寄り道ブログ
寄り道な人生をしています。読んだ小説や、見た映画・アニメの感想などを投稿していきます。
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TVアニメ Go!プリンセスプリキュア #03 「もうさよなら?パフを飼ってはいけません!」 感想
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 パフの魅力アピール作戦で、寮の生徒たちに認めてもらえるようはるかたちが奮闘します。同調圧力や犬派猫派論争すら起きそうな内容でしたが、概ねいい内容だったのではないでしょうか。如月さんなど名前のあるサブキャラクターたちが出てきて世界観にも広がりが出ました。
 で、肝心のパフュームの行方は?

【あらすじ】
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失くしてしまったプリンセスパフュームを探すかたわら、「プリキュアのそばにいなくてはならない」ロイヤルフェアリーたちの処遇を決めなくてはならなくなります。しかし、決めるというよりはその前に寮生に見つかってしまい、やむなく「みんなで飼いませんか?」と提案することに。パフ飼育についての可否が問われ、一週間のうちに全員の賛同を得ないとダメだということで、はるかはパフの魅力を伝えていきます。

一方、敵陣営ではシャットという敵もあらわれ、脅威が増強されました。そんな敵が召喚したゼツボーグに遭遇してしまった件の寮生は、プリキュアに助けられ、逃げている最中、別のゼツボーグにも遭遇。プリキュアは先のゼツボーグを対処していたのであわや絶体絶命というとき、パフが身を呈して生徒を守ります。その姿に心打たれ、最後には一人反対していた生徒も改心。全員の賛同を得て、パフは寮で飼うことが決まりました。

【パフのアピール作戦&色んな人々】
三人目ではなく妖精がこのタイミングでピックアップされたのは意外でしたが、登場順としては順当ですし、恒例の妖精玩具を販促する上でもいいタイミングでした。作画が小休止できるタイミングになっていたのもうまい。

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寮の問題は寮生で解決する→じゃあ多数決→意見が割れる→反対の人をすべて賛成にしよう! という、なんともわかりやすいストーリーラインだったのは好感が持てますし、このあたりのテンポは異常なほど小気味良く、トントン拍子に進んでいくのは見ていても退屈しませんが、意外に生徒数が多く、「これ全部賛成にするのは難しいよな・・・」と、思わずにはいられませんでした。どうせなら反対の人数を少し減らすとかしても、如月さんという絶対的な存在がいるので、そこまで「無謀感」も出なかったかなと。パフの魅力をアピールしていくうえで、ちょっとずつ反対派が減っていくステップも必要でしたから、わかりやすさという意味では今回の「半数」から始まるのはまぁ問題ないんですけどね。やっぱり女児が見る以上、わかりやすさというのは大事でしょうから。シールがよくあるただの○じゃなくて、バラになっていたのも凝っていてグッド。でもパッと見ではわかりにくいですね(苦笑)。

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パフを受け入れさせる、という展開にしたことで、色んな寮生たちが登場しますが、それによって世界観に広がりが出たのもうまいですね。ノーブル学園、という狭い範囲内でのできごとになっていくでしょうから、世界観の広がりには不安がありましたが、名前ありのキャラクターが出てくることで、その子が今後語られるかも、という期待が持てますし、たったそれだけのことで色んな展開が想像できるようになるのは意外なほど効果的でした。前作のように「世界のプリキュアがいる~!」という程度ではなく、ちゃんとピックアップされていくんだろうなぁという。ま、これであまり意味のないキャラだったら肩透かしですけどね(苦笑)。今回の如月さんのような出番は、今後あるんじゃないでしょうか(適当)。

【新たな敵キャラ・シャット】
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クローズの体たらくを見たからか、新たな刺客シャットが送り込まれてきました。ヤンキー風のクローズと違い、シャットは紳士風(?)ですが、すごく嫌味ったらしい喋り方で、近くにいるとクローズのようにストレスを溜めることになりそうです。「~だぜ」という語尾はけっこうフツーで違和感もあまりないのですが、「~のみ」というのは無理矢理感も強く、シャットの性格も合わせて最高にウザッたい喋り方になっていました。

名前に合わせて「○○・ユア・ドリーム」の掛け声も変わるのが面白いです。本作を特撮風だと称したわたしですが、こういう決め台詞系にバリエーションが出てくるのもイイですね。そういう意味では、クローズと同僚ということも考えると、シャットはシャットアウトやシャットダウンのシャット、ということでしょうね。

上に伝える、ということを口にしたり、クローズがそれに怯えたりするところを見ると、かなり今回の敵組織はかなり厳しめで、幻影帝国やジコチューのようにゆるゆるとした組織ではなさそうです。そういえば、ジコチューってその名前の通り、各々がジコチューな連中でしたし、「組織的」とは対極な人たちでしたね(苦笑)。

【作画】
さすがに一話、二話と神作画が続いたからか、今回は息切れ気味でしたが、そもそもプリキュアの日常パートはそれほど作画を必要とすることがないですし、お祭り回などで多い「静止画多用」でもイケるときもありますし、そんなに気になるほどではありませんでした。シャット含め、他の生徒達も初登場だったので、そこはしっかり描いて欲しいところもありましたが、それは追々描かれるでしょうし、今しっかり描いてもらう必要は、必ずしもないですからね。

