寄り道ブログ
寄り道な人生をしています。読んだ小説や、見た映画・アニメの感想などを投稿していきます。
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プリパラクライマックス感想うっちゃりビッグバンズ編
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このチームについて何を語ることがあるのかと思ったそこのあなた!何をおっしゃるウサギさん!
プリパラに好きなアイドルはたくさんいますが、その中でも特筆して好きなアイドルであるコスモさん、あじみちゃんを擁するこのチームで、語れないことなんてことあろうはずがありません!文字通り他チームとは毛色が変わりそうですが、とにかくいきます!


★チーム概要
神アイドルグランプリファイナルへ出場するチームが順調にそろい始めたころ、敗者復活枠があることが判明。あじみ先生とコスモさんはななみちゃん(キュピコン)を加えたチームでその枠を狙いますが、ななみちゃんは宇宙に飛び立ってしまったため、最後のメンバーとしてちゃんこちゃんを迎え入れ、見事敗者復活枠をゲット! 正直ここは最初からうっちゃりとして結成していてもよかったのでは、と思わなくもないですが、そふぃ様親衛隊チームも一瞬とはいえアイドルとして上を目指そうとしたところや、あじみ先生とコスモさんがいわゆる「モブ枠」のまま終わってしまいそうというミスリード的展開が一時的にあったことで、視聴者としては予想を外される楽しさがありました。まさかこのチームが完成して、しかも本戦に絡んでくるとは! という驚きがありましたね。


★キーワード・特殊アイドル枠
1年目後半で突如としてライブを披露してくれたコスモさん。2年目では登場こそ遅かったもののひびきより先にデビューライブを見せ、その衝撃的なキャラクター像を視聴者の脳に塗りつけていったあじみ先生。映画プリパリの1ルートの目玉として用意されたちゃんこちゃんという、三者三様の特殊な立ち位置をしている彼女たち。

コスモさんは映画プリズムツアーズでもライブがあったので、もともとそれ用に準備されていたんだと思いますが、それでもいわゆるモブ的な立ち位置の彼女がライブをしたのは驚きでした。あじみ先生は秋のプリンセスになったくらいですし、アロマゲドン、ふわり、ひびきと同様に2年目の新キャラとしてラインナップされていたはずですが、彼女たちとはかなり毛色が違うというか、一人だけ先生ですし、本筋にあまり関わらない、成長描写などもあまりないというかなり変わった立ち位置なのがわかります。だからなのか、年齢的にも設定的にも近いからか、コスモさんと同期でコンビのように活動しているところは非常にお似合いですし、その様子がわたしは好きですね。
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[図1:ムンク化するコスモさんとあじみ先生]

ちゃんこちゃんは映画で作ったCGの減価償却と言ってしまえばそれまでですが、ファルル役の赤崎さんが兼ね役でやっていることからも、新曲や本編収録の際に都合がつきやすい、という利点がありますね。これは赤崎さんの魅力的な「ちゃんこちゃん演技」が呼び込んだ流れのように思えて(当初の予定にはないライブだったと思います)、逆に言うと、定子ちゃんや栄子ちゃん、ラブちゃん、蘭たんなんかも少し運命が違えばデビューできたのかな、なんて思ってしまいます。まぁちゃんこちゃんは、あの体型に自信を持っているキャラクターですし、アイドルとしてライブさせるのはビジュアル的にもメンタル的にも非常に有意義なものになりますし(外見がすべてじゃないというメッセージをこめられるので)、決してチョイスが悪いわけではありません。ただ、ちゃんこちゃんがデビューできた現実があるわけですし、他の子もできたんじゃないかな、と、ありもしない未来を名残惜しんでしまう不思議な気持ちが純真乱舞です。


