寄り道ブログ
寄り道な人生をしています。読んだ小説や、見た映画・アニメの感想などを投稿していきます。
201709<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>201711
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
映画 BLOOD‐C The Last Dark 感想
BLOODC01.jpg

 先日見てきたので感想でも。
 TV版はニコニコで視聴済み。一作目の『BLOOD THE LAST VAMPIRE』、二作目の『BLOOD+』も見た上での感想になります。ネタバレ注意。
 あらすじとしては、文人を殺すという至極明快なもの。簡単に言えば小夜の復讐劇でしょうね。その動機がテレビ版と考えればいいです。

 一作目のBLOODが、吸血鬼的存在=翼手を生物兵器的に描いていたとすれば、二作目の+では元来の吸血鬼のように描き、そして今作では古きもの(妖怪的存在)として描かれていました。ここはCLAMPさんのテイストが出ていますね。文人が霊的な能力を持っていたのは驚きでしたが、そういう世界観ならまぁありえないほど突拍子ではなかったです。

 ホームページやチラシ、ポスターやグッズなどに描かれた小夜がことごとく可愛くないのがちょっと残念。本編映像が一番可愛く、そしてカッコよく、元祖の小夜にも似ていて、さらにCLAMPさんの絵も見事に再現していたのがすごかった。それらの要素はとてもひとつにまとまるものじゃないとさえ思っていたので。

 ×××HOLiCのファンなら、最新の四月一日をスクリーンで見る、というだけでも価値があるかもしれません。物語に大きくは関わりませんが、彼の現在(一応)を知ることができるのはいまのところこの映画だけでしょうから。

 アクションシーンは当然ながらすばらしく、無愛想になってしまった小夜が徐々に心を開いていく過程を見ているとなんだか応援したくなりますし、彼女の幸せを願いたくなってきます。けれど最後に復讐を遂げてしまい(復讐劇は遂げてしまうと目標が失われます)、さらに仲良くなった女の子の父親を、実は映画冒頭で殺してしまっていたという事実が、小夜の居場所をなくしてしまいます。仲良くなった女の子は帰りを待っているのですが、小夜はあてもなく町をさまよっているようです。

 この基本的にハッピーエンドなはずなのに救われない、報われない、すっきりしない感じがいかにもCLAMP作品という感じです。個人的にCLAMPさんの作品は好き嫌いが激しいわたしですが、今作に関してはすごい好きな終わり方でした。久々にかっこいい「戦うヒロイン」を見れた気がしますし、BLOODシリーズの、これもまたひとつの形としてはアリなんじゃないかと思いましたね(テレビ版のときは散々な言われようでしたけど・・・)

 万人ウケはしない作品だと思うので、CLAMP作品が好き、もしくは四月一日やHOLiCが好き、BLOODシリーズが好き、という方にオススメです。テレビ版で見放してしまった人も、上記にあてはまるのであればこの映画は楽しめると思います。
 映画はテレビ版とは完成度が雲泥すぎて、一応地続きにはなっているものの、まったくの別作品のような雰囲気でした。小夜の復讐の動機さえわかっていれば、テレビ版はそれほど重要じゃないので。

 映画はテレビと違いすぎて、「これはもはやテレビ見る必要ないのかな?」とさえ思っていたのですが、やはり小夜の動機付けという面ではテレビ版も大事でした。特に、仲良くなった女の子と父親のことを話すシーンで、今までぶっきらぼうだった小夜が父親のこと話すところで不覚にもウルッとしてしまいました。そのとき「テレビ版見ててよかった」と思いましたね。

 というわけでBLOOD‐C The Last Darkの感想でした。

 パンフレットは安いですし表紙、裏表紙、中身も素晴らしいので買う価値アリですよ。
コメント
コメント
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
copyright © 2017 Powered By FC2ブログ allrights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。