寄り道ブログ
寄り道な人生をしています。読んだ小説や、見た映画・アニメの感想などを投稿していきます。
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TVアニメ Go!プリンセスプリキュア #02 「学園のプリンセス!登場キュアマーメイド!」 感想
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 第二話はキュアマーメイドが登場! 生徒会長という見慣れたポジションながら、なかなか珍しい性格に仕上がったと思うみなみちゃんですが、そんな彼女とはるはるの組み合わせは面白い化学反応が期待できそうです。最近は仲良しなプリキュアが続いたので、こういう「水と油」っぽい、それでいてまるっきり相性が悪いわけでもないリアルな距離感から始まるのも、珍しさが目を引くシリーズですね。

【あらすじ】
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二人目のプリキュアがプリンセスプリキュアに加入、と書くと、他シリーズ同様至極まっとうな「第二話らしい第二話」だと言わざるを得ませんが、「カナタ王子」のことや、はるかが「プリンセスプリキュアとして頑張る」ということなど、それに付随する状況の変化・情報開示などが行われていった内容でした。ただ「新プリキュアが追加される」だけでなく、本筋がその分進んでいることがわかりますね。敵のシルエットも、よく見るとクローズ以外に二人の敵も確認できます。

【新キャラクター・海藤みなみ】
プリキュアに目覚めた二人目のプリンセス。演じていらっしゃるのが浅野真澄さんということで、作品によってときどき配置される「大御所枠プリキュア」と言えますね。

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生徒会長という役どころのキャラクターは今までにも数名いましたし、その誰もが有能で、親しみやすかったりお母さんみたいだったりお馬鹿な側面があったり熱血だったりしましたが、彼女のように威厳・威圧感のあるキャラクターは、生徒会長という設定を除いても稀かもしれません。やっぱりそういう要素は「怖さ」に繋がって、女児には受け入れられにくいと避けるところかもしれませんが、今回の舞台はプリンセスを目指すノーブル学園。そこでは礼儀・礼節などを学んでいくわけですし、この設定・環境だからこそ出すことのできたキャラクターと言えるかもしれません。

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マーメイドが仲間に加わったものの、最後のパフュームがなくなってしまうところで話はシメ。他シリーズだと順当に三人目、と繋がりそうなところだったので、ここでワンテンポ置いてパターンをズラしてくるのは、いい視聴者への揺さぶりになっていました。長年見ている人にしか効果のない揺さぶりかもしれませんけど、やはり的確に、そして効果的にパターン外しをされると、続きが一気に気になりますね。いい引き込み方でした。

見ている間に次の展開というのはどうしても予想してしまうものですし、それが予想通りだった場合、人は・・・いえ、勝手に多数意見を代弁するのは傲慢なので、わたし個人の主観の話をさせてもらうと・・・展開が予想通りだった場合、わたしはそこ作品の「底」を見抜いてしまった気になるんですね。実際見抜けているかどーかは別として、すでに一度「予想通りだった」わけですし、そうなると、今後の展開、ラストまでの展開がすべて看破できちゃった気になるんです。こうなるともうオシマイで、その作品の何を楽しんで次回を待てばいいんだ、という気持ちになるのですが、やっぱりそういう予想を外してきてくれると、その裏切りが嬉しくて、ついつい気になってしまうことが多いです。もちろん、その予想の外し方、期待の裏切り方があまりにも突拍子もなかったり理不尽だったりすると、それはそれで見損なうわけですが、今回ラストみたいなのも実にいいバランスをした「期待の裏切り方」でした。

サービスを提供する上で、大事なのは「求められていることをする」のもそうですが、「求められていないことをする」ことも大事だと言われています。その順序は企業によって違うかもしれませんが、後者の「求められていない~」というのは、だからといってまるっきり的外れなことをするのではありません。あくまでお客様のため、「いい方向に期待を裏切る」ことが大事だということです。スティーブ・ジョブズさんの生前の言葉にもある「人は自分が欲しいものをその目で見るまでわからない」も、そのことをあらわしていますよね。お客さん自身・・・ここで言えば視聴者のわたしですが・・・わたしすらわからないような「面白い話・展開」というのはきっとあるはずで、もしかするとプリンセスプリキュアは、それを見せてくれようとしているんじゃないかと思います。

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やけにラストの描写だけで好意的拡大解釈をしちゃっているかもしれませんが、人がひとつのアニメに惹かれることなんて、実はそれっぽっちだけでいいんだと思います。神は細部に宿るといいますし、ああいうシメ方ができるというだけで、もう本作には何も不安なく身を委ねることができそうです。だからといって思考停止した置物と化すつもりはありませんし、斬新だったり楽しい要素は称賛し、ちょっと気になるところはつついていこうと思ってます。モードエレガントのシーンなどは、特に気にするところですね。