★キーワード・対トリコロール戦
うっちゃりビッグバンズはトリコロールとマッチングしましたが、これもまた、一番因縁のある相手ですし(主に向こう側にですが)、むしろこれ以外の相手とは関係性が薄いのでストーリーも描きにくいでしょう。というわけでトリコロールと対決になりましたが、うっちゃりビッグバンズとしては普段通り挑む、くらいのことしかしませんでした。むしろ向こうのひびきが勝手に弱ってくれたので、先行で語尾ダメージを与えたという意味でも有利ではありましたが、後攻勝率の高さと、その素のパフォーマンス差で敗北、という形になってしまいました。ひびきが弱っているときに「やった不戦勝だ」なんて考えではなく、正々堂々、全力で戦いたいという気持ちを伝えたのはいいシーンでした。
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[図2:トリコロールの控室に挨拶にやってくるうっちゃりビッグバンズ]

ひびきが弱ったときにあじみちゃんが自分の語尾が原因だったことを知り、泣きながら謝って語尾をやめようとしたシーンは、その後けっきょくやめることはできませんでしたが、健気で泣けるシーンでした。もともとあじみちゃんはひびきの心が壊れそうなときになんとか元気づけようとしていましたし(逆効果でしたが)、あの語尾だらけな喋り方で語尾とは切っても切り離せない性格で、語尾がアイドルになったような人なのに、ひびきの容態が悪くなったことでそれをやめようとするところはとても泣かせてくれます。ひびきのために命を差し出す、とまでは言わなくても、その人生スタイルすべてを捧げそうな勢いが、あじみちゃんの人の良さを感じさせましたね。
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[図3:ショックを受けるあじみ先生]
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[図4:自分の語尾がくるくるちゃんを苦しめていたと知って涙するあじみ先生]


★キーワード・神アイドルグランプリファイナルでの活躍
神アイドルグランプリファイナルは、その名の通り神アイドルを目指すグランプリです。そんな中、神アイドル=ジュルルを救える存在、という付加価値もついたわけですが、その動機が一番強いであろう存在はらぁらちゃん擁するソラミスマイルやドレッシングパフェ、ノンシュガー、ガァルマゲドン、トリコロール・・・つまり、うっちゃりはこの動機に関しては一番薄いかな、と感じます。

コスモさんはそふぃさんと一緒に、あじみちゃんは桃ジュースを絞ってあげたりと関係がないわけではないですが、らぁらちゃんに比べればそれほど母性や使命感などは感じてないようですし、ちゃんこちゃんに至ってはジュルルと触れ合ったり一緒にいたシーンがあったっけ、というレベルです(わたしが忘れているだけ?)。そういう意味ではモチベーションは全チームの中では一番低く、即席チームということもあって意気投合しているとはいえ、結束力なども他チームに比べれば弱めでしょう(一応ジュリィとは対面して直にお言葉はいただいていましたが、らぁらちゃんたちが育んだ親子愛ほどではないでしょう)。

しかし、そんな状況でファイナルまで上がったという実力は、それだけアイドル個人のパワーや個性がすさまじいということでもあり、素のスペックの高さはうかがえます。だからこそ、トリコロールとの対戦後、神コーデのダイヤはかなり盛大に割れたのでしょう。ドレシVSガァルマゲのときの割れ方とかなり差があったので、暗にその2チームのレベルが低い、と明示されたようで面白くない人も多かったかもしれませんが、ドレシはガァルマゲ戦後に修行の旅に出ますし、ガァルマゲドンは前の記事に書いたように「未熟だからこそ魅力」なキャラクターだと思います。まだ成長途上な2チームと、すでに完成しきった2チームの対決だから、割れ方に差があった、という認識でした。


★キーワード・♪愛ドルを取り戻せ!
衝撃的結成・デビューを果たし、トリコロール戦でも披露したうっちゃりビッグバンズの楽曲です。このチームだけの特権かのようなミステリーサイリウムコーデも目をひきますが、ヘビィメタルな雰囲気とあじみちゃんの語尾ラップ(?)が意外にマッチしていて、不思議な調和を見せるのが面白いです。ラップを完全に除外して聞いてみればすごくかっこいいのですが、語尾ラップが入ることで堅苦しさが多少緩和され、メタルの「怖い感じ」も和らいで、優しい・楽しい雰囲気になるのが魅力的ですね。

