専用ソフトも欲しいんですが、不具合とかで回収騒動があったのか、あまり買えなくなってるようですね。次期シリーズに合わせて出し直したりするのかな。
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