【キュアマーメイドの変身、戦闘、各種バンクシーン】
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ゼツボーグのトロフィーデザインも秀逸でしたが、今回はなんといってもキュアマーメイド。人魚の足を思わせる髪の毛のシルエットが特徴的で、人目で「キュアマーメイド」だとわかりますね。むしろ、名前を知らされていなくてデザインだけ見た場合でも、「キュアマーメイド」という名前が出てきそうなくらい、どうしようもなくマーメイドなデザインになっているのが素晴らしいです。名は体をあらわすというより、体が名をあらわしているという感じ。

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マーメイドというだけあって水をふんだんに使用した変身バンクになっていましたが、水だとよくある「泡」のような表現ではなく、バシャーと、まるで冷水をぶっかけるようなシーンが多かったのはちょっと笑ってしまいました。手や足のところならまだしも、頭からかけるとホントに「冷水をぶっかける」感がハンパなく、まるでいじめにあっているかのように見えてちょっとカワイソウに思ってしまったり。でも、泡の表現はありきたりといえばありきたりですし、「流水」というのが冷たさや鋭さを感じて、みなみに合っていたと言えなくもありません。

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変身完了時、三面鏡のようなシーンで顔をドアップにして、瞳の中を映しますが、そのときにやっと泡の表現。このときの音も、普通の泡というよりは、まるでゲームの水中ステージで聞こえそうなデジタルな感じの音でしたが、それも耳に心地よくて個人的には好きなSEでした。まるでソニックの水中ステージで聞こえるような。

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変身後、波打ち際だったこともあってマーメイドの足を波が寄せては返していましたが、このときの無音演出が最高に痺れました。第二話の変身といえば、早くもマンネリしてくるところでもありますが、雰囲気が重々しいというか、一話ではるかが変身したときの「華やかさ」と違って、この現実を重く受け止めているような、強い意志と使命感に燃えている感じがヒシヒシと伝わってくるかのような演出が見事でした。

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戦闘シーンも圧巻の一言。二話だけどまだまだ作画が元気だなぁという印象を受けました。よく考えれば、みなみの初変身回ということにもなっていますし、気合が入るのは当然のはずなんですが、シリーズによってはそういう回は無難でフツーなデキばえだったりしますから、ここまで力を入れて描かれてあったのは思わぬ収穫で驚きました。イエローカードを取り出して投げるゼツボーグの手(?)の動きなども、まるで手品師か何かみたいに巧みでしたし、そのカードを避けたり乗ってサーフィンしたりと、マーメイドだけあって彼女も大暴れ。緩急の表現も秀逸で、効果音も相まって敵の攻撃・プリキュアの攻撃の迫力が凄まじかったです。

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海辺というだけあって、そしてマーメイドという名前だけあって、途中から水中戦に移行しますが、この「水中で戦っている」だけの水中戦というより、まるでそこが主戦場かのように生き生きと動くマーメイドに、真の「水中戦」を見た気がしました。ここまで水中が得意なのってプリキュアでは彼女くらいでしょうし、その珍しい特性も新鮮でイイですね。ノーブル学園の周囲には海があるので水中戦には困りませんが、こういう描写が今後どれだけやるか気になりますね。そう何度も何度もやってはいられないでしょうけど、「ここぞ!」というところで活かしてくれるような気が、ここのスタッフさんたちからは感じられます。

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浄化はフローラのようにモードチェンジからの攻撃でした。ここのCGがやっぱり癖があって、なおかつハピネスチャージのときより違和感があるのは不思議です。別にアニメ本編との乖離もそこまで見られないのですが、コンテが悪いのか、それともハピネスチャージのときと違ってフツーすぎるのか、いわゆる「CGによる恩恵」を感じないのが違和感の原因でしょうか。ハピネスチャージはダンスが入っていましたし、浄化をしない広域攻撃ということになっていたのがいい落とし所になっていたのかもしれません。

本作ではなまじ浄化技になっているのに、アニメーションのバンクと大差ない、いえ、むしろ本作はバンク各種に気合が入っているため、アニメバンクに劣ってすらいるんじゃないかと思える映像なのが問題なのかもしれません。それほどCGのよさを駆使したダイナミックな構図でもないですし、カメラをぐりんぐりん動かすわけでもないので、「CGの必要あるのか?」と思わずにはいられません。新人スタッフへの教育も兼ねているんじゃないかと勘繰りたくなるほどですが、一応EDとモデルが使い回せること、バンクであることから、モードエレガントはアニメではほとんど描かないハピネスチャージのスタイルチェンジみたいな扱いでいくのかな、と思いました。ハピネスチャージのスタイルチェンジは戦闘中ということもあって、たびたびスタイルチェンジした状態をアニメでも描いてましたけど、浄化技であれば、モードエレガントは完全にバンク内だけにしか存在しないような扱いにすることも可能ですし、そういう扱いにして、極力アニメでは描かない方針かもしれません。スタイルチェンジに比べたらそんなにアニメにするのにそんなに労力のいるデザインとは思いませんし、結局状況によっては描くこともあるんでしょうけどね。どっちにせよ、やはりCG化する意義だけは見いだせません。