縦横無尽に画面内を移動するあじみ先生ばかりに視線をとられますが、ガッツリ踊っているコスモさん、ちゃんこちゃんもかっこいいですし、定位置でフツーに踊っているあじみ先生を見るとなぜか笑えたり、そしてそんなあじみ先生がひときわ可愛く見えたり、いつもと違った雰囲気のライブ演出が楽しいです。キンプリで忙しくなってきたのか、それとも後継スタッフを育てていたのか、うっちゃりのライブ演出はプリティーリズムで監督をしていた菱田さんではなさそうです。今中さん、安藤さん、佐藤さんといった方々も最近は多く見かけるので、少し寂しいですがスタッフロールから菱田さんの名前がなくなるときも遠くないかもしれませんね(どうやら新シリーズのアイドルタイムプリパラでは、菱田さんは完全に抜けてしまうそうです。残念)。
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[図5:ライブでかわいいあじみ先生]
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[図6:縦横無尽に画面内を動き回るあじみ先生]

メイキングドラマもそうですが、特にちゃんこちゃんから多く感じ取れる「世紀末感」がすごいです。ミステリーコーデはサイリウムコーデでもあるからか、サイリウムチェンジしても衣装が光るだけで衣装そのものが変わったりはしないので、そういうところに省エネ感がありますね。チーム衣装もチームサイリウムもスーパーサイリウムもないわけですが、ミステリーサイリウムという特別感と統一感だけでそれらをすべて担っているのがうまいです。ゲームで排出されるミステリーサイリウムがアニメと無関係だったところに新たな意味を持たせましたし、省エネしつつ他のチームとは事情が違う「敗者復活枠」ということをわかりやすくしてくれて、それでいて3人に統一感が出るので、このミステリーサイリウムの採用は実働面での都合にも、脚本的都合にも対応した采配で感心しました。
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[図7:メイキングドラマを披露するうっちゃりビッグバンズ]
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[図8:サイリウムチェンジしたうっちゃりビッグバンズ]


★うっちゃりビッグバンズ総括・アイドル核弾頭
即席チーム、最終駆け込みチームというだけあって、ストーリー的な深みはあまりないうっちゃりですが、個々人のスペックの高さ、その特殊性のある立ち位置、ひびきとあじみの関係、革新的なライブ映像など、決して見どころがないわけではない、むしろ好きな人はとことん好きというようなとがったチームといえるでしょう。

あじみちゃんとまほちゃんの関係があまり改善しなかったのが心残りですが、お互い歩み寄りをほんのちょっぴり見せたのは事実ですし、そふぃさんの体力問題、あろまのいたずら体質同様、ひびきのプライド高い態度など、個性となるところはたとえ弱点や短所であってもそう簡単には直さないのがプリパラですし(それを短所ではなく愛すべき個性としているから)、二人の関係は徐々にですが縮まっていくことでしょう。亀の歩みのようにノロイかもしれませんが。

正直な話をすれば、脚本上、実はいなくてもよかったチームかもしれません。何か理由をつけて、もしくはトーナメントの構図をうまいこと考えれば、この枠はいなくても話は成立したでしょう。しかしCGのあるあじみちゃん、コスモさん、ちゃんこちゃんが宙ぶらりんになってしまうのは事実ですし、正直なところコスモさんにはもう曲がもらえないと諦めていたところもあったので、こうやって神アイドルグランプリに関われたというだけでファンとしては嬉しい気持ちがあります。そして、そういうファンのことを思ってうっちゃりビッグバンズを誕生させてくれたとしたら・・・そのため「だけ」にかなり労力を要したかもしれませんが・・・これほど嬉しい待遇もないでしょう。

年齢だったり、その強烈すぎて周りをドン引きさせてしまうほどの個性だったり、体型だったり、ある意味でこのチームはアイドルとしてはアウトローな要素が揃いすぎています。見ている女児が憧れるようなアイドルではないかもしれませんが、逆にそういう立場に近い人にしてみれば、彼女たちの奮闘はなんだか元気や勇気がもらえます。見ている全員ではないかもしれませんが、一部の人に元気を与えてくれる、そんな存在が彼女たちうっちゃりビッグバンズなのではないでしょうか。

というわけで、クライマックス感想うっちゃりビッグバンズ編でした。
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