寄り道ブログ
寄り道な人生をしています。読んだ小説や、見た映画・アニメの感想などを投稿していきます。
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TVアニメ プリパラ #31 「スマイル!そらみ♡スマイル」 感想
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 みんな! アイドルしてる?
 らぁらちゃんたちの人生の先輩にあたるコスモさんが、いや、他にも色んな人たちが協力して、落ち込んでいたソラミドレッシングに元気を与えました。ファンとアイドルのポジティブな相関関係が美しい話でしたが、ファルルちゃんたちも伝説に挑戦していて、さらに親しみ、関心、愛着が湧く回となっていたことでしょう。

【あらすじ】
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パラダイスコーデを揃えたファルルちゃんとユニコンが会見で「コーデを光らせてみせる」と息巻いている間、らぁらちゃんはかしこまを忘れ、委員長は違反チケットをきりまくり、そふぃさんはぷしゅりまくるという状態に。みんなから心配され、挙句には校長にまで叱責されてしまいます。

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そんなとき、めが兄ぃが倒れたとの情報が。レオナちゃんが一番動揺していた笑いどころはスルーするとして、ここにいたみんなが心配するめが兄ぃへの親愛度も笑えます。ちょっとしたギャグみたいでしたが、プリパラにはつきものですし、この情報によって彼女たちは、苦い経験をしたプリパラへ再び赴きます、めが兄ぃのために(笑)。しかし、彼はスタイリッシュタフガイ、そう簡単にくたばるタマではなかったようで、唖然とするらぁらちゃんたちをよそ目にピンピンしていました。そして、ある人のショーをらぁらちゃんたちに見せます。

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そのある人とは、まさかのコスモさん! ライブ中には校長やらぁらママが出てくる演出があったり、最後にはなおちゃんたちが勢揃いして、らぁらちゃんたちにエールを送りました。勝ち負けが大事なんじゃない、応援してくれるファンのためにライブを届ける、そのことに気づけたらぁらちゃんたちでした。

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一方、別のスタジオではファルルちゃんのパラダイスコーデお披露目ショーが行われますが、散々煽ったもののサイリウムチェンジは起こらず、焦ったユニコンは一時ショーを中断。ファンが冷めて「いいね!」が減ることを懸念した彼女は、新たなパラダイスコーデ争奪大会を発案(というよりは、もともとあるグランプリの景品としてパラダイスコーデを設定)。らぁらちゃんたちにとってはまたとない好機でしたが、同時にファルルちゃん陣営は追い詰められた状態となり、最後の直接対決に向けて熱気が高まっていきます。

【落ち込むソラミドレッシングの面々】
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ファルルちゃんには一度負けているため、そのときと同じ展開を連想しましたが、あのときはすぐ新年となり、しかもまだ取り返しがきく状態だったため、みんなそれほどダメージは受けていませんでした。むしろいいライバルと言わんばかりに燃えていて、ちょっとした敗北イベントくらいの感覚でしたが、今回はさらにそれを上回る絶望的敗北。みんなの落ち込み具合はハンパなく、そこからの再起はちょっとやそっとじゃできそうにありませんでした。

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らぁらちゃんはかしこま忘れ、委員長は違反チケット乱舞、そふぃさんは常時クラゲ化、シオンちゃんはどこでも鍛錬、ウエスト姉妹は不良行動と全員が全員、落ち込むというより常軌を逸した行動に走っていました。しかし、わかりやすく落ち込むより、こういう手法の方がギャグっぽく描けるのは、空気を必要以上に重くしない気遣いのようにも見えて、そのバランスとりが見事でした。このあたりが、森脇監督の独特のさじ加減なのでしょうね。

菱田さんが「プリパラで完成した」という旨を何かのインタビューで言っていて、プリパラの形を完成形だと定義するのは人によるだろうとは思いましたが、現在のヒット具合を考えると、プリパラこそ完成だと言われると納得するしかないかもしれません。それくらい、シリアスとギャグの配分は見事ですし、多少ギャグに寄っているものの、熱い展開やらぁらちゃんたちの真剣なストーリーが損なわれていないのは素晴らしい。