【作画や各種演出について】
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二話ということもあって、まだまだ作画も元気なようで、特にはるかの百面相や、ランニングなどのさりげない運動シーンなど、随所で作画の良さを感じられました。

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意外だったのは、はるかの顔などを見ればキャラクターデザインが「初代らしい」、というか「稲上さんらしい」のはわかるんですが、それにしてはプリンセスプリキュアは「頭身が高い」というのは、他にない特徴と言えますね。ちょっとミスマッチっぽくて、そのはずなのに整っているように見えるのは絶妙なバランスです。頭身の高さは、下手するとフレッシュプリキュアくらいかそれ以上あるように感じられますからね。同じ「偶数作品(タイトル)」ではありますが、作品のテイスト同様、そういう挑戦的な姿勢が、他シリーズにはないような体格バランスを生み出しているのでしょうか。

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変身バンクの他に、プリンセスプリキュアは「戦闘開始バンク」もありますが(お覚悟はよろしくてのやつ)、今回は校舎をボールから守らなければならなかったため、一度ボールを蹴り返してからバンクに入ったのが、実に合理的かつスマートな展開でした。その後もふっ飛ばされながら森から出てきたり、鉄柱を軸に回転したりして、「空間」をちゃんと描いていたのがよかったです。

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プリキュアの戦闘シーンだと、公園だろうと街だろうと、いざ戦闘が始まれば一種の「戦闘フィールド」のようになってしまっていることがときどきありますが、それは「空間」を描いてないからでしょうね。その分、労力はかかるわけですが、やっぱりこのときのようにしっかり描いてくれていると、状況も把握しやすくなりますし(校舎から逃げていって海までやってきた)、追い詰められている感じや戦闘区域が移動していることの表現になって戦闘が楽しく見れますね。

【総括】
二話といえばまだまだ始まったばかりですが、そのテイストはもうしっかりと伝わってきましたね。というか、序盤でしっかりテイストや目的、やるべきことなどを伝えることはむしろ重要なので、それはちゃんとできている、といったところでしょうか。

ディスピアやカナタ王子、そしてプリンセスプリキュアのことも話題に出ましたし、これからどうやって増えていくのか、ディスピアはどういった戦略・戦法でプリキュアたちを苦しめていくのかが見ものです。プリキュアらしさがわかるのは日常シーンもそうですがやっぱり敵との戦闘のときがもっとも濃く描けるでしょうし、敵もまたしかりで、どういう目的・信念のもとに攻撃を仕掛けてくるのか、どういった戦法を使ってくるのかでこそ、敵を描けるというものでしょう。

さらに言えば、バトルに特化したプリキュアという使命でありながら、プリンセスというエレガントで相反するモチーフが併せ持たれているので、それをどうやって同時に描いていくかも、よくよく考えたら見ものかもしれません。他シリーズでプリンセスといえばお姫様、すなわち王国の姫様などが多く、プリキュアたちはあくまで「伝説の戦士」でしたから、この二つのモチーフは常に相容れずに存在していた記憶があります。それが一緒になったというのは、「この男、刑事で仮面ライダー」じゃないですが、「この少女、プリンセスでプリキュア」なんていう、一風変わったストーリー展開が今後期待できそうですね。カナタ王子が「王子」として登場したのも、プリンセス的立ち位置ははるはるたちに担われている、ということなのでしょう。


毎度ある変身アイテム等をくくりつけるアイテムですが、いつものポーチのようなものと違って、キーを吊るすリングというのが面白いですね。すごく低コストっぽくはありますが、いつものポーチなどとは違った魅力があります。本作の「ドレスアップキー」としっかり合わせたテイストなのがいいですね。


早くも箱物タイプの大きなグッズが登場ですが、パッドということで、本来の箱物タイプ(ドレッサーやボックスなど)はちゃんと後半に出るのかもしれませんね。そういう意味では、パッドということでドキプリのときみたいな強化アイテムを連想してしまいますが、どちらかというとデコル収納ボックスやプリカードファイルみたいな、そういう立ち位置の「序盤登場の大きめなアイテム」という立ち位置なのかも。


まだわたしの視聴は追いついていませんが、やっぱり本作でも武器が登場。ロッドというと直近ではハニーバトンを連想しますが、全員が同じ武器を持つというところや、キャラクターのデザイン、作品の雰囲気から、フレッシュプリキュアを思い出してしまいますね。本作が新たなシリーズ、新たなテイストを意識しているとしたら、同じく転換期となったフレッシュはオマージュとしてはピッタリかもしれません。
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