【戦闘シーン】
要所要所でメリハリを入れるパターンではなく、今回はどのパートも全体的に作画が低調だった感じがあり、それは戦闘パートでも顕著にあらわれていましたが、マーメイドのあしらい→水滴アタックみたいな、作画を凝らなくても面白い戦闘が見れたのは収穫でした。むしろマーメイドの技量の高さを伺えるシーンだったと言えますし、やはり作画の良さ=作品の素晴らしさに繋がるわけではないのは、こういうシーンを見ると実感しますね。

一応パフの奮闘もこのシーンに入ると思うので語っておくと、日常パートでの媚び媚び作戦同様、如月さんを守るシーンはこれでもかというほど痛々しく見えて、ある意味で媚びているように見えなくもないですが、ゼツボーグに蹴られるところなんて命に関わりそうでしたし、それくらい必死に守っていたと考えると、パフの懸命さに心を打たれるしかありません。如月さん同様、わたしもすっかり術中にハマッたというか(苦笑)。

トドメはフローラとマーメイドのモードエレガント→浄化技でしたが、プリキュアが増えたので、敵が増えているのも実に合理的でしたね。今回シャットが出てくれたお陰で、二人とも浄化技を披露することになりましたし、「どっちかがトドメ」という、プリキュアにありがちですが違和感のある描写が軽減されていました。そもそもCGバンクに違和感があるのはどうしようもないですが・・・。「ごきげんよう」のバンクも、二人が続けてやるとちょっと違和感がありますし、このあたりはスムーズかつスマートな収め方をして欲しいですね。構図が同じなので、二人を同一画面に入れるのはコピペみたいになっちゃうでしょうし、ですがとりあえずフローラ攻撃→マーメイド攻撃→二人でごきげんよう、みたいに、順番に攻撃している感のある今よりは「同時に攻撃している感」をなんとか出して欲しいところです。

バンクの違和感という意味ではもう1点、変身バンクも、現状はちょっと違和感が出てしまっていますね。二人揃ってまともに変身するのは今回が初めてですし、この期間も短いでしょうからそんなに気にすることもないでしょうけど、変身する際のおじぎと三面鏡演出を二度も見るのはさすがにテンポが冗長になっちゃっています。今までのシリーズだと、変身中は謎の変身空間にいるので、キャラが増えた際も混ぜることが容易なんですが、本作だとそれぞれ固有の宮殿かダンスフロアみたいな空間になっていて、それ自体は洒落ていて問題ないんですが、混ぜようとすると違和感が出てしまいますね。同じダンスフロアに集結させるか、違う映像でもうまく組み合わせるしかなさそうです。でも、それぞれ固有のダンスフロアで変身すると、ちょっと孤独感があって寂しいですね。ハートキャッチやスイート、ハピネスチャージのように、まるでお互い触れ合うような距離感で変身してくれた方が、個人的には「仲良し感」が出て好きです。こっちもこっちで今までにないこだわりが好きなんですけどね。うまくそれらを融合させてほしいというか。

【総括】
順当に三人目加入をせず、ワンテンポ今回の話で遅らせたのは、見ているこちらの予想をいい意味で裏切ってくれましたし、確かに妖精たちの問題は先送りしていい問題ではないので、こうやって足場を固めていく感じは非常に好印象です。作画も小休止していたようですし、「三回連続神作画!」は難しくとも、こうやって一度休むことで「プリキュア初登場は全て神作画!」ということは実現できそうです。監督は演出畑の人だったようですし、そういうところにも気を配ってそうなのが嬉しいですね。

パフをどうやってはるかたちのそばに置いておくかというのは課題でしたが、「部屋でこっそり飼う」「適当に外で暮らしてもらう」などの選択肢があった中で、「正式に寮で飼う」というのも、面白い落とし所でした。妖精が他の人たちにとって公認の存在となるのは、あんまりなかったことですし、今シリーズの「動物っぽい」デザインだからこそできた落とし所でもありますよね。デザイン面や作画労力面などを、うまくストーリーに昇華している感じが実に楽しいですし面白いです。

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ラストのヒキと次回予告で強烈なインパクトを与えるのもプリキュア恒例ですが、安定感がありすぎるというのも、ちょっと満足感が少ないところでしょうか。わたしとしては、王道+邪道みたいなのが好きですし、ところどころ斬新かつ面白いサプライズを期待しているところなので、今回は今までのシリーズと比べて異端っちゃあ異端なんですが、安定感のある面白さで、それがすでに完成されちゃっているようなのが気になります。長年シリーズをやっているわけですから、ノウハウなどは培われていて当然なんですが、その安心感が、すでにこの作品を底まで見通してしまったように感じるのです。その点、ハピネスチャージプリキュアのような七転八倒しそうな作品ほど、ハラハラして次が気になりますし、そういう意味では、本作は「CGバンク」にちょっと違和感があるので、そこがどう変化していくかは気になるところです。何らかの革新的な変更があるのか、それともすぐに別のバンクに変更されるからこそのあのデキなのか。もし変わるならどういうバンクに変わるのか、期待していくことにします。

というわけで、プリンセスプリキュア感想でした。

・・・プリキュアは明らかに視聴が滞っているため、もしかすると見当違いなことばかり描いているかもしれませんが、そこはご容赦ください(苦笑)。
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