【ひと肌脱いだ人たち】
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らぁらママやのんちゃんやなおちゃん、雨宮くん、いろはちゃん、コスモさんなど、落ち込んだ彼女たちを表現するためにその周囲の人たちが描かれていましたが、それがらぁらちゃんたちに激励を送る展開につながっていました。その筆頭は校長先生で、彼女は特にソラミドレッシングに感謝している立場でしょうから、らぁらちゃんたちが落ち込んでいる状況は許せなかったことでしょう。許せないというほど激しい感情ではないにしろ、情けないとか呆れるとか、そういう感じだったことでしょう。さらに言えば、多かれ少なかれ、周囲の人たちはらぁらちゃんたちにそういう思いを抱いたことでしょうし(憤りというよりは、応援したくなる気持ちというか)、そんな人達が集まったからこそ、あのライブが実現したと言えます。

周りの人たちの行いが尊かったことは間違いありませんが、それは善因善果、らぁらちゃんたちのアイドル活動があったからこそ返ってきた報い(いい意味で)であり、らぁらちゃんたちの活動は決して無駄ではなかったという表現になっていました。よく、主人公が自分の行いを省みて、虚無感に襲われる展開などがありますが、今回の話はまさにソレで、自信を失っていたソラミドレッシングを元気付けるためには、他にはないほど有効な手段でした。自分の行いに自信を失って揺らいでいる主人公を元気づけるためには、その行いで報われた人・・・この場合は楽しくなってくれたファンの人たちなど・・・が、恩返しとばかりにエールを送ってくれることでしょう。

わたしのアイドル論でもありますが、アイドルは「みんなに応援され、みんなを応援する」ことで輝くのだと思います。応援はどんな方法でも構いませんが、アイドルならばやっぱり歌唱やダンスといったパフォーマンス、つまりライブによって、それを行うことでしょう。応援する・・・みんなを元気にするだけでなく、みんなから元気をもらうことで、さらに力を増して、より多くのファンを元気にすることができる・・・その幸せの連鎖みたいなものが、アイドルとファンの関係であり、理想型と言えるのではないでしょうか。この構図を見事に表現していたのが、今回のエピソードの肝だったと思います。

【まさかのコズミックなライブ!】
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さて、らぁらちゃんたちを一番に元気づけた・・・いや、アイドルとは、ライブとはなんぞやという根本を叩き込むかのように新星の如くあらわれたのは、まさかのコスモさん。芸歴がどれだけあるかわかりませんし、そもそもそふぃさんの姉ですから新星と呼んでいいのか疑問ですが(オイ)、口ぶりからするとかつてはアイドルをやっていたようですし(プリズムショーとは関係ない?)、プリパラにやってきた少女は、誰しも一度はライブを経験しそうですから、「この歳で初めて」ということもなさそうです。あ、でもなおちゃんはデビューを渋っているようですし、踏ん切りがつかないうちにズルズルと時間だけが経っていく・・・なんて子もいそうですね。

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コスモさんの楽曲「君100%人生」は、オシャレ番長の名に恥じぬ応援歌的なイントロから始まり、三三七拍子っぽい振り付けとがに股は、彼女のような淑女にはちょっと似合いそうにないかと思いましたが、ゲーム版のイメージも踏まえると、番長らしさには最適の表現でしたし、これが案外似合っちゃうのも彼女らしさに一役買ってます。一度の出番しかないCGシーンの割には気合が入っていましたが、アーケードにもコスモさんが追加される時期でしたし、タイミングを合わせたいい出番だったと思います。コスモさんのストーリーも収録された3DSゲーム、通称「1450」も発売された時期で、劇場版でも彼女のライブはパワーアップ版が披露されました。こういう多方面でコスモさんプッシュがあるタイミングでしたから、力を入れて作成する意味もあったシーンでしょう。個人的にコスモさんは大好きなので、こういう形で出番が与えられたことは嬉しくてたまりません。結果的にキャラソンのジャケットにも描かれたりもしましたし、この時期はコスモさんで頭がいっぱいになっていましたね。コスモさんづくしというか、コスモさんまみれというか、まさにコスモさん100%人生?

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楽曲「君100%人生」は、曲名に「君」が入っているとおり、まさに応援歌、誰かのために送るにはすごくいい歌詞で、コスモさんの年齢なども考えると(オイ)、小さな子よりは大きな成人男性などの方が胸に響くような気がしました。わたしがそうだというだけかもしれませんが、途中で酒(に見える何か)を煽るように飲んだり、曲調がムーディーになったり、フレンチカンカンのような足捌きが振り付けに盛り込まれていたりと、「プリパラライブ」でありながら、ちょっとした劇場で行われるショーのような感じが大人っぽくて、一風変わった楽しさがありましたね。フレンチカンカンというつながりしかありませんが、某有名ゲームサ○ラ大戦3のような雰囲気が非常にストライクでした(あのゲームも大好きなので)。3DSゲームではコスモさんは登場しても、「コスモさんが歌った」曲はなかったので、そういう意味では見る人によっては「念願叶った」というシーンだったでしょうし、わたしもそんな気持ちでした。当時こういうコメントを見かけて、それが「やっとわたしの友達のライブが見れる」という言葉にはすごくグッときましたね。あのゲームをプレイした人にとって、コスモさんはかけがえの無い友達であり、その友達が100%なライブを見せてくれたわけですから、嬉しくないわけがないんですよ。曲がアップテンポになったとき、ステージ上の巨大スクリーンがワープに入るような映像に変わるのもスピード感があって素晴らしいです。その後も銀河が映ったりして、宇宙要素が壮大かつ幻想的にステージを演出してくれていました。

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曲調、ダンスのマッチ感も素晴らしいですが、途中でグロちゃんとひめちゃんが出てきたシーンも演出として最高でした。ライブ中にアニメシーンと切り替わることは多々ありましたが、CGシーンにそのまま同居するようにアニメシーンが出てきたのがとても挑戦的で、なおかつほとんど違和感なくできていたのが驚きでした。演出としては奇抜でしたが、グロちゃんとひめちゃんはソラミドレッシングに一番感謝したい立場でしょうし、こうやって出てきてくれたのはコスモさんのライブ同様、いいエールとなったでしょうね。ドロシーちゃんは「げぇ!」なんて言っていましたが(笑)。

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サプライズなコスモさんの登場、グロちゃんたちの演出もじゅうぶん素晴らしかったですが(まだあるのか)、さらには新メイキングドラマも新登場の「ネオンライトルーレット」!。最初の「駆け抜ける!」というセリフは、そのときスケートシューズのようなもので滑走していましたし、その軌跡のこともあって、ゲーム版コスモさんの「コズミックドライブ」を連想する導入だったのは、ちょっと小粋な演出かファンサービスなのでしょうか。らぁらちゃんたちも登場する大観覧車の演出もさることながら、アーケード版だと存在しなかった夜の街並みまで出てきたのは驚きで、さらにその夜景がなんとなく横浜みなとみらいっぽいのも憎い演出でした。横浜といえばプリティーリズム・オーロラドリームの主要な舞台でしたし、プリティーリズムらしさを感じるプリパラライブでしたが、そもそもコスモさんがアーケードではプリティーリズム・ブランドの担当キャラですし、彼女=プリティーリズムらしさ、ファンサービスの権化みたいなところがありますね。

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サイリウムチェンジも盛り上がります。サイリウムコーデ自体もカッコよく、それでいてプリズムスターのようなシンプルな装飾なのがスタイリッシュです。胸元の大きな星マークが特徴的ですが、タイツなのかニーソなのか、片足だけ履いているのもセクシーです。最後の動きやカットは非常に艶めかしく、ライブ演出の菱田さんがかなりこだわったシーンらしいですね。肩の動きや唇の表情などがとても扇情的で、さらには会場のサイリウムが銀河状になって回転していたのがすごく綺麗でした。コスモさんは今回が初ライブ、みたいな印象がありましたが、「昔はブイブイ言わせていた」というのがどこの話かわかりませんし、実はデザイナーになる前はプリパラアイドルをやっていたのかもしれませんね。「あのオシャレ番長が久しぶりにライブ!」ということで精鋭が再集結し、完璧な連携を見せているのかもしれません。今までに比べて観客の練度がすさまじいですし、そう考えると「昔ブイブイ言わせていた」の補強になる演出だったでしょう。銀河サイリウム本当に綺麗だ・・・。

【ファルルちゃんとユニコンの挑戦】
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すでにお腹いっぱいなくらい満足度の高いライブシーンでしたが、今回はまだ終わりではありません。ファルルちゃんとユニコンの「パラダイスコーデを光らせる」という挑戦が行われ、しかし結果は未達。ファンが離れて「いいね!」が減ることを恐れたユニコンは、咄嗟の機転でパラダイスコーデを次のグランプリの景品にすることを決め、ファンを引き止めることに成功。さらにはいいねをより多く集め、次こそ光らせるという再挑戦の機会を得ました。コーデを揃えてすでに順風満帆ムードだったファルルちゃん陣営ですが、彼女たちはコーデを光らせることが主目的なため、むしろこれから、という立場なのがらぁらちゃんたちと違って興味深いですね。さらに、セカンドチャンスのためにでっちあげた内容が、らぁらちゃんたちの再挑戦の機会にもなっていたのはなかなかに功名な図式でした。

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圧倒的実力差を見せつけて王者の風格さえ感じさせたファルルちゃんですが、彼女は彼女で伝説に挑戦していますし、そういう意味では彼女も挑戦者な立場なのが面白いです。挑戦する方向は違いますが、ファルルちゃんたちも決して余裕があるわけじゃないのが、実力が拮抗していないはずなのに同じような状況に感じられますね。だからこそ、両者の戦いは白熱していきますし、どちらに軍配が上がるか想像もつきません。そんな状況をうまく生み出しているのがさすがですね。続きが気になる作りになっていて、なおかつどちらも応援したくなる状況です。今までは何のバックボーンもなかったファルルちゃんたちですけど、すでに前回で事情も知ったので、このあたりで感情移入しやすくなっていたことでしょう。メイキングドラマ泥棒の汚名が注げたわけではないので、嫌いな人はこのときもまだいたかもしれませんが、最終的にファルルちゃんストーリーがひととおり終わると、その人達もファルルちゃんには好意的になっていたと思いますし、そういう変遷を丁寧に描いていったのがファルルちゃんストーリーのいいところですよね。ファーストシーズンの締めくくりでもありますし、否がおうにも盛り上がったストーリーは一部始終が秀逸でした。

【総括】
落ち込んだらぁらちゃんたちを元気づけた周囲の人たちですが、わたしの持論とするアイドル論・・・つまり「応援し、応援される関係」がうまく描かれていて、勝ち負けにこだわらないことの大切さも学ぶことになりました。この状況でファルルちゃんと再戦することになりますが、どちらにも勝って欲しいような、そういう複雑な心境に持ち込まれているのも巧妙です。手の届きそうにないファルルちゃんの力、しかし力をつけて挑戦しようとするらぁらちゃんたち。ファルルちゃんもファルルちゃんでギリギリのところで伝説に挑んでいますし、この関係性が実にスポ根していて燃えますね。自分たちにも勝ちたい理由があるのと同様、相手にも勝ちたい理由があるということですし、いわゆるライバル強豪校などが人気になったりするのと同じ構造と言えるでしょう。

というわけで、プリパラ感想でした。

ファルルちゃんストーリーは、前回のユニコンの告白から火が点いたような勢いですが、今回でさらに急展開を見せた感があります。彼女たちにも退けない理由ができ、らぁらちゃんたち同様に追い詰められているということが、親しみなどを生んだのかもしれません。そういう生い立ちや境遇など、色んなことを知れば知るほど興味が出てくるのは、何もファルルちゃんに限った話ではないでしょうね。現実のアイドルであれ、声優であれ、制作スタッフであれ、原作者であれ、身近なツイートやブログなどでどんどん興味が出てくるものです。最近はその距離感が近すぎてる感もありますが、基本的にはその人物の人となりを知ることは、同時に親しみを感じるので歓迎されるものでしょうし、ファルルちゃんに対しての好感度はまさにソレで(良いキャラ描写の論法でもあります)、描かれていくたびにしっかりと親しみを感じるようになっているのは素晴らしいです。この一連のストーリーがあったからこそ、わたしが一番好きなキャラクターはファルルちゃんになったと言っても過言ではありません(誰も聞いていない)


やっとこちらも案内が開始されたツインギンガムのウエスト姉妹。一応2体ずつというペースは遅れていませんし、どうやらツインギンガムは塗装などが難しかったらしく、順番的には後ろに回されたようですが、ちゃんと出るようで安心安心。これでソラミドレッシングはひと通り出揃い、プリパラのねんどろいどこーではひとまず休憩・・・となってしまいそうなのは怖いですが、いつかのフィギュア誌でファルルちゃんの情報もチラりと出ていましたし、せめて原型などでもいいから明確な情報が欲しいですね。ファルルちゃん再登場と情報解禁を合わせてきたりするかな?


発売が待ち遠しい映画プリパラの映像ソフト! あのクライマックスがまたいくらでも見れるなんて嬉しすぎる・・・。


セカンドシーズンのキャラソンもついに発売! 最初に登録されたときは名前がソラマゲドン・みだった気がするんですが、訂正したのかな? しかし~&~&~&・・・と、&が多い商品名だ・・・(笑)。収録曲の三曲目がまだ未定のままですが、発売ももうすぐですし、最近の展開からすると、順当に「ソラミ版ドリームパレード」だったりするのでしょうかね。
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